ワット・トライミット バンコクの人気パワースポットは黄金仏寺院!!

ワット・トライミット (Wat Traimit)は、バンコク都内でも三大寺院と肩を並べるほど人気のある仏教寺院です。

この寺院の人気の理由は、世界最大の純金の黄金仏です。ということで、今回は、バンコク観光で必ず行きたい、ワット・トライミットについて、記事にしたいと思います。

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ご利益抜群!? 黄金仏寺院が大人気のワット・トライミット!!

 ワット・トライミット

バンコクのチャイナタウン、ヤワラートの入り口付近に一際人気の観光スポットがあります。それが巨大な黄金仏で知られるワット・トライミットです。

私も出張の度にこの寺院の中を通って、チャイナタウンに向かいますが、実は実際に黄金仏を見たことはありません。

 ワット・トライミット

写真などでは何度も見たことがありますが、いつも混在しているので、寺院内を通り過ぎるだけでした。しかし、今回の出張では寺院の前を歩いていると、どうやら雲行きが怪しい感じです。

季節は雨季、しばらくするとポツポツと雨が降ってきたので、雨宿りも兼ねて立ち寄ってみることしようと思います。その後、あっとういう間に豪雨、まさにスコールが始まってしまいました。

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Golden Buddha(黄金仏)の拝観料は40バーツ!!

 ワット・トライミット

黄金仏を見るためには40バーツのチケットを購入します。実際の仏像は上の写真の巨大な仏塔!? にあるので、入り口付近でチケットをスタッフに見せて中に入ります。

階段を上って上層階にある仏像に向かっていると、スコールがさらに激しくなってきたので、2階で一時雨宿りすることにしました。

 ワット・トライミット

この塔の2階に簡易的ですがミルクティーのお店がありました。雨季のスコールは少し長引くこともあるので、早速買って休憩です。

ちなみにミルクティーの味は普通でしたが、しばらく飲みながら待っていると雨が弱くなってきたので、上の階の黄金仏を目指すことにしましょう。

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世界最大5.5トン!! スコータイトライミット黄金仏!!

スコールの直後だったこともあり、比較的ゆったりと拝観することができました。本当に眩いばかりに輝いているので、正直感動しました。

そして、この仏像には歴史と面白いエピソードがあります。ちなみにこの仏像が作られたのは約700年以上前です。

高さは約3メートル、重さは約5.5トン、材質はトーンノパクンという純金に近い金です。純度60%ほど、頭部に関しては80%ほど、現在の価値で150億円以上と言われています。

また、ユニークなエピソードとは、ラーマ3世の時代にはこの仏像はワット・トライミットではなく、ワット・プラヤークライという寺院にありました。

しかし、このプラヤークライが僧侶のいない廃寺になるということで、当時の本堂に安置されていたこの仏像を移すことになります。

しかもこの仏像は元は漆喰の仏像で今の黄金の仏像の姿ではありませんでした。ただその重量だけは異常な重さだったのです。

1955年、実際に移してきたこの仏像を新しく完成した礼拝堂に動かそうと、クレーンで持ち上げようとしたところ、異常な重さでクレーンが故障するという事態に陥ります。

仕方なく一晩野外に放置することになり、その夜一晩中激しい雨に打たれてしまいましたが、翌日作業員が作業再開時に近づくと、漆喰の一部が剥がれて中から黄金の光が輝いていました。

後の調査で当時戦争を繰り返していたビルマからの略奪から守るために、長い間漆喰で塗り固められて保管され、普通の仏像のようにカモフラージュされていたのでした。

そのカモフラージュが巧妙すぎたので、ビルマとの戦いの後にさらに時が経ち、地元の人までも普通の仏像と思っていたのです。

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ワット・トライミットも昔は普通の寺院だった!!

 ワット・トライミット

近年では黄金仏に賑わう人気の観光スポットになりましたが、当初はチャイナタウンに住む華人が普通に参拝するような何も変哲のない地元の寺院でした。

また、1832年頃に建立されたタイ国内では比較的新しい寺院で、WAT SAM CHINという名前でした。その名前の通り3人のチャイニーズという寺院だったのです。

その後、黄金仏発見の噂からタイ国中から参拝者が訪れるようになりました。現在のワット・トライミットという名前になったのは1956年で、同時に王室寺院に認定されています。

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ワット・トライミットにご利益を求めて!! お守りも人気!!

 ワット・トライミット

2016年にイングランドサッカー、プレミアリーグのレスターの奇跡とも言えるリーグ優勝に貢献したという噂でさらにこの寺院が人気を集めました。

実はレスターのオーナーはタイ人の大富豪で、2016年のシーズン前にこの寺院から僧侶を呼び、祈祷を行っていたのです。これが優勝に一役買っているとの噂が広がりました。

また、この時に選手に配られた金のお守りが人気で、現在でも1,500円ほどで販売されているので、興味のある人はチェックしてみると良いでしょう。

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ワット・トライミット(Wat Traimit)に行こう!!

住所:661 Charoen Krung Rd, Khwaeng Talat Noi, Khet Samphanthawong, Bangkok, Thailand

参拝時間:8:00〜17:00

MRTファランポーン駅から徒歩5分ほどです。チャイナタウンの入口付近にあるので、一緒に中華街観光をするのも良いかもしれません。

また、タイ国内の寺院参拝の注意点としては、露出の激しい服装では入場することができないことがあります。男性の短パンや女性の過度な露出は控えるようにしましょう。

 ワット・トライミット

そして、本堂に上がる場合には靴を脱ぐ必要があり、土足厳禁です。加えて、黄金仏を見るには入場料40バーツのチケットを購入する必要があります。

また、シーズンや時間帯によってはとても混在することがあるので、比較的早い時間帯がおすすめではないかと思います。

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さいごに

 ワット・トライミット

ワット・トライミットは是非訪れて欲しい寺院です。また、せっかく訪れたらGolden Buddha、黄金仏は絶対に見るべきでしょう。

そして、バンコクの中華街も観光にピッタリです。特においしい食事やショッピングはおすすめだと思います。1日過ごしても飽きない場所なので、プランに入れてみるのはいかがでしょうか。

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