2017年 タイ・チェンマイにてアジア太平洋安保会議(CSCAP)がはじまりました

12月14日11時よりタイの北部の都市チェンマイにて、アジア太平洋安全保障協力会議(CSCAP)が始まりました。

2日間の日程で行われています。現在、北朝鮮情勢が緊迫している中、アメリカの外交専門家や北朝鮮の外交関係者も出席する予定で、注目が集まっております。

2017年 タイ・チェンマイでアジア太平洋安保会議はじまりました

 CSCAP

アジア太平洋安全保障協力会議(CSCAP)とは

略CSCAPとは?アジア・太平洋地域における民間の多国間安全保障対話のフォーラムのことです。

CSCAP憲章において「アジア域内各国の地域間の信頼醸成と安全保障協力のための構造的なプロセスを提供すること」にあり、主にアジア太平洋地域における民間レベルの外交、交流の場となっています。

アジア太平洋安全保障協力会議 ウェブサイト

緊迫する北朝鮮情勢

毎日のようにテレビで報道されているので、ほとんどの方が興味を持っていると思います。北朝鮮のミサイル発射にともなう日・米・韓の安全保障の問題は揺れ動いています。

北朝鮮の度重なる挑発行為によって、米・朝が軍事衝突するのではないかという憶測も漂っています。

特に隣国である私たち日本も他人事ではありません。特に昨今では日本の上空を北朝鮮のミサイルが通過するなどというニュースも度々聞こえてきます。

再び朝鮮有事が起こらないことを願っていますが、この緊張状態はいつまで続くのでしょうか?

タイ(CSCAP)にて米・朝が接触する?

今回のアジア太平洋安保会議にて注目されているのが、アメリカと北朝鮮の専門家同士で、意見交換が行われる可能性もあるということです。

このタイミングでタイを訪問するアメリカのジョセフ・ユン北朝鮮担当特別代表が、北朝鮮側と接触するという見方があります。

これに関しては、国務省の報道官は、タイ政府高官と面会するとして否定をしていますが、水面下では米・朝が接触するのではと言われています。

ちなみに本日行われた会議に、北朝鮮関係者は体調不良を理由に欠席している模様です。これをどう考えるべきでしょうか。

朝鮮半島有事に向けて米・中はすでに話し合っている

この状況の中で、アメリカの外交トップは「朝鮮半島の有事に備え、すでに中国と話し合っている」と発言しています。

アメリカは北朝鮮の非核化するために、対話路線を示していますが、北朝鮮はこれに応じていません。

また、アメリカの外交トップ、ティラーソン国務長官は12日、「前提条件なしで初会合を行う用意がある。まず会おう。望むなら天気について話したっていい」と述べています。

ティラーソン長官は「われわれが38度線を越え、北朝鮮に入らなくてはいけない事態が発生した場合、いずれ韓国側に戻ることを中国に約束した」と述べています。

また、北朝鮮が保有しているとみられる核兵器を、有事の際、どのように確保するかについてもすでに話し合っているようです。

アメリカは軍事行動を起こすのか?

 CSCAP

北朝鮮がアメリカ本土に届く可能性のあるミサイルを開発している以上、アメリカが軍事行動を起こす可能性はあります。

朝鮮半島で戦争が始まれば、隣国韓国はもちろん、日本も戦争に巻き込まれることは必須です。特にアメリカは日本の同盟国です。そして、日本国内にもたくさんの米軍基地があります。

アメリカが軍事行動を起こす兆候としては、韓国に住んでいるアメリカ人がアメリカに引き上げるようなことがあれば、現実的に軍事オプションに踏み切る可能性が高まります。

平和的に対話にて解決する方法を最後まで諦めないでほしいですね。

まとめ

このアジア太平洋安全保障協力会議のタイミングにて、平和的解決に向けた話し合いができたらいいですね。

今回はかなり真面目な内容の記事になってしましましたが、『アジアの歩き方』はこういう国際情勢などについても注視し、情報発信していきたいと思います。

「微笑みの国」タイ・チェンマイでの開催ですから、本当に笑顔で仲良くしてほしいと思います。

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