ワットラカン 黄金の鐘が出土!? プラクルアンの有名な寺院の行き方は!?

ワットラカン は、鐘の寺の愛称で知られるバンコクでも有名な名刹です。ラーマ1世の時代に寺院内で黄金の鐘が見つかったことで、鐘の寺と呼ばれるようになりました。

現在でも多くのタイ人が訪れるパワースポットとしても有名です。ということで、今回は、バンコクで人気の鐘の寺について、記事にしたいと思います。

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ワットラカン 黄金の鐘が出土!? プラクルアンでも有名な鐘の寺!! 行き方と観光情報!!

タイ人に大人気の鐘の寺!! ワットラカンとは!?

 ワットラカン

この寺院の歴史は古く、アユタヤ時代に創建された寺院です。ラーマ1世の時代に寺院内から巨大な黄金の鐘が見つかったことで、鐘の寺と呼ばれるようになりました。

現在、発見された黄金の鐘はワット・プラケーオに移転されていますが、ラーマ1世が奉納した5つの鐘は今でも寺院内に残っています。

 ワットラカン

実際に寺院の色々な場所に鐘のモニュメントがあります。写真のような黄金の鐘からカラフルなデザインのモノまで飾られていました。

また、寺院内の108つの鐘を鳴らすことで、煩悩を払ってくれると言われ、パワースポットとしても有名です。

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ワットラカンはタイに人気の名刹!!

 ワットラカン

ワット・ポーやワット・プラケーオのように外国人観光客が訪れる寺院というよりも地元のタイ人が各々の願いを祈願しにやってくる寺院です。

まさにローカル寺院です。一般的にタイ人の信仰心は厚く、日本人の考え方とは大きく異なっています。タイの人々は老若男女問わず、日常的に寺院を訪れます。

もちろん特別な願いを祈願しに行くケースもありますが、寺院を訪れることは特に特別なことではないのです。

しかし、ワットラカンはタイ国内に数え切れないほどある寺院の中でも特にご利益があると信じられているため、タイ全土からも多くの人々が訪れる寺院なのです。

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伝説の高僧ルアンポートー師が住職を務めた寺院!!

 ワットラカン

タイの仏教史上最高の霊力を持つと言われていたルアン・ポー・トー師が住職を務めたことで有名で、現在も多くの人が訪れる理由となっています。

ルアン・ポー・トー師(ソムデット・プラ・プッターチャーン師)は、約200年前に実際に実在した高僧です。現在でも船着場を出ると寺院の前に大きな像が鎮座しています。

そして、このルアン・ポー・トー師が作ったとされるプラクルアンは、タイ五大プラクルアンと呼ばれ、本人が作ったオリジナルは30億円以上の価値があると言われています。

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プラ・ソムデットとは!?

 ワットラカン

プラ・ソムデットとはルアン・ポー・トー師が作ったプラクルアンです。先に挙げたようにオリジナルは30億円とも50億円以上とも言われています。

また、現在でも多くのレプリアが作られ、タイ国内でも人気です。もちろん当時のオリジナルや弟子の作ったプラが市場に出回ることがありません。

当時の弟子が作ったモノでも軽く1,000万円以上はします。おそらく日本で言うところの国宝や重要文化財といった感じです。

しかし、現在でも寺院内で僧侶が作成、プルックセーク(祈祷)、ピティプックセイ(入魂祈祷式)された現行品が販売されているので、興味のある人はチェックしてみましょう。

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チャオプラヤー川に魚を逃すとご利益!?

寺院内で魚や亀などを購入し、チャオプラヤー川に逃すことで得を積み、ご利益が訪れると言われています。タイで一般的なタンブンと呼ばれるものです。

また、船着場周辺で魚にエサをあげるという方法もあります。私が訪れた時も実際に魚にエサをあげているタイ人が数人いました。

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ワットラカンの行き方と観光情報!!

ワット・ラカン・コーシッターラームへの行き方は市内からバスで行くこともできますが、一番便利な方法はフェリー(渡し船)を利用しましょう。

バンコク都心からはターチャーン船着場から対岸の寺院行きの渡し船があります。運賃も片道3.5バーツと激安です。

この船の乗り方は行きは写真の改札口のようなゲートで3.5バーツを支払い船に乗り込みます。おそらく10分に一本程度のペースで行ったり来たりしていると思います。

逆に帰りは行きに到着した同じ場所から船に乗りましょう。ちなみに帰りはターチャーン船着場に到着後に3.5バーツの運賃を支払うシステムになっています。

そして、寺院自体は毎日8時頃から17時頃まで開いています。また、服装に関してはあくまでタイの寺院なので過度な露出は避けた方が良いと思います。

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さいごに

 ワットラカン

観光地化された寺院とは異なり、タイ人の日常の中で信仰されているローカル寺院です。また、チャオプラヤー川を現地の人と同じように渡し船で渡るのも新鮮です。

そして、特に力が強いと言われているプラクルアン、プラ・ソムデットでも有名なので、興味のある人は実際に行ってみると良いかもしれません。

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