ベトナム 世界で1番親日な国とは!? 国家の成立から激動の19世紀の歴史を振り返る!!

ベトナム は、世界で最も親日な国と言われています。ベトナムに行ったことのある人は感じたかもしれません。

しかし、このベトナムの歴史は決して順風満帆なものではありませんでした。ということで、今回は、ベトナムという国家の成立と歴史について、記事にしてみようと思います。

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ベトナムという国を知ろう!!

 ベトナム

ベトナム社会主義共和国、通称ベトナム(越南)は、東南アジア、インドシナ半島東部に位置する人口約9,300万人の社会主義共和制国家です。首都はハノイ、通貨はドンです。

ベトナム戦争が始まったことで一躍世界的にも有名になりましたが、その戦争の歴史は、現代で最も悲惨と言っても良いのではないでしょうか。

インドシナ半島を南北に細長い現在のベトナムは、その歴史や文化が地域によって大きく異なります。

そして、現在のベトナムは、北ベトナム(トンキン地方)、中ベトナム(アンナン地方)、南ベトナム(コーチシナ地方)の大きく3つの地域に分けることができます。

この3つの地域は人種的にも異なり、それぞれが独自の歴史を持っていました。これを前提にベトナムの歴史について、調べていこうと思います。

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3つの地域とは!?

北ベトナム(トンキン地方)

ハノイを中心都市として、トンキン湾に面した地域です。中国と接しているため、古くから中国との関係が強く、秦王朝時代より中国の支配を受けました。

ベトナム人の独立への機運が高まったのは10世紀以降で、ベトナム人の国家、大越国王朝が誕生します。また、中国の支配が長かったこともあり、漢字の文化が取り入れられました。

中部ベトナム(アンナン地方)

ベトナム中部の都市フエを中心としてチャム人が住んでいました。彼らは後漢より独立し、日南群でインドの影響を受けたチャンパーと称した港市国家を形成していました。

しかし、15世紀には北ベトナムの黎朝に圧迫され滅亡することとなり、北ベトナムの文化と融合することになりました。

南ベトナム(コーチシナ地方)

中心都市サイゴン(現在のホーチミンシティ)を中心に、隣国カンボジアと共にインドの影響を受けた扶南という東南アジア最古の港市国家を形成しました。

7世紀頃にはクメール人のカンボジア王国に征服され、その支配は長く続きました。また、17世紀からはベトナム人の侵攻が始まります。

そして、ベトナム人の阮氏がメコン・デルタ(コーチシナ)に広南国を建国します。その後、1802年にベトナム全土を統一した阮福映の阮朝に併合されることになりました。

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北属期 1,000年に及ぶ中国王朝の支配!!

ベトナムは、中国の南部と接していることもあり、長きにわたり中国に支配をされました。古くは秦の始皇帝の時代から漢の武帝の時代、そして、唐が滅ぶまでの約1,000年以上です。

秦の始皇帝は遠征軍を派遣し、北ベトナムの一帯を支配しました。そして、中国王朝の郡県制支配を受けることになりますが、秦の滅亡と共に独立し、南越を建国します。

後漢の武帝の時代にはこの南越は滅ぼされ、ベトナムは再び支配をうけます。多くの漢人の入植に対抗し、徴姉妹の反乱など、反中国の農民反乱も起きました。

しかし、後漢は反乱を鎮圧、直接支配を強化し抑圧を続けます。3世紀頃にはヨーロッパの特使が来るなど、東西交流の活発化を背景に中部ベトナムが独立し、チャンパーを建国しました。

魏晋南北朝時代の南朝による支配、その後の隋に続いて中国を統一した唐は、ハノイに安南都護府を置いて統治を行いました。

唐が弱体化すると、中国南部にあった南詔が一時安南都護府を占領するなど、混乱の時代が始まることになるのです。

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ベトナム人王朝の形成!!

10世紀の中国の五代十国の争乱と共に、ベトナム人も独立の動きを見せます。ついにはベトナムにも安定政権、大越国の王朝、李朝が建国されました。

その後、北ベトナムには陳朝、胡朝、黎朝(後黎朝)と続きますが、元、明、清の中国統一王朝はいずれも北ベトナムへの直接支配を狙い干渉を続けることになります。

1009年には、李公蘊によって李朝大越国が建国されます。都をハノイとし、長期的な統一国家を形成しました。この李朝は1225年まで続きます。また、この時代から南進が始まります。

1225年、陳氏によって李朝は滅ぼされ、陳朝大越国が成立します。中国を支配していたモンゴル人の元が数度にわたりベトナムに侵攻してきましたが、粘り強くこれを撃退しました。

しかし、最終的には服属することになり、安南国と呼ばれるようになります。そして、この度重なる支配が民族意識が高まりに繋がりました。

この時代に漢字を基礎としたベトナム語表記するための民族文字、字喃(チュノム)がつくられ、史書『大越史記』の編纂も行われることになりました。

その後、1400年には胡朝に代わりましたが、1406年に明が陳朝の回復を名目に介入し、ベトナムへの遠征軍を派遣します。結果、ベトナムはまたしても明に支配されることになります。

明の直接支配の中で、ベトナム人の独立心はさらに強まり、反明闘争が続きました。そこで、この明の支配に立ち上がったのが黎利(レ=ロイ)です。

1428年にはついに独立を回復して黎朝を成立させましたが、独立後も明とは友好的な関係を結び、科挙の整備など、明に倣った国内政治を行います。

15世紀後半には国力も安定し、中部ベトナムのチャンパーを滅ぼし、中部から南部にまで勢力を拡大するに至りました。

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阮朝によるベトナム統一!!

15世紀後半の黎朝は、ベトナムの歴史の中でも最も安定した時代でしたが、16世紀に入り莫氏が権力を奪ったことから、長く続く内乱の時代に突入します。

権力を奪った莫氏とその奪還をめざす黎氏が争い、一時は黎氏の権力が復活しましたが、まもなく鄭氏と阮氏の対立が始まります。

17世紀には北部の鄭氏、南部の阮氏の争いが始まり、長期にわたって続くベトナム南北戦争が勃発しました。

阮氏はメコン・デルタなど、カンボジア王国領にも支配を及ぼし、中部ベトナムのフエに広南国という独立政権をつくります。

しかし、18世紀には西山阮氏が西山党の乱を起こし、独立政権を立て、西山朝による王朝が成立しました。

その後、タイの支援を受けた広南阮氏を破り、さらにハノイの黎朝の鄭氏政権支援を口実に介入してきた中国の清朝軍を破って、1789年にはベトナムの統一を回復します

1802年には広南阮氏の生き残りだった阮福暎が、フランス人宣教師ピニョーの援助と共に、西山朝を滅ぼし阮朝を建国、都をフエに置き、国号を越南国としました。

そして、清朝を宗主国としてベトナム統治を認められます。また、ベトナムという国号は、この越南に由来しています。

1830年代には港口国、チャンパ遺臣の自治領も支配します。これによって、現在の統一国家ベトナムの形がほぼ完成することになりました。

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 ベトナム

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さいごに

19世紀までのベトナムの歴史は、度重なる中国による支配や異なる三つの地域が入り組んだ戦いの歴史でした。現在のベトナムもこの影響を受けたことで伝統や文化は地域によっても異なります。

歴史を知ることは、とても意味のあることです。次回は、19世紀以降のベトナムの歴史についても調べてみたいと思います。

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