『バーンラック』なぜバンコクのカップルがバレンタインデーに集まるの?

シーロム通りとチャルンクルン通りの交わる三叉路。この一帯は『バーンラック』という一日中人通りの絶えない地域です。

この『バーンラック』は、バレンタインデーになるとカップルが集まると有名な地域です。なぜこの『バーンラック』にカップルが集まるのか?記事にしてみたいと思います。

『バーンラック』なぜバレンタインデーにカップルが集まるの?

バーンラック( เขตบางรัก)

『バーンラック』はチャオプラヤー川に面した、バンコク行政区の一つです。BTSサパーンタクシーン駅周辺の地域です。

かつてこの地域には、アメリカやイギリス、フランスなどの欧米各国の領事館が立ち並ぶロマンチックなエリアでした。

また、現在でもチャオプラヤーエクスプレスからは、川沿いに並ぶたくさんの古い洋館を眺めることができます。

川沿いには、バンコク市内でも有名な高級ホテルがいくつも建っています。中でも歴史が深く、現在のバンコクでも最高級のホテル「マンダリンオリエンタル」は観光客の憧れのホテルとなっています。

バーンラック区.wiki

バーンラックの名前の由来

『バーンラック』という地名の【バーン】は村という意味、【ラック】はカロトロピスという木の名前です。写真はバンコク郊外の運河、イメージです。

ということで、この地域には古くからラックの木が生えていたということかと思いきや、この由来は、このあたりの運河にラックの丸太がたくさん浮かんでいたということからだと言われています。

かつては、ここにバーンラック運河というものが存在し、シーロム運河と接続してチャオプラヤー川に流れ込んでいました。

また、この地には古く病院があり、治療する【ラックサー】村という意味でバーンラックという名前がついたとも言われています。

なぜカップルがバレンタインデーに集まるの?

バーンラックはタイ語で「愛の街(village of love)」として、バレンタインデーにカップルが婚姻届を出す街として非常に有名です。

なぜなら、この【ラック】という言葉は、タイ語で愛するという意味も持ちます。これがこのバーンラックが愛の街といわれ、カップルがその愛にちなんで集まる理由となっています。

近年では、バレンタインデー(愛の日)に、このバーンラック区役所に婚姻届を出すカップルが増えており、ニュースで報じられるようになりました。

このバーンラックには、タイの中枢を支える中央郵便局があります。この中央郵便局は、昨今大規模に修繕され、パーティーや結婚式を行う会場としても用いられれるようになりました。

ちょっとディープな『バーンラック市場』

この『愛の街』バーンラックにあるちょっとディープなスポットとして、『バーンラック市場』があります。

近くにロビンソンデパートもありますが、タイのローカル市場として、地元の方々で賑わっております。特に朝は忙しい時間帯で、非常に活気があります。地元の方々の生活と触れ合える貴重な時間帯です。

以前の記事でご紹介した、『クローントゥーイ市場』よりはかなり小ぶりな市場ですが、こちらもタイの屋台や飲食店の台所を支える重要な市場のようです。

関連記事

『クローントゥーイ』タイ最大のスラム街はなぜ港の中に誕生したのか?この記事を読んでみる

バーンラック周辺の素敵なホテル

ルブア アット ステート タワー (lebua at State Tower)
 バーンラック

このバーンラック周辺の素敵なホテルに、私がバンコクで1番好きなホテル、ルブア アット ステート タワー (lebua at State Tower)があります。

上層階には、シロッコ、メッツァルナ、ディスティルと言った有名なレストランやバーがあります。こちらは観光スポットとしても非常に有名で、人気のスポットとなっております。

ぜひバンコクを訪れた際には、絶対訪れてみたい、一度は泊まってみたいホテルです。

関連記事

ルブア アット ステート タワー (lebua at State Tower)に泊まってみた この記事を読んでみる

まとめ

このバーンラックも歴史の古い街ですが、近年はこういったケースで話題になることもあるようですね。

古くは丸太の流れる『運河の街』、現在はカップルが集まるロマンチックな『愛の街』へと。歴史とは本当に面白いものですね。