戦争証跡博物館 （War remnants museum）は、ベトナム、ホーチミン市の中心地にあります。ベトナム観光では必ず訪れるべき場所でしょう。
年間100万人以上が訪れる博物館としても有名です。ということで、今回はホーチミンの戦争証跡博物館について、記事にしたいと思います。
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戦争証跡博物館 最も来場者が多い!? ベトナムのホーチミンで絶対に行くべき観光スポット!!
この記事の目次
戦争証跡博物館 絶対に行くべき観光スポット!!
ベトナムのホーチミン市の中心地に、ベトナム旅行で必ず訪れるべき博物館があります。それが戦争証跡博物館です。
実は私がホーチミンを訪れた目的もこの戦争証跡博物館に行くためでした。ベトナム戦争の残酷かつ悲惨な歴史を現在に伝える重要な博物館です。
私も念願叶って、ようやくこの博物館を訪れることができましたが、昔から歴史が好きな私には心穏やかに見ることはできず、何度も涙を堪えながらの観覧になりました。
おそらく戦争の歴史に興味のない人もいると思います。ただ、見聞を広めるという意味でも、絶対に訪れてほしい博物館だと再確認しました。
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ベトナム戦争とは!?
ベトナム戦争とは1955年〜1975年にかけて、現在のベトナムを舞台に北ベトナムと南ベトナムの内戦に端を発した、近代では最も悲惨な戦争の一つです。
アメリカと旧ソ連、中国とが参戦した結果、資本主義陣営と社会主義陣営の代理戦争となり、最終的にはアメリカの撤退により、北ベトナムの勝利に終わります。
ただ、アメリカは枯葉剤やナパーム弾を使い、大規模に爆撃、激しいゲリラ戦に焦った結果、怪しいと思った農民を虐殺するなど、残虐な事件も問題となりました。
1975年4月の首都サイゴンの陥落をもって、戦争は終結しましたが、実際にはアメリカ国民の反戦ムードの高まりによって、撤退を余儀なくされ、敗戦に陥ったと言われています。
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戦争証跡博物館には戦車や戦闘機!!
博物館の外には戦車や戦闘機なども展示されています。興奮した子供たちの写真を撮っている大人たちの姿が印象的でした。
ただ、戦車や戦闘機、ヘリコプターを見て、興奮しない男性はいないと言わんばかりに、写真スポットになっています。
私もその昔、戦闘機のパイロットになりたいと憧れを持ったものです。もちろん根性のない私には到底叶わぬ夢であったことは容易に想像できると思います。
上の写真の戦闘機にはU.S.AIR.FORCEの文字が書かれていました。ベトナム戦争では敵国となったアメリカですが、これもこれで感慨深いです。
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沢田教一氏「安全への逃避」も展示されている!!
日本の歴史の授業でも必ず見るであろう、有名な写真、沢田教一氏の「安全への逃避」も展示されていました。
これぞベトナム戦争を表す一枚ですが、戦時下にアメリカの爆撃に追われ、幼い子供を連れた母親が胸まで川につかりながら逃げる写真です。
1966年にピューリッツァー賞を獲得したこの写真は、戦争が終わるのを2年早めたと言われています。やはり、こうしたジャーナリストの功績も計り知れません。
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石川文洋氏の展示コーナーに感動!!
日本を代表する報道カメラマンの石川文洋氏が寄贈した展示コーナーも常設されています。上の写真は実際のコーナーです。
どうやらこのNikonのカメラは実際にベトナム戦争で使用されたとのことで、このカメラを見るだけで、なんだか胸が熱くなる思いで一杯でした。
石川文洋氏の経歴も展示されています。ベトナム戦争だけではなく、カンボジアでのクメールルージュの虐殺などを取材されたことでも有名でしょう。
先ほどの沢田教一氏はカンボジアを取材中に亡くなりましたが、石川文洋氏は現在までに数多くの写真展、著書も残されています。
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戦争証跡博物館に行こう!! 入場料金や開館時間は!?
住所：Phường 6, District 3, Ho Chi Minh City, Vietnam
開館時間：7:30-17:30
ホーチミン市の中心地にあり、ホーチミン観光としても最も有名な場所になります。どうやら街の中心地に宿泊して歩いて向かう旅行者が多いようです。
私は宿泊していた1区にあるコーチンゼンホテル（Cochin Zen Hotel）から徒歩10分ほどでした。また、2023年現在の入場料金は、4万VND（約240円）になります。
私の今回の記事では、日本人ジャーナリストをフォーカスして紹介しましたが、正直目を逸らしたくなるほど悲惨な写真や展示物も沢山あります。
それは実際に訪れて見て、何かを感じてほしいです。また、戦争が如何に残酷か、絶対に繰り返してはいけないことを学ぶきっかけになると思います。
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さいごに
私が今回戦争証跡博物館を訪れて感じたことは、まだまだ勉強が足りなかったということです。やはり、もっと歴史を学ぶ必要があると感じました。
ということで、私もまた近い将来に絶対に行きます。それでは、ホーチミンを訪れる予定のある人は、是非、チェックしてみると良いでしょう。
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