タイ紙幣 4月から新バーツ札発行!! 肖像がワチラロンコーン国王に変更!!

タイ紙幣 が新しく発行されることが決まりました。新バーツ紙幣は、チャクリー現王朝の創設記念日に当たる4月6日より順次発行されていくようです。

使い慣れた現在のバーツ札が無くなるのは寂しいかもしれません。ということで、今回は、新バーツ紙幣発行について、記事にしたいと思います。

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タイ紙幣 4月6日から新バーツ札発行!! 肖像がワチラロンコーン国王のデザインに変更!!

2018年タイ紙幣が新しく変わる!? 新バーツ札発行へ!!

 タイ紙幣

2018年3月8日タイ中央銀行は、2016年12月に即位したワチラロンコーン国王(ラーマ10世)の肖像が入ったバーツ通貨の新札を発行すると発表しました。

ちなみに発行の時期は、今年のチャクリー王朝記念日4月6日に20バーツ札、50バーツ札、100バーツ札から発行されます。

その後、ワチラロンコーン国王の誕生日である7月28日から500バーツ札、1000バーツ札の流通が始まることになりました。

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タイ通貨の基本情報!!

 タイ紙幣

タイの通貨は、バーツ紙幣と補助通貨として、バーツ硬貨、サタン硬貨があります。いずれもタイ中央銀行が発行しています。

硬貨は、小さい順に25サタン、50サタン、1バーツ、2バーツ、5バーツ、10バーツ、紙幣は、20バーツ、50バーツ、100バーツ、500バーツ、1,000バーツです。

また、現在流通している紙幣の表面にはラーマ9世、プミポン・アドゥンラヤデート国王の肖像が印刷されています。

ちなみに2018年現在の日本円とタイバーツの為替レートは、1バーツが3.4円です。よって、10,000円は2,900バーツほどとなります。

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新バーツ札発行のきっかけはプミポン前国王の御崩御!!

2016年10月、国民の父として大きな信頼と尊敬を集めた偉大な国王、プミポン前国王が88歳で死去されました。

2017年10月には、国を挙げて葬儀が行われ、世界中から参列者が訪れる映像がテレビで流れていましたが、日本からも秋篠宮様と紀子様が参列されています。

ちなみに、今回の新バーツ紙幣の発行は、前国王の御崩御から長男のワチラロンコーン国王が王位を継いだことがきっかけです。

そして、タイ造幣局は、以前から2018年以降にワチラロンコーン新国王の肖像画の入った新紙幣、新硬貨を発行する予定と発表していました。

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旧10バーツ硬貨が2ユーロに酷似していた!?

 タイ紙幣

実はその昔タイでよく聞いた話ですが、以前の10バーツ硬貨がヨーロッパの2ユーロ硬貨と材質や重さが酷似していたようです。

よって、大量の10バーツ硬貨がヨーロッパに持ち込まれ、自動販売機荒しが社会問題になりました。タイバーツは日本円で30円ほどです。

しかし、2ユーロは250円以上になります。よって、この時期にタイ人がヨーロッパ人を相手に、10バーツがヨーロッパで10倍になると冗談を言っていたのを今でも覚えています。

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個人的に感動した旧50バーツ紙幣!!

上の写真の50バーツ札は、20年以上前に私が初めてタイ旅行に行った当時に流通していた紙幣です。個人的になぜか好きで保存してあります。

理由は、右の部分のクリアに透けている仕様やこの紙幣自体が紙ではなく、プラスチックのような素材でできているからです。よって、手触りがかなりツルツルしています。

しかし、偽造防止のため作られたこの50バーツは、製造するコストが高かったため、残念ながら早期に紙に戻りました。

確か2005年位に紙に戻ったと記憶しています。ということで、この新品同様の旧50バーツ札も価値が上がる!? なんてこともあるかもしれません。

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タイバーツはカンボジアやラオスでも流通している!?

あくまで非公式ですが、タイバーツ通貨はカンボジアやラオスなどの隣国でも広く流通しています。理由は、これらの国の自国通貨の信頼性が世界的に低いことでしょう。

カンボジア通貨は基本的にリエルですが、普通にアメリカドルを使用することができます。むしろアメリカドルの方が流通しているかもしれません。

このように、実はタイバーツは東南アジアでは通貨としての信頼度が高いのです。これはタイの国力が安定している証拠と言えるでしょう。

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さいごに

新バーツ札の流通が始まっても、すぐに全ての紙幣が変わるわけではありませんが、長い間慣れ親しんだプミポン国王のバーツ紙幣が市場から無くなるのは寂しいと思います。

また、以前は1万円が4,000バーツになる時代がありました。しかし、最近は強烈なバーツ高です。よって、もう少し旅行者に優しいレートになって欲しいと日々感じています。

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