ワット・ブアクアン (Wat Bua Khwan)は、バンコクの隣、ノンタブリーで発見した美しい寺院です。
しかもノンタブリー県内でも特に有名な寺院でした。ということで、今回は、タイ国内の隠れた名刹、ワット・ブアクアンについて、記事にしたいと思います。
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この記事の目次
ノンタブリーの美しい寺院!! ワット・ブアクアンを歩く!!
MRTを乗り継ぎ、数年前に開通したパープルラインでノンタブリーまでやってきました。実はノンタブリーはタイ国内でも美しい名刹が多いと評判です。
また、バンコクの隣の県ということで、基本的には文化圏はバンコクと変わりません。しかし、チャオプラヤー川が縦断している関係で、古くから川沿いに寺院が沢山あります。
特にバンコクを中心とした首都圏は、チャオプラヤー川を中心に栄えたと言っても過言ではありません。
このワット・ブアクアンは川沿いからは少し離れますが、ノンタブリー出身の友人の話ではタイ様式の優美な寺院ということで、楽しみにしてやってきました。
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仏像が勢揃い!? タンブンスポットがいっぱい!!
寺院の奥に巨大な本堂!? がありましたが、向かう途中は様々な仏像が安置されています。上の写真のような布袋様の姿も発見しました。
タイでもハッピーブッダとも言われている福の神です。お金を小脇に抱えている姿からもご利益は商売繁盛でしょうか!? タイも華僑が多いので、人気の仏像です。
緊那羅の像も発見です。緊那羅は男性はキンナラ、女性はキンナリーで、一般的には音楽の神様ということで楽器を持っている像も多いと思います。
タイでは半人半鳥で下半身が鳥に似ている姿の像が一般的です。こちらには半人半馬で頭がガルーダ!? っぽい姿や阿修羅のような像もありました。
やはりタイ国内で絶大な人気を誇るガネーシャ(ピッカネート)も安置されています。言わずと知れた願い事が叶うと言われている像です。
足元には願い事を伝えてくれるネズミの姿もありました。また、同じく人気のラフーなども個別に安置されていたので、タンブンにはもってこいの場所と言えるでしょう。
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寺院内の牛がかわいい!!
こちらもタイの寺院では稀に見かけますが、寺院内で牛が飼われていました。これもタイの仏教ではタンブンの一種で、動物の世話をすることが徳を積む行為と考えられています。
寺院犬や寺院ネコと言われる寺院に住みついている動物たちにエサを与える行為も同様で、日本では野良猫にエサをあげることは禁止ですが、タイでは考え方が全く異なるのです。
タイの街中で犬やネコにエサをあげている姿を見かけるのは、もちろん普通にタイ人が優しいという一面もありますが、こういった文化的な側面もあると言えるでしょう。
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圧巻の巨大なソムデット・トー氏!!
本堂に向かって歩いていると、本堂の向かいに巨大なソムデット・トー氏が鎮座していました。それにしても少しリアルですが、迫力があります。
ソムデット・トー氏は、タイでは言わずと知れた高僧で、バンコクの寺院、ワット・ラカンの僧侶としても有名でしょう。
両手をゲンコツにして重ねるポーズが特徴で、タイ仏教史上、最強の霊力を持ち、ナンナークの霊を沈めるなどの数々の伝説を持ち、肖像画が飾られるほど人気の存在です。
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美しい本堂は必見!!
この寺院のメインとも言えますが、本当に美しい本堂は必見です。上の写真を見れば良くわかるでしょう。
私もここまで優美な本堂を参拝することができるとは思いませんでした。やはりこの寺院がノンタブリー県でも人気の寺院で、参拝者が多い証拠だと思います。
私もタイ国内の数々の寺院を参拝してきましたが、この本堂の仏像の姿も珍しく、周囲を取り囲む壁画や装飾の鮮やかさは群を抜いています。
バンコクの有名な寺院よりもこちらの方が派手かもしれません。もちろんシンプルな仏堂も趣がありますが、やはりタイの寺院は派手さが命でしょう。
また、本堂に向かう途中に別の仏堂がありました。こちらは本堂の派手さに比べると、シンプルですが、この雰囲気も素敵です。
個人的にこのカラフルなお花が何を意味しているのか気になります。しかし、時間の関係で足早になってしまい、じっくり散策できなかったのが残念でした。
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ノンタブリーの名刹!! ワット・ブアクアンに行こう!!
住所:9 Thanon Ngam Wong Wan, Mueang Nonthaburi District, Nonthaburi, Thailand
参拝時間:8:00頃〜17:00頃!?
私はMRTパープルラインで一番近い駅まで向かい、そこからタクシーに乗りました。距離にして3キロほどだったと思います。
このエリアでも相当有名な寺院のようで、タクシーやバイタクの運転手は確実に分かるはずですが、基本的に大通りに面しているので、この地図を持っていると便利かもしれません。
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さいごに
寺院の中に池のような場所もありました。この周りで子供たちが遊んでいましたが、寺院とは本来そういう意味も持っている場所かもしれません。
やはりタイの寺院が生活の一部になっていて、厳しい修行の元に僧侶が尊敬を集めている様子を目の当たりにすると、心が洗われるような気がするのは私だけではないと思います。
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