PM2.5 バンコクの大気汚染が悪化!! 健康への悪影響にマスクの無料配布!?

PM2.5 の濃度が上昇、バンコクでも都市公害問題が深刻化しています。以前からタイの大気汚染の悪化が問題になっていました。

バンコクの一部の地域でも安全基準の2倍に達し、健康への被害が懸念されているようです。ということで、今回は、タイの深刻な大気汚染について、記事にしたいと思います。

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PM2.5 バンコクの大気汚染が悪化!! 健康への悪影響も!? マスクの無料配布が始まる!!

PM2.5の影響!! バンコクの大気汚染が悪化!!

PM2.5

以前から問題になっていましたが、バンコク首都圏の大気汚染が深刻化しています。タイ天然資源環境省公害管理局は、観測地点のほぼ全てで健康に悪影響を及ぼす数値であると発表しました。

これに対し、プラユット首相は天然資源環境省、内務省、保健省、バンコク都庁といった関係機関に対し、緊急対策をとりまとめるよう指示をしています。

当面の対策としては人工降雨、マスクの配給などを行う方針のようですが、今年に入ってバンコク都庁でも道路の粉塵を抑えるため、散水を開始しました。

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 PM2.5に対する中期的な対策とは!?

PM2.5

そもそも深刻な大気汚染の原因と考えれれるのは、自動車の排気ガス問題でしょう。これに対しては、すでに排ガス規制違反の自動車の摘発を行っています。

また、自動車燃料の品質改善、天然ガス自動車や電気自動車の導入促進なども検討されはじめました。

加えて、バンコク都内で続いている建設ラッシュによる深刻な粉塵の問題に対しても、建設現場の粉塵対策の徹底などを進める方針を示しています。

特に雨の少ない乾季には粉塵が空気中に舞うため、空気質指数(AQI)の悪化を早急に防ぎたい模様です。

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汚染スモッグに注意!!

PM2.5などを含む汚染スモッグによる深刻な健康被害には注意が必要です。日本でも度々大陸から飛来してくるPM2.5が話題になります。

この汚染された空気を吸い続けていると、呼吸器に影響を及ぼす可能性が高まり、呼吸器系の肺がんやぜんそく、気管支炎などのリスクが懸念されているのです。

よって、特に小さな子供や妊婦、老人、基礎疾患のある人は、汚染スモッグには注意しましょう。これは外国人旅行者も同様だと思います。

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PM2.5をマスクで防ぐことは可能!?

PM2.5は超微粒子なので、通常のマスクでは防ぐことができません。よって、対応のマスクをつける必要があります。

特に上に挙げたように小さな子供、妊婦、老人、疾患がある人はバンコクを訪れる際にはこのようなマスクを携帯するのも良いでしょう。

私はあまり気にしてはいませんが、幹線道路で明らかに空気が汚いと感じることもあるので、これ以上汚染が深刻化するようであれば、個人でも対策を考える必要があるかもしれません。

ちなみにバンコクのサミティベート病院でもPM2.5について注意喚起されているので、是非合わせてチェックしてみると良いでしょう。

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PM2.5対策!? タイの風物詩トゥクトゥクも規制の対象に!!

PM2.5

タイの風物詩とも言われるトゥクトゥクですが、排ガスの問題から規制の対象になっています。よって、現在バンコク都内では新規登録はできないようです。

また、タイの政府も2025年までに国内で登録されている2万2,000台のトゥクトゥクをすべてEV化しようとしています。

ある意味では、あの排気ガスを垂れ流している迷惑なトゥクトゥクが懐かしいという日が近い将来訪れるのかもしれません。

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タイで空前のランニングブームが到来!?

PM2.5

日本でも東京では皇居の周りを大勢の人がランニングしている姿を見かけますが、実はタイも健康志向の高まりから空前のランニングブームが訪れています。

バンコク都心のルンピニー公園やベンジャシリ公園などでも多くのランナーを見かけ、中には外国人ランナーの姿も頻繁に見かけます。

もちろんランニングで汗を流すのは健康に良いはずです。しかし、このような深刻な大気汚染の中でランニングするのはどうでしょうか!?

タイも国を挙げて大気汚染の対策を講じているので、今後改善されていくとは思いますが、場合によって走る場所も考えた方が良いかもしれません。

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さいごに

20年ほど前にバンコクにバックパッカーとして滞在していた時には、原因不明の咳が止まらないことがありましたが、その後、自然の多いタイ北部に移動すると不思議と治りました。

おそらく20年前と比べると相当空気がキレイになったように感じますが、やはりタイの大気汚染は深刻です。旅行の際には必ずマスクは携帯するようにしましょう。

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