インラック元首相 がイギリスのロンドンでタイ人旅行者に目撃されました。昨年タイの最高裁が禁固5年の実刑判決を出したことも記憶に新しいです。
どうやら中東経由で海外に逃亡、行方不明とされていました。ということで、今回は、ロンドンで目撃されたインラック・シナワトラ氏について、記事にしたいと思います。
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インラック元首相 行方不明中のタイ前首相がロンドンに滞在!? タイ人旅行者に目撃される!!
この記事の目次
インラック・シナワトラ( Yingluck Shinawatra)とは!?
インラック・シナワトラ氏( Yingluck Shinawatra)は、1967年6月21日にタイに生まれ、2011年に第36代タイ史上初の女性首相となりました。
好調なタイ経済に後押しされる形で高い支持率を保ち、国民融和や貧困対策を推進、国家の安定に貢献します。
特に子育てをしながら働くインラック氏は、女性が活躍するタイで絶大な人気があり、世界的にも美しすぎる首相として有名になりました。
確かに日本のメディアでも容姿端麗で支持率の高い首相として、何度も話題になっています。私も普通に日本のテレビで見かけたほどです。
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インラック元首相の失職と弾劾!!
2014年5月7日、インラック政権下で行われた国家安全保障会議事務局長の人事問題をタイ憲法裁判所が憲法に違反して縁者登用(不当介入)したと認定、首相を失職します。
また、同時期に起きた軍事クーデターによって、軍に身柄を拘束、コメの買い上げ制度に関して、首相在任中に国に多額の損失を与えたと弾劾されました。
そして、これが職務怠慢容疑で暫定議会によって、弾劾議案が可決されることになり、公民権を5年間停止されることになります。
最終的にタイ最高裁が昨年被告不在のまま禁錮5年の実刑判決を下し、タイ軍事政権は判決後、前首相のパスポートを破棄、国際刑事警察機構(ICPO)を通じ国際手配をしました。
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インラック元首相が海外へ逃亡!?
2017年には、禁固5年の判決が下るも病気を理由に公判を欠席します。これに対し、タイの最高裁は逃亡の恐れがあるとして、逮捕状を発行するに至りました。
しかし、インラック元首相は、同時期に陸路でカンボジアへ脱出、シンガポール経由で兄のタクシン元首相が自宅を構えるドバイ経由で英国入りしたとみられています。
ただ、一つの大きな疑問は、なぜインラック首相は軍事政権から逃げ切れたのでしょうか!? これには諸説ありますが、軍事政権が意図的に逃したという説が有力です。
この理由は、インラック元首相と正面から対立するよりも国外逃亡という形で逃亡した方が国内のゴタゴタがスムーズの収まると判断したのではないかと言われています。
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インラック元首相がロンドン滞在中!? タイ人旅行者に目撃される!!
海外逃亡中のインラック元首相が英国のロンドンにてタイ人旅行者に目撃されるという報道が今月4日よりネット上に出回っています。
どうやらロンドンの老舗百貨店ハロッズにてショッピングをしていた所で、旅行中のタイ人女性と一緒に写真を撮った模様です。
また、昨年末にはインラック元首相と彼女の息子によく似た男の子が一緒に写っている写真がSNSにアップされるなど、実は密かに話題にもなっていました。
あくまで真偽に確証は無いようですが、実際にロンドンに滞在しているという信憑性が高いと考えられています。
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今後のインラック元首相はどうなるのか!?
もし、インラック氏がロンドンで見つかった場合どうなってしまうのでしょうか!? これに関して、タイ国内で逮捕状が出ていても英国で逮捕される可能性は低いとのことです。
タイ政府は「法に従って、犯罪者の身柄の引き渡しを求める」と発言していますが、国際社会はこの件に関して、かなり冷静に見ています。
そもそも、国際社会の見方は、タイでのこの判決に対してもタイ国内での政治的な対立によるものと認識しており、公平性に疑問があるとの声も多いのが実情です。
また、このままインラック氏が英国に政治亡命をするのではないかとも報道されています。よって、今後の動向も引き続きチェックしていくつもりです。
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さいごに
タイは現在でも軍による軍政が続いており、政治的には不安定な状況です。また、経済自体は堅調に成長を続けていますが、急速に進む高齢化社会も不安視されています。
ある意味で安定した状態と言って良いでしょう。しかし、いつまたクーデターや大きなデモが起きるか分からない状態には違いないので、一定の注意は必要だと思います。
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