ワット・サームプラヤー ウォラウィハーン(Wat Sam Phraya)は、バンコクの下町エリア、サムセン通りにある寺院です。
王室の認定を受けた第3級王室寺院で、特に本堂と礼拝堂が美しいでしょう。ということで、今回は、下町の名刹、ワット・サームプラヤーについて、記事にしたいと思います。
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ワット・サームプラヤー バンコクの下町エリア!! 美しい仏堂が魅力の王室寺院を歩く!!
この記事の目次
バンコクの美しい寺院!! ワット・サームプラヤーを歩く!!
バンコクの旧市街からカオサン通り周辺を抜け、サムセン通りを歩いていると、美しい寺院を発見しました。きれいに整備されています。
寺院の名前にウォラウィハーンがあるので、王室の認定を受けた王室寺院です。緑の本堂と礼拝堂が美しく、白い仏塔とのコントラストが素敵です。
この寺院が建立されたのは、チャクリー王朝の初期で、モン族出身の官僚が殉職した弟を記念して建立した寺院と言われています。
その後、プラヤーという高級官僚の役職にいた一族の3人の孫たちが修復したことを受け、1823年にラーマ3世王がその3人の名前を記念して、サームプラヤーと名付けました。
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美しい屋根の仏堂が魅力!!
グリーンの屋根が珍しく、鮮やかな装飾が魅力的です。そして、周辺には白亜の仏塔が並んでいて、このコントラストが本当に美しいです。
決して大きくはありませんが、雰囲気のある本堂でしょう。大通りから5分ほど中に入ると驚くほど静かですが、参拝者の多い寺院のようです。
上の写真のようにこの本堂の前にもワチラロンコン国王の写真がしっかりと飾られています。また、王室の認定を受けた寺院だけあって、手入れが行き届いていました。
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ワット・サームプラヤーの礼拝堂も必見!!
本堂の他にも幾つかの礼拝堂があります。中を覗くと大きな仏像がライトアップされていました。ちなみに、この日は本堂が開いていなかったのが残念でした。
どうやら本堂にもすばらしい仏像が鎮座しているようです。しかし、この仏像を参拝し、もう一つの礼拝堂では涅槃物を見ることができました。
涅槃物と言えばワット・ポーが有名でしょう。確かにタイで一番と言っていいほど知名度の高い寺院なので、その迫力は半端ではありません。
ワット・サームプラヤーの涅槃物は少し小さめですが、このコンパクトな姿も個人的には魅力的だと思います。
どうやら毎日8時半と18時にお経があげられ、そのタイミングでは一般人の入場も可能とのことなので、興味のある人は行ってみると良いでしょう。
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下町のローカル寺院!! ワット・サームプラヤーに行こう!!
住所:Soi Samsen 5 Wat Sam Phraya, Phra Nakhon, Bangkok, Thailand
参拝時間:8:00〜18:00頃!?
バンコクの旧市街からサムセン通り北上すると左手にあります。MRTやBTSと言った分かりやすい交通手段はありません。
私は旧市街から歩いて向かいました。MRTサムヨット駅を下車し、タクシーでウォラチャック通りを直進するのが一番早いでしょう。
寺院の入口付近に上の写真のゲートがあるので、すぐに分かると思います。私はノンビリと街並みを見ながら寺院参拝をしていますが、迷った場合はバイタクを利用も便利かもしれません。
また、乗り方を覚えると路線バスも激安価格で最高です。旅行者はあまり利用しないと思いますが、最近はバス停に行き先が書いてあることも多いのでチェックしてみると良いでしょう。
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さいごに
王室の認定を受けた格式の高い寺院です。タイ国内には35,000以上の仏教寺院がありますが、王室の認定を受けた寺院の数はそれほど多くはありません。
現在の王朝が成立したバンコクに王室寺院が集まっているので、バンコク観光ではこれらの美しい王室寺院を探して参拝するのも楽しいのではないかと思います。
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