マーカブーチャー (万仏節)お酒類の販売が禁止されるタイの禁酒日とは!?

マーカブーチャー (万仏節)は、タイの仏教に関わる祝日です。当日はお酒類の販売が禁止される禁酒日になります。

せっかくのタイ旅行でお酒を飲めないのは、お酒好きには辛いでしょう。ということで、今回は、タイのマーカブーチャーと禁酒日について、記事にしたいと思います。

<関連記事はこちらからどうぞ>

タンブン タイ人が行う現世での善行!! 収入の1割も!? 徳を積む観念とは!? この記事を読んでみる

マーカブーチャー (万仏節)お酒類の販売が禁止されるタイの禁酒日とは!?

2018年3月1日マーカブーチャー!! タイの禁酒日!!

 禁酒日

2018年3月1日タイは、マーカブーチャー(万仏節)のため、禁酒日となります。タイ全土でお酒(アルコール類)の販売が禁止されます。

コンビニやスーパーなどでも一切のお酒類の販売が禁止され、購入することができません。また、レストランやバーなどでもお酒の提供が禁止されます。

また、一般的なタイ人も当日はお酒を飲みません。しかし、外国人は自宅やホテルなどでお酒を飲むことは可能なので、前日までに購入しておくと良いでしょう。

<関連記事はこちらからどうぞ>

シンハー (SINGHA)タイを代表するビールは飲む場所と値段に注意!? この記事を読んでみる

仏教の祝日!! マーカブーチャーとは!?

マーカブーチャー

マーカブーチャー(万仏節)とは、ブッダが入滅、亡くなる3か月前の満月の日に、ブッダも元に悟りを開いた1,250人の僧侶が何の知らせもなく集結した奇跡の日です。

よって、陰暦3月の満月の日に定められ、タイの寺院でも当日は僧侶が説法を説き、参拝者は手にロウソクを持つ、本堂や仏道を3巡します。

また、タイだけではなく、カンボジアでも祝日です。加えて、ラオスやミャンマーなどの周辺国でも同じく祝われています。

<関連記事はこちらからどうぞ>

タイ王室寺院一覧 王族が建立!? 認定を受けた格式の高い仏教寺院とは!? この記事を読んでみる

タイのお酒が買えない禁酒日!!

マーカブーチャー

タイでは、マーカブーチャー以外にもお酒の販売が禁止される禁酒日があります。これらは主に仏教に関わる祝日です。

国民の大多数が熱心な仏教徒のタイでは、こうした仏教の祝日はアルコール類の販売禁止だけではなく、飲酒もしません。

ちなみに、禁酒日にアルコール類の販売を行うと、罰金1万バーツ、禁固6か月の罰則が販売責任者に課されることになります。

<関連記事はこちらからどうぞ>

アルコール類の宣伝禁止 タイでビール写真をSNSにアップすると逮捕!? この記事を読んでみる

2018年の禁酒日一覧!!

タイ旅行の日程を決める上でも禁酒日を理解しておく必要があります。レストランやバーなどでお酒を飲めないのは、お酒好きには辛いでしょう。

また、禁酒日に合わせてお店を閉めるケースもあり、歓楽街などでも実際に閉店しているお店もあります。ちなみに2018年の禁酒日は以下の通りです。

3月1日(木) マーカブーチャー(万仏節)-アルコール販売禁止-

5月29日(火) ヴィサカブーチャー(仏誕節)-アルコール販売禁止-

7月27日(金) アサラハブーチャー(三宝節)-アルコール販売禁止-

7月28日(土) ワチラーロンコーン国王陛下誕生日、カオパンサー(入安居)-アルコール販売禁止-

 10月24日(土) オークパンサー(出安居)-アルコール販売禁止-

上記の5日間は、基本的にコンビニやスーパー、街の商店などでもアルコール類を購入することができないので、注意が必要でしょう。

亜tだ、外国人旅行者がホテルでお酒を飲むことは禁止されていないので、やはりお酒を飲みたい人は、事前に購入しておくことをおすすめします。

<関連記事はこちらからどうぞ>

水事情 氷であたる!? 東南アジア旅行の飲料水問題!! 途上国の水は危険!? この記事を読んでみる

レストランが閉店!! 歓楽街でもお酒の提供は禁止!!

マーカブーチャー

レストランやバーなどでは、実際にお休みするお店もあります。しかし、外国人旅行者の多いエリアでは、お酒なしで通常営業しているお店も多いでしょう。

また、バンコクの歓楽街、ソイカウボーイやナナプラザ、パッポン通り、タニヤ通りなどもお酒の提供はありません。

ただ、私の経験では、こうした歓楽街でも深夜0時をすぎ、日にちが変わった瞬間にお酒の提供がスタートしたこともあります。

これは管轄している警察署の取り締まりの強弱によっても違うようです。よって、基本的にはお酒は飲めないと思っておいた方が賢明でしょう。

<関連記事はこちらからどうぞ>

ホイクワンナイトマーケット 深夜に盛り上がる完全なるローカル市場!! この記事を読んでみる

禁酒日でも外資系ホテルやレストランでは普通にお酒が飲める!?

外資系のホテルやレストラン、バーなどでは、通常通りアルコール類の販売、提供をしている場所もあるようです。

私も以前は何度か実際に提供しているお店を見たことがあります。しかし、近年はタイの文化やルールを理解し、禁酒日にしているお店がほとんどです。

特にエリアによっては、警察が厳しく取り締まるため、外資系であっても関係なく、罰則を受けるので、気をつけた方が良いと思います。

<関連記事はこちらからどうぞ>

電子タバコ 摘発で罰金80万円!? タイはアイコスの所持や持ち込みも禁止!! この記事を読んでみる

仏教の祝日はホテルの宿泊料金が安くなる!?

実は仏教の祝日、禁酒日にホテルの宿泊料金が安くなることがあります。これは禁酒日に旅行者が減るため、需給のバランスで安くなるようです。

よって、お酒を飲まない人は、仏教の祝日を旅行のスケジュールに入れれば、宿泊料金を安く済ませることができるかもしれません。

おそらく航空券も比較的空いている可能性が高くなると思います。是非、積極的にチェックしてみると良いでしょう。

<関連記事はこちらからどうぞ>

agoda(アゴダ)ホテル予約の評判や口コミ!! 注意点や安い理由とは!? この記事を読んでみる

さいごに

仏教の祝日はお酒類の販売は禁止されますが、タイの人々と同じく寺院を訪れ、仏教行事に参加してみるのも良いかもしれません。

私もタイミングが合ったら絶対に寺院に参拝するつもりです。しかし、一般的な旅行者は、この祝日を外してスケジュールを組む方がベストだと思います。

<関連記事はこちらからどうぞ>

ワット・ポー タイで一番有名な寺院の行き方は!? 服装や詐欺にも注意!! この記事を読んでみる

プラクルアン タイに伝わる御守りのご利益や効果とは!? 投資の対象にも!? この記事を読んでみる