2021年タイ開放計画 が明らかになってきました。当初の計画通り、7月にプーケットから2週間のホテル隔離無しで入国が認められます。
しかし、実際には現地住民のワクチン接種状況によって変わるようです。ということで、今回は、2021年のタイの開放計画について、記事にしたいと思います。
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この記事の目次
2021年5月タイの新型コロナの感染状況!!
2021年5月現在のタイ国内の新型コロナウイルスの感染状況は、2020年から感染を封じ込めたと思われましたが、結果的には感染が拡大してしまいました。
4月後半には1日の感染者が過去最高の2,800人を超え、5月に入ってロックダウンとはいかないまでも店内飲食の禁止、酒類の販売禁止を行っています。
しかし、厳しい行動制限を行って約2週間が経過しましたが、いまだに1日の新規感染者が2,000人前後と、効果はそこまで数字には表れていないのが現状です。
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感染拡大にはタイ特有の問題も!!
この感染拡大にはタイ特有の事情も問題となっています。一つは陸続きの隣国カンボジアやミャンマーなどからの密入国です。
この密入国者がコロナウイルスをタイ国内に持ち込んでいます。そして、密入国者も紛れ込むタイ各地にあるスラム、貧困者の密集集落での感染拡大も大きな問題です。
また、劣悪な環境がよく報じられるタイの刑務所での感染爆発も起こるべくして起こったと言って良いでしょう。
加えて、ある意味ではタイの文化とも言える市場など、人々がどうしても密集してしまう場所での感染拡大も懸念材料となっています。
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タイ開放計画!! タイ政府が7月プーケット開放!!
7月にプーケットから隔離なしで入国を認める!!
感染拡大が止まらないタイですが、こんな状況下でも当初の予定通り、7月からプーケットで2週間の隔離なしでの入国を認めるようです。もちろんワクチン接種者に限ります。
これは5月6日プラユット首相がAPACパブリックセクターサミットのスピーチ(タイ語原文)にて、開放計画を改めて明らかにしました。
よって、ワクチンの接種が必要条件となりますが、プーケットに隔離なしで入国可能となり、その後一定の期間を過ごせば、タイ全土に移動が可能になるようです。
7月プーケット隔離なし受け入れ!! サンドボックスの条件をチェック!!
新型コロナウイルス、低、中リスク国から入国14日前から1年前までにワクチンを接種した外国人を隔離検疫なしで受け入れます。
ちなみにこのワクチンに関しては、タイで承認済み、もしくはWTOで認証を受けている必要があり、必ず接種を証明する書類を持っている必要です。
また、6歳未満の子供も入国許可、6歳〜18歳までの子供はプーケット空港到着後にPCR検査を受け、陰性が確認されれば同じく入国できます。
加えて、宿泊に関しては、SHA(AmazingThailand Safety & Health Administration)の認定のホテルを予約しなくてはなりません。
他県への移動は14日滞在が必要!!
当初は7日間プーケットに滞在すれば、タイ国内の他県への移動が可能になると言われていましたが、結果的には14日間滞在する必要があります。
また、日本からプーケットへの直行便がないため、事実上日本からの入国は困難と思われていましたが、どうやら乗り継ぎ(経由便)も認められるようです。
これはスワンナプーム国際空港内にサンドボックス専用のターミナルをオープン、専用フライトも開始されると言われています。
加えて、実際にタイ国際航空が7月1日から日本〜バンコクへの飛行機の増便を発表していることからもこの発表の信憑性は高いと言って良いでしょう。
サムイも7月開放!? 独自のサムイ島封鎖モデルとは!?
プーケットのサンドボックスに関連して、サムイ島も独自の開放計画を発表しているようです。これはワクチン接種済みの外国人に入国後、PCR検査で陰性を確認します。
陰性が確認できた場合、最初の7日間はサムイ島の特定エリア、ビーチで過ごし、その後再度検査で陰性が確認できれば、パンガン島やタオ島を訪れることが可能です。
そして、そこで7日間、計14日を過ごせば、タイ国内の他県への移動ができるようになるという計画になります。
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10月にはバンコクやパタヤなど10県も開放予定!!
10月からはバンコクやパタヤなど対象地域を拡大!!
5月10日のタイ政府の発表では、10月から隔離なし入国を認める対象地域をバンコクやパタヤにも拡大すると発表しています。
ちなみに現時点での対象地域は、バンコク、チョンブリー(パタヤ)、チェンマイ、ペッチャブリー、プラチュアップキリカーン(ホアヒン)などです。
また、サムイ島やパンガン島、タオ島などのスラターニー、クラビー、パンガー、ブリラムなども対象予定になっています。
バンコクやパタヤの開放には条件も!!
しかしながら、バンコクやパタヤなどの開放には条件があります。一つは、対象地域の住民の7割以上がワクチン接種を終えていることです。
そして、1日の新規感染者数が200人を下回る必要があります。ただ、これを早期に実現するためにタイ政府も感染拡大エリアでの積極的なワクチン接種を進めています。
加えて、ショッピングモールでのワクチン接種をスタート、プラユット首相が現地に視察に訪れる姿が報道されていました。
これによって、実現はかなり難しいとの評判を受けていましたが、開放に向けてタイ政府の本気度とスピード感は伝わってくると思います。
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日本人旅行者も2021年隔離なしでタイ渡航が可能!?
日本もGWを開けると、ワクチン接種が本格化し、7月末までには高齢者の約8割以上に接種が可能との報道もあります。
しかし、高齢者以外の現役世代の接種に関しては、早くとも7月以降になりそうです。よって、8月のお盆休みのタイ渡航は、65歳以上の高齢者以外では厳しいでしょう。
ただ、10月頃には現実的に一部の早期ワクチン接種者からタイ渡航が実現する可能性は高いと思います。よって、年末年始をタイで過ごすことも可能になるかもしれません。
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2022年1月にはタイ全土を開放予定!!
2022年1月には、タイ全土を開放し、広く海外からの旅行者を受け入れる予定となっています。もちろんワクチン接種は絶対条件です。
やはりアメリカや英国など、ワクチン先進国で新型コロナの感染者、死者が激減している事実からも、今後の海外旅行はワクチン次第と言っても良いでしょう。
また、タイなどは入国の際、3か月以内のワクチン接種証明との情報もあるので、接種のタイミングも重要になるかもしれません。
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さいごに
2021年5月現在、タイ国内の新型コロナ感染状況は厳しい状況ですが、それ以上にタイのGDPの約2割を占める観光産業は壊滅状態です。
よって、タイ政府もゼロコロナから大きく方向転換したと言っても良いでしょう。とりあえず、私も10月隔離なしでのタイ渡航を目指したいと思います。
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