バイクタクシー タイのモタサイの乗り方や料金!! バンコク渋滞回避も危険!?

バイクタクシー (モタサイ)は、慢性的に渋滞するタイで、特に便利な移動手段です。現地タイの人々の生活の足となっています。

外国人旅行者の中には危険、恐いと思う人も多いでしょう。ということで、今回は、タイのバイクタクシー(モタサイ)について、記事にしたいと思います。

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バイクタクシー タイのモタサイの乗り方や料金!! 渋滞の激しいバンコクでは超便利!!

世界的に有名なバンコクの交通渋滞!!

タイの首都バンコクの激しい交通渋滞は世界的にも有名でしょう。空いている時間帯であれば数分で着く距離も平気で1時間以上かかることがあります。

特に激しい交通渋滞が発生する朝と夕方の通勤(通学)時間と帰宅の時間帯は、都心の大通りを中心に毎日必ず混雑すると言っても良いでしょう。

そして、この時間帯は絶対にタクシーを利用してはいけません。また、渋滞が発生するエリアが決まっているので、行き先次第ではタクシーにも普通に乗車拒否をされます。

近年、BTSやMRTの発展によって、この渋滞が少しは緩和されことを期待していました。しかし、私の体感では全く変化は無いと感じています。

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タイのバイクタクシー!! モタサイを便利に利用しよう!!

激しい交通渋滞も無関係!!

 バイクタクシー

激しい渋滞の発生するバンコクでは、バイクタクシーは本当に便利です。渋滞中でも車の間をスルスルとすり抜けて行くことができます。

タイでバイクタクシーは、モーターサイ・ラップ・チャーンの略、モタサイと呼ばれ、庶民の足として広く利用されている交通手段です。

街を歩いているとオレンジのベストを着たドライバーのバイクを見かけるでしょう。また、通りの色々な場所にバイタク乗り場があります。

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バイクタクシーの乗り方!!

 バイクタクシー

モタサイ乗り場には、必ずオレンジのベストを着たドライバーが待機しています。タイミング次第では、いない場合もありますが、数分も待てば戻ってくるはずです。

このドライバーに行き先を伝えれば普通に乗車できます。しかし、主要な観光地以外ではほとんど英語は通じないので、行き先を伝えるくらいのタイ語は必要かもしれません。

例えば、スクンビットソイ8、シーロムソイ3など通りの名前を伝えると分かりやすく、逆にホテルや商業施設名では場所が分からないことも一般的です。

また、通りを走っているバイクを止めて乗車もできます。止まってくれない場合も普通にありますが、手を横に出して止める動作をすれば止まってくれるはずです。

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バイクタクシーの運賃は!?

 バイクタクシー

上の写真のように実際に料金表があります。目安としては、BTSの駅一区間が20バーツほどと考えておくと分かりやすいかもしれません。

しかし、私のようにタイ語の読めない外国人はふっかけられることも普通にあります。ちなみにイメージ的にはメータータクシーよりも少し割高と考えておきましょう。

また、私の実体験ではかなりの長距離を乗らない限り100バーツを超えることはありませんが、中距離では80バーツ前後だと思います。

基本的に30〜40バーツの近距離(BTSの駅二つほど)に利用する人が多いようです。よって、遠くに行く場合には必ず乗る前に料金交渉をすることをおすすめします。

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実は法律で決まっている!? バイクタクシーの法定料金を確認!!

 バイクタクシー

正確な運賃が分かりにくいモタサイですが、実は法律で料金が決まっています。実際の法律では、2キロまでは25バーツ以内、その後、1キロ5バーツづつ加算されるようです。

目的地まで5キロ以上の場合は料金交渉、10キロ以内では100バーツ超えてはいけません。また、15キロ以内も150バーツを超えてないけないと決まっています。

しかし、あくまでタイなので、この法律が本当に遵守されているかは疑問です。よって、100バーツ以上、思いのほか高いと感じた場合にはパスするのも賢明でしょう。

ちなみに、私が今までにバンコクで乗った一番の長距離はBTSサラデーン駅からチャオプラヤー川対岸の寺院、ワット・ラカンで120バーツだったと思います。

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バイクタクシー(モタサイ)は便利だけど危険!?

 バイクタクシー

知っての通りモタサイは、バイクタクシーなのでバイクの二人乗りです。車の間をすり抜けて走っていくため、やはり安全な乗り物とは言えないかもしれません。

また、ドライバーによっては、暴走とも言えるほど、乱暴な運転をする人もいます。特には対向車線を逆走することも普通の光景です。

 バイクタクシー

しかし、私は今までに100回以上は乗っていますが、事故にあったことはありません。よって、私は日常的に利用しますが、私の友人の中には絶対に乗らない人もいます。

また、ドライバーによっては、乗客用のヘルメットを用意していないこともあり、ノーヘルでも乗車も日常茶飯事です。もし事故にあった場合は、確実に怪我をすると思います。

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バイクタクシー乗車中にスコールが降るとどうなるの!?

 バイクタクシー

雨季のタイでは頻繁に雨が降ります。また、いきなり強烈なスコールが降ってくることもあるでしょう。それがモタサイに乗っている時だとどうなるのでしょうか!?

答えは上の写真の通り、ドライバーと一緒に雨宿りです。ドライバーと談笑しながら雨が止むのを待ちましょう。

急ぐ人はスコールの雰囲気を感じたら降りて料金を払い、雨から避難するのも良いですが、タイではノンビリ待つのが日常となっています。

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バイクタクシー乗車時の注意点!!

基本的にバイクの二人乗りなので、バイクが恐いと思う人には乗車をおすすめしません。また、あくまで近距離の移動におすすめです。

私もよほど急いでいる時以外は、電車を利用しています。そして、特に長距離を移動する場合には普通のタクシーに乗った方が賢明でしょう。

また、炎天下のバイクタクシーはやはり暑いです。加えて、乗る前にあらかじめ運賃を確認しておくとトラブルになる心配もないと思います。

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さいごに

タイのバイクタクシー(モタサイ)は便利な移動手段です。しかし、私は運よく事故の経験はありませんが、100%安全な乗り物ではありません。

おそらく旅行者の利用は一般的ではないでしょう。ただ、渋滞を回避できるのは便利です。あくまで自己責任ですが、利用してみるのも良いかもしれません。

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