2017年10月 プミポン国王の本葬儀!! タイを訪れる旅行者の注意点は!?

プミポン国王 のご葬儀が行われます。昨年、御崩御されたプミポン前国王の葬儀の日程が2017年10月25日〜29日まで、国葬にて執り行われることがタイ政府より発表されました。

◎タイ国政府観光庁WEBサイト(日本語)

『故プミポン前国王の火葬式に関する旅行者の皆様へのアドバイス』

2017年10月 プミポン国王の本葬儀!! タイを訪れる旅行者の注意点は!? 黒い洋服を持って行こう!!

絶対的に国民に愛されたプミポン国王!!

プミポン国王

プミポン国王(ラーマ9世)は、第二次世界大戦が終わりを迎え、世界が混乱から激動の時代を迎える1946年に18歳でご即位されました。

その後、世界でも稀に見る70年という長きにわたり国王を務め、世界でも最長の在位期間を誇るだけでなく、その在位期間を絶対的に国民に愛された国王です。

残念ながら2016年10月13日、入院されていたシリラート病院にて88歳でご崩御され、その70年4か月の在位に幕を閉じました。

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プミポン国王のご葬儀の日程は!?

プミポン国王

プミポン国王の葬儀は、2017年10月25日(水)~29日(日)の日程にて執り行われます。各日程に関しての詳細は以下の通りです。

10月25日(水)17:30  御遺体へのお別れの祈り

10月26日(木) 7:00  火葬場へ御遺体移動

         17:30  仮火葬式(タイでは本火葬の前に仮火葬の儀式を行う)

         22:00  本火葬式(翌朝まで続く)

10月27日(金) 6:00 御遺骨の取り出し

10月28日(土)17:30 御遺骨へのお祈り

10月29日(日) 午前中 御遺骨の一部を宮殿に運ぶ

            17:30 御遺骨をラチャボピット寺とホウォン寺に移送し埋葬

また、10月26日は基本的にタイ国内の全会社がお休みしなければなりません。また、私の取引先も26日はセレモニー休暇との連絡がありました。

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交通機関への影響は!?

エアポートリンクは、25日〜27日まで無料運行となります。また、26日は翌2:00まで運行を延長する予定、MRTも26日無料運行、26日は翌2:00まで運行延長です。

そして、BTSも26日は無料運行、翌2:00まで延長、加えて、スクンビット線のオンヌットーサムローン間、シーロム線のウォンウィエンヤイーベーリング間は25日と27日も無料運行予定です。

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タイを訪れる人の注意点は!?

交通渋滞に注意!!

プミポン国王

国内外より1万人以上の人々が葬儀のためにバンコクを訪れると言われているため、セキュリティ強化によって、入国審査なども混雑が予想されます。

また、特に王宮付近を中心に、バンコク都内は慢性的な交通渋滞が予想されるので、外出や帰国は時間に余裕を持った方が良いでしょう。

王宮周辺の観光スポット

10月1日(日)〜29日(日)まで、王宮、ワット・プラケーオの一般公開が中止されています。また、王宮周辺は交通規制が実施されるので注意が必要です。

そして、王宮付近などの規制エリアはもちろんですが、その他の観光スポットでもパスポートや身分証を携帯し、常に身分を確認出来る状態にしましょう。

お酒類の販売も自粛!!

10月25日〜10月27日にかけて、アルコール類を販売、提供するバーは、営業とアルコール類の販売に関して自粛を行うと考えられます。

特に26日に関しては、数多くの店舗が営業を自粛するはずです。コンビニやスーパーも26日は販売を自粛、時間帯を定めて閉店するようなので、合わせて注意が必要でしょう。

外資系ホテルなどは、各ホテルでの個別に対応になるようですが、基本的にはレストランやバーではお酒を飲むことができると思います。

服装に関しても配慮が必要!!

観光客に関しては特に服装は自由ですが、昨年の御崩御の後もタイ国民は上下黒の喪服、または喪章をつけるなど、喪服を身につけることが一般的でした。

よって、旅行者も過度に明るい洋服は避けたほうが良いでしょう。もちろん強制では無いので、あくまで自由ですが、喪に服するタイ国民に配慮が必要です。

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気になるナイトライフと歓楽街は!?

パッポン通りやスクンビット周辺の繁華街、ソイカウボーイなどは、10月26日(木)は基本的に全店が休業になります。

ご葬儀当日の26日以外は通常通り営業するようですが、25日はアルコール類の販売自粛も営業自体は行う模様です。

しかし、タイは警察の手入れなどで直前に変更があるかもしれません。よって、外国人旅行者もこの期間に限っては自粛が必要でしょう。

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今後の影響は!?

プミポン国王

10月のご葬儀の後もタイ国民全体のマインドは、しばらく喪に服するムードになると思われます。しかし、去年の御崩御の後と同様に徐々に平穏を取り戻すでしょう。

喪に服し、悲しみにくれるタイの人々は、それを逆に商売にして乗り越える強さも持っています。タイ人はこうした優しさと強さを兼ね備えた国民です。

GDPの約2割、観光産業が盛んな国なので、私たちもタイを訪れて、お金を使って外貨を落とすことが一番の応援になると思います。

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さいごに

このように、国民に愛されたプミポン国王の葬儀が執り行なわれます。また、70年にも渡り在位が続いた国王の葬儀ということで、多くのタイ国民が初めての経験です。

これからどういう影響があるのかは未知数な部分もありますが、分かり次第アップデートしていきたいと思います。

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