タイは台風が無い国 です。確かにこれまでにタイで台風を経験したことはありません。ちなみに上陸の確率は15年に一度とも言われています。
毎年台風の被害に悩まされている日本がまるで嘘のようです。ということで、今回は、タイの過去の台風発生状況や自然災害について、記事にしたいと思います。
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タイは台風が無い国!? 上陸の確率は15年に一度!! 自然災害では頻発する洪水に注意!!
この記事の目次
タイには台風が無い!! 上陸の確率は15年に一度!?
毎年、台風の接近によって、飛行機が大幅に遅延したり、直撃して欠航になり、タイ旅行が中止になった、帰国できなかったなどの話を耳にします。
ちなみに、私は幸運にも欠航になったことはありませんが、大幅に遅延したり、便が振替になった経験は実際に何度もありました。
しかし、これは全て日本側で発生することであって、そういえばタイで台風の話を聞いたことは過去にあまりありません。
実はタイは台風の無い国です。また、上陸の可能性は15年に一度位と言われ、基本的には直撃することはないものと考えられています。
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タイの過去の台風状況とは!?
近年タイに台風が直撃したのは、2019年1月の台風1号(パブーク)でしょう。タイ南部を通過し、継続的に豪雨と高潮によって、浸水したエリアもありました。
しかし、以前の記録では、2006年にフィリピンの東で発生したドリアンですが、タイランド湾で消滅したので、大きな被害は出なかったようです。
また、タイ史上最大級の台風と呼ばれる1989年の台風29号(ゲイ)では、多数の船が転覆、大規模な土砂崩れや洪水によって、死者数は死者数は600人以上と言われています。
そして、最も人的被害が大きかったのは、1962年の台風25号(ハリエット)で、1989年よりはずっと勢力は弱かったものの935人が命を落としました。
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タイに上陸する熱帯低気圧とは!?
実は台風はほとんど上陸しないタイですが、熱帯低気圧は定期的に上陸し、大雨や洪水による水害の被害を受けています。
ちなみに台風と熱帯低気圧は基本的な構造は同じですが、簡単に言うと、熱帯低気圧の勢力が強力なものが台風だと思って良いでしょう。
よって、熱帯低気圧が接近することで、タイの東北部などでは大雨が続くことで、低地などが冠水、洪水を引き起こす原因となっています。
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タイは台風の無い国は本当だった!!
このように15年〜20年に一度のペースで台風が接近、上陸するものの基本的には台風の無い国と言って良いと思います。正確にはほとんど無い国というべきでしょうか。
日本のように毎年20〜30ほどの台風がやってくる国からすれば天国です。しかも、日本では頻発している地震もタイではほとんど起こりません。
また、首都バンコクには断層が存在しないため、ほとんどと言って良いほど揺れないのも事実です。確かに定期的に地震が来ていたら、あの建物ではもつはずがないでしょう。
そして、台風も同じで、日本のように年に何度も強力な台風が来たら、タイ各地で見かける海沿いや川沿いの住居や建物などは一発でアウトだと思います。
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タイの自然災害と言えば洪水に注意!!
タイの自然災害と言えば、洪水には注意が必要でしょう。雨の多い雨季には必ずと言って良いほど、タイの各地で洪水が発生します。
特に記憶に新しいのは2011年です。7月頃から3か月以上続いた洪水によって、446人が死亡、230万人が影響を受けたと言われています。
また、この洪水による被害総額は1,567億バーツ(4,000億円弱)という世界でも稀に見る未曾有の大災害となりました。
このように、タイ全土で洪水は頻発しており、中でも海抜の低い土地では海への排水が進まずに、長期に渡って水が引かないことも被害を拡大させる要因となっています。
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バンコク都心の冠水(浸水)に注意!!
ちなみにバンコク在住者にとっては常識ですが、バンコク都心でもよく冠水し、川のようになっている道路を目撃します。
しかも、ちょっとしたスコールでも普通に冠水するので、住居などを探す時には、雨の日の周辺を確認するのが鉄則とも言われるほどです。
あれほど強力な台風でも見事に排水する日本の排水技術とは異なり、タイの排水はそうはいきません。むしろ日本の技術が凄すぎるのかもしれません。
また、バンコクは、チャオプラヤー川下流のデルタ地帯に位置し、海抜0メートルの平らな低湿地が河口部まで続いているのも大きな理由です。
よって、一度冠水するとなかなか水が引かないエリアもあり、都心においてもすぐに冠水する場所には気をつける必要があるでしょう。
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さいごに
どうしても日本と比較してしまいますが、タイは台風も地震もほとんど無い国です。よって、自然災害から身を守るという意味ではベストな環境と言えます。
巨大な地震や台風の甚大な被害を考えると、今後はそういった自然災害と無縁な場所に住居を構えるという視点も大切になってくるのかもしれません。
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