Wat Sutthawas (ワット・スッターワート)は、バンコクのトンブリーエリア、バンコクノイ区にある歴史の古い寺院です。
地域の信仰の対象として、地元に密着した寺院でしょう。ということで、今回は、トンブリー王朝にゆかりを持つワット・スッターワートについて、記事にしたいと思います。
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この記事の目次
トンブリーの地域に密着した寺院!! ワット・スッターワートを歩く!!
バンコクでも最も有名な寺院、ワット・アルンからタイ人に人気のワット・ラカンを通り過ぎて、ローカルエリアを歩いていると、小さな寺院を発見しました。
おそらく旅行者が普通に訪れるエリアではありませんが、こういう下町にこそまだ見ぬすばらしい場所!? があるのではないかと思います。
この寺院、ワット・スッターワートの歴史は古く、アユタヤ王朝の後期ソンタム王の治世時代に建立されたと言われています。
ソンタム王の時代は1600年前後で、ちょうどアユタヤでは日本の戦国時代の終焉と共に日本の侍が移り住み、日本人町が隆盛を極めた時期でもあります。
その後、この地にトンブリー王朝を開いたタークシン王の妃!? が修復し、現在の姿になりました。やはりトンブリー王朝とゆかりのある寺院でした。
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かわいい入口を発見!!
通りに面した大きなゲートの反対側にかわいい入口を発見しました。壁には意外にもポップな絵が描かれています。
寺院のすぐ隣に長屋のような民家が密集しているので、やはりここが地域に密着した信仰の対象であることがよく分かります。
私が敷地内を歩いていると、オレンジ色の袈裟を着た住職と地元のおじいさんが談笑している所に遭遇しました。そして、私を見つけると、どこから来たの!? と声をかけてきます。
私が日本と言うと、日本人か!? という感じで謎に二人のテンションが上がっていたので、この寺院に日本人が訪れることはあまりないことも分かりました。
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タイ人はなぜガネーシャが好きなのか!?
決して大きな寺院ではありませんが、私はこういう観光地化されていない寺院に魅力を感じます。特に地域に密着した下町の寺院は本当にすばらしいです。
しかし、タイの寺院は一般的には仏教寺院ですが、意外にもガネーシャ神が人気です。バンコク都内のパワースポットにもガネーシャを祀っている場所が多いでしょう。
ガネーシャは元々ヒンドゥー教の神様なので、ルーツとしては仏教と同じインドのバラモン教に由来するものだからかと思っていました。
しかし、タイ人に話では、普通のタイ人はそこまで深く考えていないようです。ご利益があると聞いたから参拝している人が多く、成り立ちやルーツはあまり気にしていないのが本音でした。
なんともタイ人らしい理由ですが、それでも願い事を祈願するために熱心に参拝している人が多く、しかも頻度は日本人とは比べものになりません。それほど信心深い国民性をなのです。
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下町の寺院ワット・スッターワートに行こう!!
住所:Khwaeng Siriraj, Khet Bangkok Noi, Bangkok, Thailand
参拝時間:8:00〜18:00頃!?
タイ人に人気のワット・ラカンから歩いていけますが、わざわざ行くべきというよりは、周辺を訪れた際には立ち寄ってみても良い寺院だと思います。
観光地化された寺院とは全く異なり、下町のタイ人の生活の一部といった場所です。よって、見所は何か!? と言われるとなんとも言えません。
しかし、寺院自体は400年以上!? 歴史を持っているようなので、寺院マニアには何か新しい発見があるのかもしれません。
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さいごに
バンコク都内でも特に歴史の古いトンブリーエリアは、古い街並みと共にバンコク都心とはまた違った文化圏が形成されています。
元々タークシン王と中華系の移民が多く移り住んだ場所なので、中国とタイの文化が合わさったある意味独特な雰囲気があり、そこが特に魅力的ではないかと私は感じました。
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