ワット・プラサート バンコクで高僧トゥアット師ゆかりの寺院を歩く!!

ワット・プラサート ブンヤワートは、バンコクでも歴史の古いドゥシット区にある名刹で、タイ国内で最も有名な高僧にゆかりのある寺院です。

実は私が身につけているプラクルアンが発行された寺院でした。ということで、今回は、下町で人気のワット・プラサートについて、記事にしたいと思います。

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ワット・プラサート バンコクの歴史ある名刹!! 高僧ルアンプートゥアゆかりの寺院を歩く!!

伝説の高僧ゆかりの寺院を歩く!!

 ワット・プラサート

バンコク都内でも特に歴史の古いエリア、ドゥシット区に隠れた名刹があります。それがワット・プラサートです。

決して大きな寺院ではありませんが、意外にも参拝者が多い寺院として知られています。その理由は、この寺院がタイ国内でも最も有名な高僧にゆかりのある寺院だからです。

 ワット・プラサート

タイでは僧侶が尊敬の対象として、高い地位を持っています。よって、歴史的にも有名な高僧は学校の授業で勉強するほど人気があり、肖像画としても販売されています。

また、店頭に肖像画や仏像が飾られているお店や日本の仏壇のように一般の民家でも普通に見かけることがあるのです。

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伝説の高僧!? ルアンプートゥアットとは!?

 ワット・プラサート

タイ国内では伝説として語り継がれる高僧が何人もいますが、この寺院にゆかりのあるルアンプートゥアット氏は、中でも最も有名な僧侶と言われています。

タイ南部のソンクラー県出身の僧侶(西暦1582~1682年)で、現在から400年以上前なので、正確な資料は残っていません。

 ワット・プラサート

しかし、船が難破した際に海水を真水に変えたり、流行したコレラを治す聖水を作ったりと数々の伝説が残っています。

また、当時の肖像画が残っていなかったため、人々の夢やおつげに出てきた姿からの創造で肖像画が描かれるほど人気があります。

プートゥアット氏ゆかりの寺院としては、パッタニー県のワット・チャーンハイが有名ですが、このワット・プラサートに滞在した歴史からゆかりのある寺院と言われています。

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美しい本堂も必見!!

 ワット・プラサート

プートゥアット氏の巨大な像が目立ちますが、やはり本堂を参拝したいと思います。当日はそこまで参拝者の姿は見かけませんでしたが、幸運にも本堂が開いていました。

寺院の敷地内はプートゥアット氏一色だったので、本堂の中にも安置されているのかと思いきや、オーソドックスなスタイルです。

 ワット・プラサート

シンプルながら雰囲気のある仏像は美しいチンナラート仏でした。壁に描かれた宗教画もオリジナリティがあり、すばらしいでしょう。

観光地化された大きな寺院も魅力的ですが、個人的にはこうしたローカル感のある寺院にこそ、タイの文化を感じることができると思います。

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プラクルアン販売所もチェック!!

 ワット・プラサート

私がこの寺院を訪れたのは、普段身につけているプラクルアンがこの寺院発行のモノだったことがきっかけです。ということで、実際にプラの販売所もチェックしたいと思います。

ちなみに販売所のスタッフもすぐに分かったようで、私のプラクルアンを見てこの寺院のモノだと喜んでいました。

 ワット・プラサート

せっかくなのでプートゥアット氏のプラを欲しいと話すと、特別にワット・チャーンハイ発行の貴重な古いプートゥアット氏のプラがあるようです。

しかし、価格は意外に高額でした。普通にマーケットを探せば安価で手に入りそうですが、これも縁なのでチャオ(借りる)することにしました。

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高僧にゆかりのある寺院!! ワット・プラサートに行こう!!

住所:Wat Prasart Boonyawas Wachira Phayaban, Dusit District, Bangkok, Thailand

参拝時間:7:00頃〜17:00頃!?

私はこのドゥシットエリアの寺院を散策しながら歩いて向かいましたが、バンコク都心からは少し離れているので、ビクトリーモニュメント駅付近からバイタクが便利です。

周辺はバンコクでも特にローカルな雰囲気が残る場所で、旧市街とも言われています。観光地化された場所だけではなく、こうした下町を歩いてみるのもきっと趣があるでしょう。

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さいごに

伝説の高僧ルアンプートゥアット氏にゆかりのある寺院は、タイ国内の色々な場所から参拝者が訪れる人気の寺院でした。

本当に縁とは不思議なモノです。私も定期的に参拝に行きたいと思っていますが、このようにプラクルアンが縁で寺院を訪れるのも感慨深いと思います。

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