ノービザ入国再開 がタイ政府内閣で合意されたようです。これは入国制限緩和、渡航正常化に向けて大きな一歩になるでしょう。
また、この緩和が東南アジア圏のスタンダードになる可能性もあります。ということで、今回は、タイのノービザ入国再開について、記事にしたいと思います。
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ノービザ入国再開!? タイ政府の入国制限緩和!! 30日間滞在のビザ免除対象国は56か国!!
この記事の目次
タイ政府がノービザ入国再開を合意!?
タイ政府内で以前から議論されていた入国制限緩和ですが、タイ入国時に必要だったビザ免除を認める方針で合意したとバンコクポストが報じています。
ちなみにこのビザ免除の対象国は56か国、30日間滞在が可能です。また、私たち日本もこの免除の対象国に入っています。
しかし、タイ王国の在日本大使館などでは公式に発表されていません。それではこのビザ免除の情報は本当なのでしょうか!?
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世界各国のタイ王国大使館で発表!?
どうやら世界各地のタイ王国大使館の発表で確認ができるようです。SNSなどでも話題になっているUAEのアブダビにあるタイ大使館の発表を見てみましょう。
Royal Thai Embassy Abu DhabiのFacebookにアップされていた内容では、ビザ免除と56か国の対象国が一覧になっています。
また、スイスのケルンにあるタイ大使館のウェブサイトでも12月10日のアップデートで、タイ入国の条件にビザ免除で渡航ができる旨が追加されました。
この各国大使館の発表のスピード感の違いは少し気になりますが、公式な大使館の発表だけに信憑性は高いのではないかと思います。
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56のビザ免除対象国と二国間協定で許可される国と地域は!?
アブダビのタイ大使館の発表では、今回の入国制限緩和で以下の56の国と地域でノービザでの30日間のタイ入国が可能になります。
アンドラ、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、バーレーン、ブルネイ、カナダ、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイスランド、インドネシア、アイルランド、イスラエル、イタリア、日本、クエート、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルグ、マレーシア、モルディブ、モーリシャス、モナコ、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、オマーン、フィリピン、ポーランド、ポルトガル、カタール、サンマリノ、シンガポール、スロバキア、スロベニア、スペイン、南アフリカ、スウェーデン、スイス、トルコ、ウクライナ、UAE、イギリス、アメリカ、ブラジル、韓国、ペルー、香港、ベトナム。*アルファベット順
また、上記以外に二国間協定で30日間の滞在が許可される国と地域に、香港、ラオス、マカオ、モンゴル、ロシア、ベトナムと記載されています。
加えて、同じく二国間協定で90日間の滞在が許可される国には、アルゼンチン、ブラジル、チリ、ペルーがあるようです。
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滞在可能期間が45日に延長!?
実は先日のタイの報道では、通常30日間の滞在可能日数が45日間に延長するという話が出ていました、これは14日間(15日間)の隔離検疫を考慮したものでしょう。
おそらく45日間に延長された場合、滞在中のさらなる延長手続きで45日、合計90日間滞在が可能になるのではないかと思います。
先日、日本も取得が許可されたSTV(特別観光ビザ)では、最大270日間滞在が可能ですが、一般的な90日の滞在では、ノービザ入国が便利かもしれません。
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12月17日現在の入国条件は!?
ノービザ入国の許可によって、短期の場合ビザの取得の必要はありません。しかし、それ以外の入国条件は緩和されていないので確認が必要です。
12月17日現在もCOEの取得、ASQ隔離検疫(14日間のASQホテル予約)、新型コロナ陰性証明書、Fit to Fly(健康証明書)、10万ドル相当の医療保険加入が条件になります。
よって、以前のように1週間や3泊4日などの短期旅行は不可能ですが、このように少しづつ緩和され、ワクチン接種が現実になれば、短期旅行の可能性も見えてくると思います。
また、2021年1月よりCOE(Certificate of Entry:入国許可書)の取得方法が変わるので、在タイ大使館のインフォメーションも合わせてチェックしておくと良いでしょう。
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2021年1月よりZIPAIRが成田発バンコク路線を旅客便化!!
JAL(日本航空)グループが展開するZIPAIRが成田~バンコク(スワンナプーム線)について、2021年1月9日成田発の旅客便化を行ないます。
同社は10月28日からバンコク発のみ旅客便化していましたが、基本的には貨物専用便として就航していました。
2021年1月9日~1月30日に関して、成田(16時40分)発~バンコク(22時00分)着のZG51便が毎週土曜日に運航を開始します。
また、バンコク(23時30分)発~成田(翌07時15分)着のZG52便は毎日運航する予定ですが、成田発に搭乗できるのはタイ大使館でCOEの取得が必要です。
加えて、運賃に関しても往復で3万円ほどで予約が可能になるため、特別便を比べて大幅に運賃を節約できます。これは単純に朗報と言えるでしょう。
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さいごに
ノービザで入国が可能になれば、また一つタイ旅行のハードルが下がることになりますが、1番のネック、14日間のASQ隔離の壁は高いままです。
しかし、 LCCやタイのコロナ保険など費用的な面では、かなりポジティブになりつつあるため、個人的には年明けの渡航を真剣に考えたいと思っています。
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