新型コロナ感染が再拡大!? タイ国内各地で規制強化やロックダウン再び!!

新型コロナ感染拡大 が止まりません。一時は封じ込めに成功したと言われていたタイですが、12月中旬頃より再度感染者が増加しています。

これによって、2021年のタイ渡航はどうなってしまうのでしょうか!? ということで、今回は、タイのコロナ感染拡大と今後のタイ渡航について、記事にしたいと思います。

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タイで新型コロナウイルスの感染が再拡大!!

 新型コロナ感染拡大

2021年1月6日18時現在、本日の日本の新型コロナ新規陽性者は、6,000名に迫る勢いですが、一時封じ込めに成功したと言われていたタイでも再拡大が問題になっています。

ちなみに、1月6日12時現在タイ国内の新規陽性者数は、新型コロナ情報センターの公開している情報を見ると365名です。

日本と比較すれば少ないとも言えますが、あくまでゼロリスクを目指してきたタイでは、関心と共にショックも相当大きいと思います。

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不法帰国や入国者が感染拡大の原因!?

 新型コロナ感染拡大

今回タイで感染が再拡大した原因としては、隣国ミャンマーやカンボジアから新型コロナウイルスに感染した不法帰国者、不法入国者が持ち込んだとされています。

特にタイ北部では早くから数名の不法帰国者の感染が問題になり、この帰国者からの感染も報道されるなど、大きな話題になりました。

そして、12月19日ついにタイ国内に衝撃をもたらす報道が駆け巡ります。バンコク隣県のサムットサコーン県の海鮮市場で大規模クラスターが発生したのです。

この市場では外国人労働者を中心に1日で500名以上の集団感染が確認され、その後感染を拡大します。結果、同県はロックダウンされ、現在もロックダウン中です。

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タイ全土で感染が再拡大!!

サムットサコーンの大規模クラスターは確かにタイ全土に衝撃を与えましたが、その後もラヨーンの闇カジノでのクラスターなど、全国で新規陽性者が見つかっています。

そして、2021年に入り、タイ国内50県以上に感染が波及、1月6日現在ではサムットサコーン、チョンブリー、ラヨーン、チャンタブリー、トラートの5県がロックダウンされました。

加えて、バンコクでも1月5日より午後9時~午前6時までは店内での飲食を禁止、テイクアウトのみに制限されています。

また、午前6時~午後9時まではこれまで通り店内飲食は可能ですが、アルコール類の提供は禁止、タイの風物詩タイマッサージ店なども営業が禁止されました。

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当初から噂されていた新型コロナウイルス封じ込めの裏側とは!?

一時は新規要請者ゼロを100日近く達成し、封じ込めに成功したと言われていましたが、実はタイ国内でも有識者の間では、嘘に決まっているとの声がありました。

その根拠としては、感染者がいないはずのタイから帰国した外国人が帰国時の空港検疫でコロナ陽性になるケースがあるなど、完全に怪しまれていたからです。

また、タイでは超高額なPCR検査を自費で受ける人は基本的にいません。よって、検査をしていないだけで、検査をすれば一定の確率で陽性者はいると言われていました。

加えて、日々過激化して行ったデモの脅威に、タイ政府プラユット政権が情報操作をしているのでは!? という疑惑の声すら上がっていたのです。

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厳しい規制が裏目に!?

タイ政府がゼロリスクを求めるがために厳しい国境管理、入国制限、14日間の隔離を徹底した結果、不法帰国や不法入国を助長することになりました。

陸繋がりの隣国ミャンマーやカンボジアからの不法入国や不法滞在、不法就労は、以前から問題になっていましたが、今回改めて顕在化したのです。

しかし、これらの外国人労働者は、キツい建設現場や飲食店など、タイ人が決してやりたがらない厳しい環境下を安い賃金で働く貴重な労働力としてタイ経済を支えています。

よって、彼らを斡旋するブローカーや密入国を請け負う業者まであり、これらはタイ人も暗黙の下で容認してきた闇の部分と言えるのです。

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2021年タイ旅行はどうなる!?

タイを取り巻く環境は目まぐるしく変化しますが、当初中国の春節頃(旧正月)、つまり2月の中旬頃には規制が緩和されるのではないかという声もありました。

しかし、2019年以前のように普通にASQ隔離検疫なしで渡航ができるようになるのは、早くとも2021年10月以降ではないかと言われています。

もちろんこれはワクチンの状況によっても変わるかもしれませんが、先日タイ政府がワクチンを接種してもASQ隔離検疫は継続すると発表しているので、希望は薄いでしょう。

よって、2021年もしばらくはタイ入国時に14日間の隔離検疫が義務であり、残念ながら短期間の旅行は不可能と考える方が妥当ではないかと思います。

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さいごに

タイ国内での新型コロナ感染再拡大によって、タイ全土でさらなる規制強化やロックダウンが実施される可能性も否定はできません。

しかし、これを機にゼロリスクからある程度許容しながら経済を回していく方針に転換するなど、個人的にはタイ政府に柔軟な対応も検討して欲しいと思います。

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