2017年タイの世帯収入 平均月2万6,973バーツと増加傾向に!!

2017年タイの世帯収入 は、1か月平均で2万6,973バーツと増加傾向です。タイ国内の2万6,000世帯を対象に調査が行われました。

私のようにタイ移住を考えている人は参考になるかもしれません。ということで、今回は、タイの平均収入について、記事にしたいと思います。

<関連記事はこちらからどうぞ>

タイ人の平均月収は!? 現地採用で優雅な生活は嘘!! 日本人のリアルお金事情!! この記事を読んでみる

2017年タイの世帯収入 平均月2万6,973バーツと増加傾向!! 1人あたりの平均は9,266バーツ!!

2017年タイの平均世帯収入は2万6973バーツ!!

2017年タイの世帯収入

2017年タイの世帯収入は、2万6,973バーツとの調査結果が公表されました。これは日本円に換算すると9万5,000円ほどです。

ちなみにこのデータは、タイ全土の平均値になります。よって、バンコク周辺の大都市圏と地方では大きな差があるでしょう。

実際にバンコクと首都圏3県(ノンタブリー、パトゥムタニー、サムットプラカーン)は、極めて収入が高いと言われています。

<関連記事はこちらからどうぞ>

タイの物価 日本と比較!! 庶民感覚では100バーツが1,000円!? この記事を読んでみる

地域別の平均収入は!?

2017年タイの世帯収入

それでは、地域別の平均収入は一体どの位でしょうか!? おそらくバンコクと首都圏3県は、間違いなく高いと思います。

バンコクと首都圏3県(ノンタブリ、パトゥムタニ、サムットプラカン) 4万1,002バーツ

タイ中部 2万6,700バーツ

タイ北部 1万8,952バーツ

タイ東北部 2万570バーツ

タイ南部 2万6,133バーツ

やはりバンコク周辺の大都市圏は、日々抜けて収入が高く、北部と東北部はやはり低いことがよく分かりました。

しかし、バンコクと首都圏3県は、物価も高いので、一概に収入が多いから生活が豊かかと言われるとそうとは言えないかもしれません。

<関連記事はこちらからどうぞ>

タイマッサージ タイ旅行で失敗しないマッサージ店の選び方は5つだけ!! この記事を読んでみる

1人あたりの平均収入は月に9266バーツ!!

2017年タイの世帯収入

世帯の平均収入に対して、1人あたりの平均月収は9,266バーツです。日本円では、約3万2,000円ほどでしょう。

ちなみにタイは夫婦共働きが基本です。また、タイは働く女性が多く、私の取引先でも女性のオーナーや社長が沢山います。

中には小さな子供を職場に連れて来て仕事をする人も多いでしょう。社会全体が女性を中心に回っているような雰囲気すらも感じます。

<関連記事はこちらからどうぞ>

ワイ (合掌)タイの伝統的な挨拶とは!? 外国人も手を合わせた方が良い!? この記事を読んでみる

平均の支出金額は!?

ちなみに1か月の平均支出額は、2万1,897バーツ(住宅、土地購入などを除く)です。よって、日本円で約7万6,000円ほどになります、以下は支出の内訳です。

食品、飲料、たばこ 34.6%

住居、家庭用器具・製品 20.5%

乗り物、交通 17.3%

衣料など個人用品 5.4%

通信 3.4%、教育 1.8%、医療 1.6%、娯楽、行事 1.2%、宗教関連 1.1%

その他(税金、保険料、宝くじ購入など) 13.1%

このデータを見ると、やはり食と住に関する支出が約55%を占めており、これに交通費を加えると70%を超えることになります。

また、税金や保険を含めると、娯楽や衣料品などにかけるお金の余裕はあまり無さそうです。やはり実情としては決して楽な生活と言えないかもしれません。

<関連記事はこちらからどうぞ>

PAWN SHOP タイの質屋が熱い!! 質流れの金製品や掘り出し物も!? この記事を読んでみる

2017年11月のタイのインフレ率は1%!?

タイの11月の消費者物価指数(CPI)は101.45でした。結果、前年同月比1%上昇となります。ちなみに上昇率は、過去9カ月で最高の数値でした。

この上昇率の裏には、増税によるタバコ価格の値上げや石油の価格上昇が影響したのではないかと思います。

また、2017年の7月から9月には、GDPが過去4年で最高の4.3%増にとなり、順調に成長を続けていることが数値を見ればよく分かるでしょう。

<関連記事はこちらからどうぞ>

金 ゴールドを買う!! バンコクの中華街は金投資のメッカ!! タイ人に大人気!! この記事を読んでみる

高齢化社会に直面しているタイ!!

2017年タイの世帯収入

イメージとしては若者が多く、これから経済成長が益々発展していきそうなタイですが、実は高齢化社会に直面しています。

大和総研のASEAN諸国における高齢化の進展によると、タイはASEANの中でも60歳以上の人口割合が最も高いシンガポールの17.86%に次ぐ、15.79%と2位です。

ちなみに65歳以上の割合が7%を超えると高齢化社会、14%を超えると高齢社会、そして21%を超えると超高齢社会と言われています。

今後の予測では、2030年に約20%、2050年には約30%を超えると考えられているので、現在は高齢化社会ですが、今後はさらに深刻な高齢社会が訪れるのです。

<関連記事はこちらからどうぞ>

タンブン タイ人が行う現世での善行!! 収入の1割も!? 徳を積む観念とは!? この記事を読んでみる

医療の発展と高齢化社会!!

 収入

経済の成長と共に医療技術が発展することによって、平均寿命も伸びていきます。基本的には平均寿命が延びることはとても良いことです。

しかし、平均寿命が延びることで、日本は高齢社会に突入、最終的には深刻な超高齢社会の問題に直面しました。

この問題のもう一つの側面としては、少子高齢化、子供の減少も大きな問題でしょう。そして、労働人口の減少も高齢社会の抱える負の部分です。

私は専門家ではありませんが、私自身のことを考えると寿命が延びることより、健康に過ごせる健康寿命が1番重要だと思っています。

<関連記事はこちらからどうぞ>

タイは地震が起こらない国!? バンコクには断層が無く揺れないのは事実!! この記事を読んでみる

さいごに

タイの世帯別の平均収入は、経済成長と共に増加傾向です。しかし、都市別の収入の差は大きく、農業に従事する世帯が多い地方の生活は決して裕福ではありません。

また、深刻な高齢化社会の問題に直面している現実もあります。そういう意味では日本の現状とかなり似ていると言えるでしょう。

<関連記事はこちらからどうぞ>

タイで英語は通じるの!? 観光地やホテルだけ!! イメージは日本と同レベル!! この記事を読んでみる

タイは台風が無い国!? 上陸の確率は15年に一度!! 自然災害では洪水に注意!! この記事を読んでみる