緑の丼マーク を見かけたことはありませんか!? タイのレストランの看板で時々見かけるこの謎のマークには意味があります。
実はこのマークがおいしいレストランを探す上での目印になるのです。ということで、今回は、タイのレストランで見かける緑の丼について、記事にしたいと思います。
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緑の丼マーク タイ版のミシュラン!? レストランの看板で見かける謎のどんぶりマークとは!?
この記事の目次
タイのレストランで見かける謎のマークとは!?
おいしそうなレストランを探してタイの街を歩いていると、稀に写真のような緑の丼マークを見かけることがあります。
ちなみにこのマークは、完全にお店の看板と一体になっているものや単体で看板になっているモノなど、色々な形で見かけることでしょう。
今までは私も気にすることはなかったのですが、あるレストランで話を聞いて、なるほどと思うようになってからは、積極的にこのマークを探すようになりました。
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タイ版ミシュラン!? 実はおいしいお店の証だった!!
先日とあるレストランでお店のスタッフと話していると、タイでおいしいレストランを見分けるには、緑の丼を探すのがコツだと聞きました。
実はこの緑の丼マークは、タイの王室の血を引く、有名な料理評論家のタナッシー氏が身分を隠してタイ国内のレストランを食べ歩き、おいしいと思ったお店にだけ認定した証なのです。
ちなみにこのプロジェクトは、1960年代から90年代の後半までタイのシェル社が行ったShell Chuan Chim(シェル チュワン チム)というグルメ企画でした。
まさにタイ版のミシュランといったモノだったのです。タイ国内に1,000軒ほど認定の証を受けたお店があると言われていますが、正確な軒数は正直分かりません。
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Shell Chuan Chim(シェル チュワン チム)とは!?
このシェル チュワン チムは、先ほど上に書いたグルメ企画ですが、元々は1961年に、石油会社のシェルが家庭にガスを普及させるため、ガス調理を紹介する宣伝を目的に始まったようです。
そこでシェル社の依頼を受けたのが当時有名評論家だったタナッシー氏だったのです。そして、タナッシー氏が凄いのは、この時に食べ歩いたお店の種類だと思います。
タイ全土のお店を高級店だけではなく、本当にローカルな専門店、食堂や屋台にまで足を運んでいるのです。まさに足で稼ぐとはこのことでしょう。
ちなみに、現在はこのプロジェクトは終了し、タナッシー氏も既に亡くなっているようですが、この名誉ある丼マークは、現在も選ばれた名誉の印として店頭に掲げられているのです。
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タイのおいしいレストランは緑の丼マークを探せ!!
タイでおいしいレストランを見分けるコツとして、この緑の丼マークを探すのが一つの基準になると思います。確かにこのマークのあるお店は一様に賑わっています。
また、私もこのマークのお店を何軒も食べ歩きましたが、一度も外れたことはありません。しかし、このプロジェクト自体は98年頃に終わっています。
よって、98年以降にオープンしたお店に関しては、この丼マークはありませんが、老舗の名店を探すためには良いサインになるはずです。
ある意味では、ガイドブックやネットの情報なしで、街を歩きながら緑の丼を探して、飲食店を探す方が旅の醍醐味を感じることができるのではないかと思います。
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緑の丼マーク以外に新しいお店の見分け方は!?
おいしいレストランを見分ける上での基準となる緑の丼マークですが、前述の通り、98年にプロジェクトが終了しているので、残念ながら新しくオープンしたお店には対応していません。
それではここ20年の間にオープンしたお店はどのように探せば良いでしょうか? そんな時に便利なモノがWongnaiです。
実際にタイのレストランでもWongnaiのインフォメーションが貼ってありました。このWongnaiとはタイ版のぐるなびのようなモノです。
基本的にタイ語と英語の2つの表示しかありませんが、ロケーションやレストランの種類を指定することで、レストランの評判や口コミを見ることもできるので利用してみると良いでしょう。
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さいごに
タイ旅行のレストラン探しでは、ネットで情報を調べて、そのレストランに行く人が多いでしょう。しかし、行ってみるとイマイチ!? という場所も正直あります。
そういう意味でもこの緑の丼マークは裏切りません。少なくとも認定されてから20年近くお店が続いているということは、信頼に値すると私は考えています。
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