ワット・マカーム (Wat Makham)は、バンコクの隣県パトゥムターニー県にあり、伝説の中国寺院と呼ばれています。
実際に行ってみると美しい寺院には沢山の参拝者が訪れていました。ということで、今回は、超人気の中国寺院、ワット・マカームについて、記事にしたいと思います。
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この記事の目次
パトゥムターニー県に伝説の中国寺院!?
バンコクの中華街ヤワラートで知り合った中華系のタイ人に、バンコクの隣県パトゥムターニー県にすばらしい中国寺院があると聞き、実際に行ってみることにしました。
ワット・マカーム(Wat Makham)という寺院で、実はタイ国中から参拝者が訪れる人気の寺院のようです。確かに私が訪れた時も沢山の参拝者がいました。
これは期待できそうです。タイ国内の各地に中国寺院はありますが、ここまで人の多い寺院はヤワラート周辺以外では初めてかもしれません。
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正確にはワット・マカームとは別の寺院!?
実は地元のタイの人々は、この寺院一帯をワット・マカームと呼んでいますが、こちらの中国寺院自体は、正確にはワット・サンチャオという名前のようです。
寺院の関係者に話を聞くと、元々ワット・マカームがあり、後から中国寺院ができたので、感覚的にはワット・マカームの一部と思っている人が多いのではないかとの話でした。
また、タイの人々はそこまで名前に拘ることがないため、この一帯を総じてワット・マカームと呼んでいるのかもしれません。
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伝説の中国寺院と呼ばれる理由とは!?
このワット・サンチャオができたのは、諸説ありますが、アユタヤ時代の末期に建立されたと言われています。
ちなみにこの寺院には沢山のワニが祀られていますが、これはその昔、川沿いにワニが沢山いたからだという逸話からです。
また、この寺院が伝説の中国寺院と呼ばれる理由は、Sian Pae Rong Siというタイに移住し、タイ人女性と結婚、タイに帰化した中華系タイ人に由来しています。
この寺院の対岸で精米所(製粉所)を営む傍ら、勤勉に働き、人助けに奮闘した彼は、一般大衆だけではなく、商人の間でも一心に尊敬を集めました。
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商売やビジネス祈願に!! 実は魔除けにもご利益!?
寺院内にSian Pae Rong Siを祀るお堂があり、多くの参拝者で賑わっていました。なぜ、この寺院にゆかりがあるかというと、寺院の修復や組織に重要な役割を果たしたからです。
1983年にパヤタイ病院で85歳で亡くなるまでに、無償での債務救済や商売や貿易の支援など、特にバンコクやパトゥムターニーの沢山の中華系タイ人を助けたと言われています。
ある意味でのゴッドファーザー的存在だったようです。そして、彼の死後、その功績ゆえに崇拝する人が増え、信じた人々に様々な奇跡をもたらします。
よって、現在では商売やビジネス、魔除けに至るまでご利益があると、タイ国中から参拝者が訪れる伝説の寺院となったのです。
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ワット・マカームも美しい寺院!!
本来のワット・マカームよりも正直ワット・サンチャオの方が参拝者が多いような気もしますが、こちらの寺院もかなり美しい寺院です。
上の写真は実際の本堂になります。ちなみにこの本堂は近年新しく建立されたようで、この敷地内に古い仏堂がありました。あちらが昔の本堂だったのかもしれません。
決して大きな仏堂ではありませんが、質素ながらに雰囲気のあるお堂です。中に安置されている仏像のかわいいお顔も必見でしょう。
ただ、こちらのワット・マカームよりも中国寺院を含めてのワット・マカームとして有名になっているのもユニークだと思いました。
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ワット・マカーム(ワット・サンチャオ)に行こう!!
住所:Ban Klang 3/2 Alley, Ban Klang, Mueang Pathum Thani District, Pathum Thani, Thailand
参拝時間:7:00頃〜夕方頃
私はバンコク都心から路線バスを乗り継いで近くまで行き、最終的にはバイクタクシーで向かいました。約2時間半ほどかかったはずです。
個人的にはこれだけ時間をかけても行く価値はあると思います。実際に1年に一度は必ず行こうと思っているほどです。
どうやらパトゥムターニー県にも観光スポットが沢山あるようなので、周辺の寺院など、観光地を巡るのも良いかもしれません。
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さいごに
寺院の敷地内にローカル市場があり、食事や食料品の買い物などもできます。寺院自体はそこまで広くはないので、半日程度で堪能できるでしょう。
バンコクを中心に中華系タイ人の間でも伝説の寺院と呼ばれている古刹です。また、私のYouTubeチャンネルでも動画にて紹介していますので、是非チェックしてみて下さい。
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