アルコール類の宣伝禁止 が法律で定められているタイで、ビールの写真をSNSにアップすると逮捕されるというニュースが騒動になり、実際に逮捕者も出ています。
私も何度かアップしたことがありますが、実は法律違反でした。ということで、今回は、タイのアルコール類と法律について、記事にしたいと思います。
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アルコール類の宣伝禁止 法律違反!? タイでビール写真をインスタにアップすると逮捕!?
タイでビールの写真をSNSにアップすると逮捕!?

タイ旅行中にビールやアルコール類の写真をSNSにアップしたことはありませんか!? 私も何度かアップした経験があります。
最近では、インスタグラムやフェイスブックなどに頻繁に写真を投稿する人も多いでしょう。そして、タイと言えば、ビールはシンボル的な存在とも言えます。
しかし、実はタイではビールやアルコール類の写真をSNSにアップすると逮捕される可能性があり、実際に逮捕者も出ているようです。
もちろん私たち日本人旅行者が逮捕されるような可能性は低いと思いますが、気になる真相についてリサーチしてみたいと思います。
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実はタイの法律で禁じられている!!

実はタイではアルコール類全般の宣伝が法律で禁止されています。私も知りませんでしたが、実際の法律は以下の通りです。
*いかなる者もアルコール飲料の摂取を促すような宣伝、銘柄名・ロゴの提示を直接的又は間接的に行ってはならない。この法律に違反すると、”禁錮最大1年、または罰金最大50万バーツ、若しくは禁錮・罰金の双方”の刑罰が課されます。
このような刑罰を伴った法律が存在し、この法律違反が今回騒動になり、警察が介入する事態になっているようです。
個人的には警察が介入という報道を見ると、その裏にお金が動いているのではないかという疑惑を持ってしまいますが、真相は一体どうなのでしょうか!?
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ビール写真騒動の真相とは!?

この騒動の発端は、タイのビール会社大手チャーンビールが有名芸能人をプロモーションに利用し、SNSに写真をアップさせた疑惑です。
つまりタレントにビールのボトルを持った写真をアップさせたり、セレブにチャーンビールを使ってパーティーをさせ、その写真をアップさせたことが疑われています。
これはいわゆるステマ(ステルスマーケティング)に値する可能性があり、これに対して、敵対する大手のシンハービールがこの問題を非難したことに端を発しました。
そして、このシンハービールの非難に対して、タイ警察が介入する騒動となり、これがマスコミに取り上げられたことで、ニュースとして大々的に報じられたのです。
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個人のSNSは大丈夫なの!?

個人のSNSに関しても、ビールやアルコール類のボトルやパッケージが認識できる写真をアップすることは、間接的に宣伝になるとのことです。
また、これに関しても実際に逮捕者が出ているとの報道もあります。しかし、基本的には膨大な量のSNSを一斉に調べることは不可能でしょう。
よって、現在は芸能人や有名人など、影響力のある人が捜査の対象になっているようです。しかし、今後は一般人にまで波及するのでしょうか!?
最近では一般人と言えど、各SNSに数多くのフォロワーを持つ人も増えているので、タイのアルコール事情や法律について、頭の片隅には置いておくと良いかもしれません。
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さいごに

タイは、日本よりもアルコール類の取り扱いに関してかなり厳しいです。というよりも日本が世界で最も緩いと言っても良いかもしれません。
日本では24時間購入できますが、タイでは買える時間も制限されています。まさに郷に入れば郷に従え、その国の法律やルールを理解することも旅行をする上で重要でしょう。
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