涅槃仏 ワット・ポーだけじゃない!! 魅惑のリクライニングブッダとは!?

涅槃仏 (Reclining Buddha)と言えば、やはりバンコクのワット・ポーが有名でしょう。しかし、実はタイの各地に魅惑の涅槃仏が安置されています。

タイ旅行で実際に見かけた人も多いでしょう。ということで、今回は、ワット・ポーやタイの各地で発見した涅槃仏について、記事にしたいと思います。

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涅槃仏 ワット・ポーだけじゃない!! タイ各地で発見!! 魅惑のリクライニングブッダとは!?

タイで最も有名な涅槃仏と言えばワット・ポー!!

 涅槃仏

言わずと知れたタイで最も有名な寺院、ワット・ポーと言えば、涅槃仏(リクライニングブッダ)でしょう。タイ旅行で必ず訪れる観光スポットだと思います。

現在のチャクリー王朝を開いたラーマ1世が建立、バンコク最古の寺院と言われています。しかし、この涅槃仏自体が造立されたのは、後のラーマ3世の時代です。

 涅槃仏

全長46m、高さ15mのこの巨大な仏像は、レンガ造りで、表面を漆喰によって成型されています。ラーマ3世の治世から逆算しても既に作られてから約200年以上です。

ちなみに、私が初めて見た20年前と全く変わらず神々しいオーラを放っています。どうしても顔の部分が注目されますが、実は手や体の各パーツもすばらしいです。

 涅槃仏

上の写真は背後の写真になります。手を見ると爪の部分も表現され、後頭部の細工も実に美しいです。これは髪の毛を模しているのでしょうか!?

また、枕にしている台も優美です。加えて、絶対に注目すべきパーツは足の裏でしょう。知る人ぞ知る美しい場所になります。

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ワット・ポーの涅槃仏!! 実は足の裏がすごい!!

 涅槃仏

これだけ大きな仏像なので、当然足も超巨大です。このペタッとした足がなんとも魅力的ですが、この足は厳しい修行の証で、超人である証拠と言われています。

そして、知っている人も多いのではないでしょうか!? 実は足の裏が圧巻です。螺鈿細工がビッシリと施されています。これは百聞は一見に如かずでしょう。

思わず見入ってしまう人が続出です。ちなみに私のアイフォンのカメラではその美しい細工をキレイに撮影することが出来ませんでした。

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ワット・ポーの美しい仏像は涅槃仏だけじゃない!!

また、ワット・ポーはタイ国内でも限られた数しか存在しない第1級王室寺院です。よって、涅槃仏だけではなく、本堂の仏像もかなり美しいでしょう。

上の写真の本堂の仏像は、アユタヤ時代に作られたブロンズ製に見事な金箔が貼られ、台座にはラーマ1世の遺骨が納められており、かなり荘厳な雰囲気が漂っています。

本堂以外の仏道にも数多くの仏像が鎮座していました。巨大な涅槃仏を見てからだと迫力こそは劣りますが、いずれもすばらしい仏像でしょう。

私は個人的にはこういった仏像が好きです。やはり最も格式の高い寺院の仏像は、タイ国内でも指折りの美しい貴重な仏像でした。

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実はワット・ポーだけではない!! タイ各地の魅惑の涅槃仏!!

実はタイ各地に涅槃仏が安置されています。上の写真は、100バーツの激安タイマッサージ店が密集しているワット・ウォラチャンヤワートです。

チャオプラヤー川の船着場の目の前で発見しました。この涅槃仏も神々しく輝いていますが、実はわざわざ参拝者が訪れるほど人気の仏像になります。

なぜこの仏像が人気かと言うと、この仏像は2013年にプミポン前国王によって寄贈され、それが話題となり、国王を慕う参拝者が現在も訪れているのです。

私の印象に残ったのは、この顔が何とも愛らしく、ユニークに思えて仕方ありません。なんだか自然にクスッと笑ってしまうような表情が素敵です。

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安らかな表情の涅槃仏も魅力的!!

この涅槃仏は、バンコクのトンブリーにある第1級王室寺院、ワット・ラーチャオラサラームです。なんとも安らかな表情が爽やかでしょう。

このように一つ一つ表情も異なります。私はこの穏やかな表情に癒されるために寺院を参拝していると言っても過言ではありません。

時には顔を腕の間に装飾が施されている仏像もありました。この仏像は確かバンコクの旧市街にある寺院だったと思います。

比較的新しい仏像のようですが、なんだかシュッとしていてカッコいいでしょう。この涅槃仏も個人的にはタイプです。

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独特な涅槃仏も発見!!

中にはなんとも言えない表情の涅槃仏もあります。ちょっとぽっちゃりとした雰囲気ではないでしょうか!? しかも顔と体の大きなの割に腕が小さい感じもします。

これはバンコクの隣県のチョンブリー県の王室寺院ワット・ヤイ インターラームです。れっきとした格式の高い寺院になります。

これらの涅槃仏もタイ国内に数え切れないほど存在する仏像のほんの一部ですが、こうして仏像を目的に寺院を訪れるのも良いのではないでしょうか。

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さいごに

涅槃仏

このように涅槃仏(リクライニングブッダ)だけを取り上げてもタイ国内には数え切れないほど、魅力的な仏像があります。

タイ旅行では各地の寺院を訪れる人も多いでしょう。私もまだ見ぬ魅惑の涅槃仏を探して、寺院参拝を続けていこうと思います。

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