タイの治安 は安全でしょうか!? 海外旅行では渡航先の治安はかなり重要です。外務省のウェブサイトでも世界各国の安全情報を確認できます。
また、結果から言えばタイの治安は良いと言って良いでしょう。ということで、今回は、タイの治安とタイ旅行で気をつけるべきポイントについて、記事にしたいと思います。
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この記事の目次
タイの治安は安全!? 実はテロが頻発する地域も!!
タイの治安は、結果から言えば比較的安全と言って良いでしょう。特に首都バンコクを中心としたタイ中部は安全なエリアです。
しかし、イスラム色の強いタイの深南部(パッターニー県、ヤラー県、ナラーティワート県)と言われる危険な地域も存在します。
このマレーシアとの国境に近い地域は、古くから独立運動が盛んなこともあり、2004年以降でも大小1万6,000件以上のテロが頻発するエリアです。
そういう意味では危険なエリアもありますが、基本的には概ね安全と言えます。また、渡航前に外務省の海外安全ホームページを確認するとタイムリーな情報が分かるはずです。
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タイの治安と旅行で注意すべきポイントとは!?
安定しない政治!! 軍事政権とデモに注意!!
タイ国内の治安は比較的安全と言えますが、実は軍事政権のクーデター以後、政治は決して安定した状況ではありません。
実際に2010年にはバンコク都心で大規模な政治的な衝突が起き、日本人カメラマンが死亡した事例もあります。
反政府デモ隊に軍が発砲、2,000人以上の死傷者を出す悲劇に発展しました。また、バンコクでもイスラム過激派のテロが発生しています。
やはり安全と言っても外国です。日本と同じ感覚で過ごすことは危険であり、外国人はお金を持っていると思われているため、最低限の注意は必要でしょう。
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気をつけるべき窃盗や強盗!!
最も気をつけるべきは、スリや窃盗、詐欺などでしょう。特に人が集まる観光地ではこうした軽犯罪が横行しています。
歓楽街で財布をスラれたり、睡眠強盗や高額請求、宝石詐欺などが報告され、私の友人も過去にパタヤの繁華街ウォーキングストリートで財布を盗まれました。
また、観光地ではカタコトの日本語で巧みに詐欺を働く集団もいます。加えて、レディーボーイによる抱きつきスリや傷害事件にも特に注意が必要でしょう。
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笑顔の裏にボッタクリ!? ノーと言えない日本人はカモ!!
バンコクでも外国人が集まる観光スポット周辺では、笑顔でカタコトの日本語で話しかけてくる現地人には注意が必要です。
タイでもノーと言えない日本人は、残念ながらカモだと思われています。また、空港で声をかけてくるタクシーや歓楽街のキャッチにも気をつけましょう。
もちろん中には本当に親切な人やお店もあります。しかし、「君子危うきに近寄らず」です。特に相場が分からない商品やサービスは購入しないことをおすすめします。
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女性の一人旅は特に注意!!
実は世界中で日本人女性が事件に巻き込まれている!!
タイは日本よりも10倍ほどの殺人事件が発生しており、過去に日本人女性が殺人事件に巻き込まれ、日本でも報道されています。
タイの街を歩いていると、日本とあまり変わらないと錯覚するほど安全だと思う人も多いでしょう。しかし、タイ人女性も深夜に一人で出かけないようにしているようです。
また、夜間に一人でタクシーに乗車しない、人通りのない場所に行かない、絶対に泥酔しないなど、ある意味基本的なことには気をつけています。
実は世界各国で日本人女性が巻き込まれる事件が起きており、特に留学生や一人旅で悲惨な事件に遭うニュースを見かけるので、最低限の注意は怠らないようにしましょう。
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バンコクで見かける危機意識の薄いバックパッカー!!
私も何度か見かけたことがありますが、バンコクなどでも危機意識の低い日本人バックパッカーいます。中には女性もいました。
過去には歩けなくなるほど泥酔しているバックパッカーと思われる日本人女性を見かけたこともあるほどです。
つい旅先で気持ちが大きくなってしまうことも分からなくはありません。しかし、外国では日本の常識は通じないことも覚えておきましょう。
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タイ南部プーケットでスイス人女性殺害事件!!
2021年7月プーケット観光に訪れていたスイス人女性が殺害される悲惨なニュースをCNNが観光客のスイス人女性殺害、住民の男を逮捕 タイ・プーケット島と報じています。
犯人は島内に住むタイ人男性で、タイ警察当局が強盗殺人を認めたと発表しました。しかも容疑者が奪ったのはたったの300バーツ(約1,000円)でした。
どうやらコロナ禍で職を失い収入が無いと話しているようですが、あまりにも身勝手な事件とは言え、女性が一人で森を歩いていたとも報じられています。
やはり一人の場合は絶対に気をつけるべきです。そして、経済状況の悪化は治安の悪化に直接繋がります。よって、今後はタイ経済の状況も合わせてチェックすべきかもしれません。
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微笑みの国タイの裏側!!
私も1年のかなりの日数をタイで過ごしていますが、確かに今までに危険な目に遭った経験はありません。仮に深夜に泥酔していても大丈夫です。
やはりタイは熱心な仏教徒の国で、本当に親切な人が多いでしょう。しかし、実はプライドが高く、激情型な一面を持っているのも事実です。
歓楽街ではタイ人女性が殴り合いのケンカやレディーボーイと屈強な外国人男性の取っ組み合いも何度も見かけています。
のんびり屋で細かいことは気にしない「マイペンライ精神」の裏側には気が強く、粗い気性が隠れていることも覚えておくと良いでしょう。
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さいごに
一部地域を除いてタイは治安も良く、安心して旅行に行くことができます。しかし、あくまで日本語の通じない海外ということは忘れず、最低限の注意は必要です。
また、旅の雰囲気からハメを外して、痛い目に遭うこともあります。あくまでお酒の飲み過ぎと深夜に人気の無い場所には行かないように気をつけましょう。
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