ワット・カンラヤーナミット 金色の巨大仏像!! 川沿いの第2級王室寺院!!

ワット・カンラヤーナミット (Wat Kanlayanamit)は、チャオプラヤー川沿いに建つ王室寺院で、広大な敷地を持つすばらしい名刹です。

タイ国内外からも多くの人が参拝に訪れています。ということで、今回は、バンコクの隠れた名刹、ワット・カンラヤーナミットについて、記事にしたいと思います。

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ワット・カンラヤーナミット バンコクの隠れた名刹!! 川沿いの第2級王室寺院を歩く!!

チャオプラヤー川沿いの名刹!! ワット・カンラヤーナミット歩く!!

 ワット・カンラヤーナミット

チャオプラヤー川沿いには数多くの名刹があります。中でも旅行者に一番有名な寺院はワット・アルン(暁の寺)でしょう。

確かに多くの旅行者でいつも賑わっています。しかし、そのワット・アルンから歩いて10分ほどの場所に、実はタイ国内で人気の仏教寺院があります。

 ワット・カンラヤーナミット

キレイに整備された広大な敷地の寺院です。バンコクが建設される前に都があったトンブリーを代表する寺院と言っても良いでしょう。

敷地内には歴史を感じる仏塔や仏堂があり、庭園ような緑溢れる雰囲気も美しいです。自宅の近所にあれば、毎日の散歩コースとしても最高の場所だと思います。

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中国の影響を受けた寺院!?

 ワット・カンラヤーナミット

トンブリーは、王朝を開いたタークシン王と共に多くの中華系の人々が移り住んだ地域です。よって、寺院の色々な中国の影響を感じます。

ちなみに元々は中華系の寺院で、民間人が建立した後、1825年ラーマ3世の時代に王室に寄贈されたことで王室寺院に認定されました。

 ワット・カンラヤーナミット

本堂で漢字を発見しました。そして、明らかに中華系と思われる像もあります。また、現在でも新年には周辺に住む華僑を中心に大きな賑わいを見せることでも有名です。

加えて、旅の安全にご加護があるとされているため、旅行や出張の際の安全祈願のために参拝に訪れる人も多いと言われています。

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ワット・カンラヤーナミットの巨大な黄金色の仏像は必見!!

 ワット・カンラヤーナミット

本堂に入ると、神々しく輝く巨大な黄金色の仏像に圧倒されます。写真ではその巨大さがイマイチ伝わらないかもしれませんが、相当大きいです。

これは百聞は一見に如かずでしょう。私もタイ国内で色々な寺院を参拝してきましたが、この仏像は本当に美しいと思います。

敷地内を歩いていて、本堂が相当大きいとは感じていましたが、中の仏像も巨大でした。確かにこの仏像のオーラは旅の安全を加護してくれそうです。

そして、旅の安全以外にもなんだかご利益がありそうな気がします。また、この仏像以外にも見所が満載なので、時間をとってゆっくりと見て欲しいと思います。

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美しい建築物も見逃すな!!

 ワット・カンラヤーナミット

トンブリー王朝が開かれた時代にはすでにこの場所にあったはずなので、少なくとも200年以上は経過していると思います。

しかし、建築物が本当にキレイということは、定期的に修復されているのでしょう。また、これだけ整備されているのは、バンコク都内でも参拝者が多く、寄付が集まる寺院だと思います。

やはりお金持ちの華僑が中心となって支える寺院のようです。そういう意味でも中国にルーツを持つタイ人の信仰の対象となっている名刹と言えるでしょう。

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トンブリーの由緒正しき名刹!! ワット・カンラヤーナミット行こう!!

住所:New Arun Amarin Rd, Wat Kanlaya, Thon Buri, Bangkok, Thailand

参拝時間:8:00頃〜夕方頃!?

チャオプラヤー川沿いにあり、エクスプレスボートからもはっきり分かるほど大きな寺院です。ワット・アルンから歩いて訪れる人が多いようです。

私は最近延伸されたMRTイッサラパープ駅から歩いて向かいましたが、多少の時間がかかります。よって、団体の場合はタクシーを利用すると便利かもしれません。

また、周辺は寺院が密集しているエリアなので、私のように寺院が好きな人は色々な場所を見て周るのも良いと思います。

周辺はトンブリーエリアでも下町ということで、古くローカルな街並みを見ながらゆっくりと歩いてみるのもタイ観光の醍醐味と言えるでしょう。

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さいごに

 ワット・カンラヤーナミット

タイ旅行ではワット・ポーやワット・アルンなどの三大寺院以外にも地域に密着した下町の寺院を訪れるのも良いでしょう。

それぞれに大きな魅力があり、周辺には屋台やローカルレストランもあります。よって、観光地化された場所だけではなく、こうした庶民の生活の場もきっと楽しいのではないかと思います。

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