タイの新型コロナ感染がピークアウト の兆しが見えてきました。実際に1日の新規感染者は8月13日の23,418人をピークに減少傾向に見えます。
タイ疾病管理局もピークが終わったのではないかと分析しているようです。ということで、今回は、タイのコロナ感染近況とピークアウトについて、記事にしたいと思います。
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タイの新型コロナ感染がピークアウト 10月チェンマイやホアヒンを隔離なし開放!?
この記事の目次
タイの新型コロナ感染者数がピークアウト!? 明らかな減少傾向に!!
2021年8月下旬、タイの新型コロナ新規感染者数がついにピークアウトの可能性が見えてきました。タイ保健省や専門家もピークアウトに言及しています。
また、今週に入って東京の新規感染者も減少傾向に転じるなど、世界的に猛威を奮ったデルタ株も国や地域によっては、少し落ち着いて来ている印象です。
8月20日 新規感染者 19,851人 死者 240人
8月21日 新規感染者 20,571人 死者 261人
8月22日 新規感染者 19,014人 死者 233人
8月23日 新規感染者 17,491人 死者 242人
8月24日 新規感染者 17,165人 死者 226人
8月25日 新規感染者 18,417人 死者 297人
8月26日 新規感染者 18,501人 死者 229人
上のデータは、直近1週間のタイの新規感染者と死者数です。やはり8月13日の23,418人をピークから減少傾向に転じています。
8月20日には累計感染者が100万人を超え、日本の時事通信もタイ感染者100万人超す、都市封鎖も収まらずと報じていましたが、ピークアウトは顕著かもしれません。
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タイの新型コロナ感染ピークアウトの兆しも犠牲は大きい!!
ようやくピークアウトの兆しが見えてきたタイですが、やはり感染爆発による犠牲は大きかったと言えます。ここ連日の死者数は200〜300人です。
同じデルタ株の猛威に苦しんでいる日本と比較するとよく分かるでしょう。そして、これにはワクチン接種が大きく関係しています。
タイのワクチン接種の遅れと、一部デルタ株に効果が無いと報道されている中華製のワクチンを積極的に進めてきた現状も無関係とは言えないようです。
この状況からタイ政府がコロナ対策を失敗したとして、反政府デモも激化、タイ警察とも衝突が起こるなど、治安の悪化も心配されています。
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タイ政府が隔離なし開放!! 入国制限緩和へ向けて!!
プーケットサンドボックスの現状!!
一時は感染拡大によって、プーケットへの隔離なし入国を中止するという噂もありましたが、現在もプーケットサンドボックス(隔離なし入国プログラム)は継続中です。
7月1日からスタートしたこのプログラムは、8月20日までに2万人以上の利用実績があり、9月までのホテルの予約泊数も40万泊を超えています。
日本からは直行便が無いため実際の利用者は少ないようですが、シンガポール経由で入国を果たした猛者もいるようです。
チャーミングチェンマイ 10月チェンマイ開放へ!?
どうやら10月チェンマイも隔離なしで外国人の入国を認める動きがあります。その名もチャーミングチェンマイです。なんともかわいらしいネーミングでしょうか!?
当初は9月よりスタート予定でしたが、基準となる住人のワクチン接種の遅れから10月に遅れると発表されました。
ただ、プーケットサンドボックスとは異なり、旅行代理店を通したなんらかのパッケージツアー旅行になると報道されています。
チェンマイ到着後にホテルでのPCR検査で陰性を確認、パッケージ旅行に参加する形になるようですが、14日間滞在すれば他県に移動が可能になるようです。
ホアヒンリチャージ 10月ホアヒン開放へ!?
チェンマイの開放と同じく10月にホアヒンも隔離なし開放を目指しています。そのプログラムの名前はホアヒンリチャージです。
ちなみに、ホアヒンリチャージ(隔離なし開放)に関しては、詳細はまだ未定のようですが、10月に確実に開放に向けて動いているようです。
また、ホアヒンもチェンマイも隔離なし開放を実現するためには、住民の7割がワクチン接種をする必要があり、ワクチン接種の動向が注視されています。
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9月パタヤ隔離なし開放!! パタヤムーブオンは正式に延期に!!
タイの人気観光地パタヤも9月に隔離なしプログラム、パタヤムーブオンを計画していましたが、タイ政府の要望もあり、正式に延期を発表しました。
延期の理由はシンプルに新規感染者の急増、ワクチン接種の遅れです。しかし、チェンマイやホアヒンと同じく、10月に開放を目指しているとの報道もあります。
タイ国内で最も外国人旅行者の多い人気の観光地パタヤが開放されれば、タイの観光に与える影響はかなり大きいでしょう。
また、同じく隔離なし入国を発表していたバンコクも同じです。バンコクは感染爆発で特に厳しい状況ですが、是非パタヤ、バンコク共に実現して欲しいと思います。
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さいごに
タイ政府は、10月バンコク開放、2022年にはタイ全土を隔離なしで開放すると発表していましたが、これにはやはりワクチン接種しかありません。
もちろん隔離なし入国には、全ての旅行者が新型コロナワクチンを接種、ワクチンパスポートを持っている必要があるため、私も早く接種して準備しておこうと思います。
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