イスラム武装勢力 特にタイ南部(イスラム圏)を訪れる人は頻発するテロに注意が必要!!

テロ に注意が必要です。先日9月にもタイ南部のパッタニーでトラックを狙った爆弾テロが発生、乗車していた兵士4名が死亡する事件が発生しています。

実はタイ南部には、現在でもテロが頻発している地域があることはあまり知られていません。ということで、今回は、タイのイスラム圏とテロについて、記事にしたいと思います。

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イスラム武装勢力 特にタイ南部(イスラム圏)を訪れる人は頻発するテロに注意が必要!!

テロ に注意!!

バンコクを中心とした中部、パタヤなどでは基本的にはテロとは無縁と言っても良いでしょう。むしろ微笑みの国を思わせる親切な人が多数を占めていると感じます。

しかし、タイはテロが頻発している国だということはあまり知られていません。実は2004年以降、1万6,000件を超えるテロが発生し、6,700人以上の方が死亡しています。

このテロを起こしているのが、イスラム武装勢力だと言われています。日本でもISILなどで有名なイスラム過激派がタイでもテロを起こしているのです。

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イスラム教徒の多いタイ深南部!!

知っての通り、タイ国民の多くは仏教徒ですが、タイ南部の都市パッタニーを中心に多くのムスリムが住む地域があります。住民のほとんどはマレー族です。

パッタニーはマレー半島でも早くからイスラム教を受け入れた国で、イスラム教育の拠点となっています。14世紀頃からは小メッカとも呼ばれ、ムスリム知識人を輩出しています。

そして、日本でも大泥と呼ばれ、日本人町があり、朱印船が訪れる貿易港でした。また、パッタニーは元々アユタヤの属国でしたが、ラーマ1世が再び支配しようとした際に激しく抵抗します。

その結果、スルタン(王)がバンコクに連行され、パッタニーは7つのムアン(国家)に分割されソンクラー(タイ南部の都市)の支配下に置かれることになりました。

その後、隣接するムスリムの属国が20世紀に入ってからイギリスに割譲されましたが、旧パッタニー王国だけがタイに残ることになります。

こうして仏教徒が大半を占めるタイという国の中に、ムスリムの多い地域が残ることになり、文化の違う二つの価値観を生んだのです。

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イスラム武装勢力との衝突!!

この地域で行われているタイ化政策によって、長い間マレー文化や宗教が国家によって厳しく管理されてきました。

これによって、パッタニーのアイデンティティが危機に直面したことを受け、数々の激しい反発が起きました。

1957年、マレーシア独立によるマレー・ナショナリズムの高揚が起こり、タイ深南部地域に仏教徒を大量移住させる政策が実施されました。

結果、1960年代から1970年代にかけていくつかのイスラム武装勢力が生まれ、分離独立運動が本格化することになりました。

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タクシン政権の発足!!

2001年のタクシン政権発足により、一時は下火になった分離独立運動も再び激化することになります。理由はタクシン政権が様々な懐柔政策を廃止したことによります。

軍を中心に統治を行っていた深南部の治安維持の権限を、警察に委譲したことがきっかけで状況が激変、特に2004年以降、武装勢力によるタイ治安部隊との武力衝突が再燃しました。

現在でもイスラム武装勢力とタイ治安部隊との衝突は起きています。そして、注意すべきは武装勢力のターゲットが治安部隊だけではないということです。

タイ人仏教徒はもちろん、同じムスリムであっても、タイ側との融和を考えるムスリムも同じくターゲットにするなど、とても危険な状態と言えます。

また、爆弾テロが一般市民にも無差別に行われ、住民にも被害が及んでいます。さらにこの地域では、麻薬取引に絡んだ事件も多発していることも、紛争の解決が進まない要因になっています。

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バンコクでの連続爆破事件!!

 テロ

2015年8月17日にはバンコクの中心地、BTSチットロムにほど近いエラワン廟で爆破テロ事件が起きました。

この爆破事件は死者20人、100人以上のけが人を出したタイ犯罪史上でも最も悲惨なテロ事件となってしまいました。

このエラワン廟は、タイでも人気のパワースポットで、タイ人や観光客で賑わっています。また、付近はセントラルワールドなどがあり、バンコクの観光の中心地です。

このようにタイ南部以外でもテロの脅威は確実にあります。特に政局が再び不安定になりそうな現在、都市部でもテロに注意が必要だと言えるでしょう。

http://jp.reuters.com/article/thailand-blast-idJPKCN0QM1HV20150818

テロに巻き込まれないためには?

正直に言うとテロに巻き込まれないための明確な答えはありません。特に観光地や繁華街では運次第でしょう。

しかし、人の集まる場所に長くいないこと、周囲に怪しい人がいないか注意していれば、テロに遭遇する確率を確実に下げることができます。

人間には少なからず危機管理能力が備わってます。違和感を感じたら直感にしたがって近寄らないようにしましょう。これはテロ以外にも重要なことです。

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さいごに

タイ南部を訪れる人には、常識とも言えますが、正直とても治安の悪い地域です。しかし、南部はパッタニーを中心にイスラム文化が色濃く、異国情緒漂う素敵な地域です。

また、美しいビーチもあります。今後、平和になればタイでも独特の雰囲気を持つ人気の観光地になることでしょう。そういう意味でも早く政権が安定して欲しいものです。

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