ワット・ナーンノーン (Wat Nangnong Worawiharn)は、バンコクのトンブリーエリア、チョムトン区にある名刹です。
このエリアには格式の高い王室寺院が密集していました。ということで、今回は、下町で人気のワット・ナーントーンについて、記事にしたいと思います。
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この記事の目次
下町で人気の王室寺院!! ワット・ナーンノーン歩く!!
タイ国内でも特に格式が高く、ラーマ3世の菩提寺としても有名な第1級王室寺院、ワット・ラーチャオラサラームの帰り道に寺院に続く門を発見しました。
門の近くにいたタイ人男性に話を聞くと、この周辺の住民は良く参拝に行くと教えてくれました。どうやら地域に密着した場所のようです。
そして、この寺院の説明を見ると、やはりアユタヤ時代に建立された古い寺院で、ラーマ3世の時代に現在の形になり、王室寺院に認定されました。
また、ラーマ3世にゆかりのある寺院で、実際にラーマ3世がこの寺院に来て、儀式を行ったこともあるようです。
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美しく整備された寺院!!
全体的に白を基調とした美しい寺院です。入口や壁、仏堂も白亜で統一されています。どうやら随所に中国とヨーロッパのアートが織り込まれているようです。
確かになんとなくヨーロッパの影響を受けているような雰囲気を感じます。屋根の部分のタイル!? 模様がすばらしいです。
やはりタイの寺院の見所は屋根で、個性が現れる部分です。この寺院はラーマ3世にゆかりのある寺院なので、中国美術が盛り込まれています。
しかし、他の寺院と異なるのは、この統一感とモダンさでしょう。ゆったりと空間が使われており、居心地も最高です。
こちらの仏堂は屋根の部分に龍が描かれています。白亜の壁にカラフルなタイルが貼られているので、模様がキレイに浮き出ています。
中心にある本堂がキレイな状態に比べると、こちらは少し老朽化しているように見えますが、こちらも数年後には真っ白な状態に戻るでしょう。
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新しい仏塔を建設中!?
新しい仏塔を建設するのでしょうか!? または古い仏塔を修復しているのかもしれません。よく見ると中心の部分に仏塔があります。
相当な数の足場が組まれているので、これは大規模な工事でしょう。私はこの寺院を訪れるのは二回目ですが、以前は古かった仏塔が真っ白に塗り直されていました。
おそらくこのように順番に修復を行い、キレイな姿を維持していきます。日本とは考え方が異なり、定期的に作り直すのがタイのスタイルなのです。
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ワット・ナーンノーン(Wat Nangnong Worawiharn)に行こう!!
住所:76 Thanon Wutthakat, Bang Kho, Chom Thong, Bangkok, Thailand
参拝時間:8:00頃〜17:00頃!?
BTSウタカート駅からウタカート通りをひたすら南に直進すると右手に見えてきます。およそ1.5kmほどあるので、のんびり歩くのも良いでしょう。
私は周辺の寺院を散策しながら歩きましたが、帰りは駅までバイクタクシーを利用しました。これぞ下町という雰囲気の街並みが続くので、これも楽しいと思います。
周辺には王室の認定を受けた王室寺院が密集しています。いずれも観光地化された寺院ではありませんが、やはり美しく整備された寺院ばかりです。
よって、三大寺院よりもローカルな寺院に興味のある人にはピッタリでしょう。私が個人的にバンコクで最もおすすめしたいエリアです。
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さいごに
タイ国内には35,000以上の仏教寺院があります。しかし、中でも王室の認定と保護を受けている寺院は数えるほどしかありません。
中でもウォラウィハーンの格付けのついた寺院です。観光地化された場所ではありませんが、本当に美しい寺院なので、是非一見の価値があると思います。
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