マッサージパーラー (MP)にタイ警察がガサ入れ、麻薬検査を行いました。最近バンコク都内で警察の強制捜査が強化されています。
大規模店、5店舗の従業員に検査を実施、今回は陽性反応は出なかった模様です。ということで、今回は、タイのMPと強制捜査について、記事にしたいと思います。
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マッサージパーラー MPにタイ警察が強制捜査!! 麻薬検査を実施!! 逮捕者は!?
この記事の目次
タイ警察が大規模マッサージパーラーにガサ入れを実施!!
タイ警察当局は、4月24日夜、バンコクのホイクワン地区にあるマッサージパーラー5軒に立ち入り検査(ガサ入れ)を行いました。
目的は麻薬検査で、対象になったマッサージパーラーは、タラゴン、ユートピア、メルシー、エーライナ、エマニュエルの5軒です。
いずれも従業員を対象に検査を行いましたが、陽性反応は出ませんでした。ちなみに、今回は売春に関する捜査は行われず、逮捕者も出なかった模様です。
近年、タイではこのような立ち入り検査が定期的に行われています。特にバンコク都内の歓楽街でも不良外国人の一斉取り締まりなども合わせて強化されているのです。
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ラーマ9世通りのマッサージパーラーで女性113名が検挙!!
今年の1月には、バンコクのラーマ9世通りにある大規模マッサージパーラー、ビクトリア・シークレットにて手入れがあり、女性113人が検挙されています。
いずれも売春の容疑とのことです。また、店の責任者とみられる男性も人身売買などの容疑で逮捕されました。
加えて、検挙されたほとんどの女性が身分証明証を所持しておらず、ミャンマー人やラオス人、未成年者も含まれているようで、人身売買の被害も疑われています。
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日本人に大人気の店!? ナタリーも5年間の営業停止!!
2016年には日本人に大人気のマッサージパーラー、ナタリー(NATAREE)もタイ警察の強制捜査を受け、店内にいた女性121人が売春容疑で検挙されています。
検挙された女性のうち100人が外国人不法就労者(主にミャンマー、ラオス国籍)でした。また、15人が18歳未満の未成年者であることも発覚しています。
これにより人身売買や児童売春などの罪で、店の運営に関わった5人が逮捕される事態となり、結果的に5年間の営業停止処分が下されました。
その後、昨年2017年には人身売買や児童売春などの罪で起訴されている元運営者5人に対し、いずれも禁錮8年6か月〜13年という重い実刑判決が出ています。
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警察が店から賄賂や接待を受けていた!!
ナタリーやビクトリア・シークレットも共に所轄の警察署を外し、タイ法務省特捜局(DSI)職員や兵士によって、強制捜査が行われています。
これは所轄の警察署の警官が賄賂や接待を受けていたからでしょう。また、強制捜査によって、実際に賄賂を受けていた警官の名前を記録したリストが見つかっています。
そして、ナタリー摘発の際にタイ当局が押収した帳簿には、警察幹部や有力者への賄賂の額も記されており、当時タイのマスコミにも大きく取り上げられていました。
これがタイでは警察が賄賂や接待などを要求し、時にはポリスマフィアとも揶揄される大きな理由となっているのです。
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ナタリーの強制捜査は国際NGO団体の圧力によるもの!?
このようなタイにおけるマッサージパーラーの強制捜査の背景には、国際NGO団体の圧力がかかっていると言われています。
特にナタリーの件に関しては、ニュージーランドのNVADERという人身売買を追求するグループがタイ政府に要請をしたことがきっかけとなり摘発されたようです。
そして、これらの摘発には、タイ政府としても「人身売買を許さないクリーンな国」を国際的にアピールしたのでは!? と囁かれています。
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タイは薬物には厳しい国です!!
今回のマッサージパーラーの手入れでも捜査の対象になっていますが、タイは麻薬、薬物にはとても厳しい国です。
詳しくは改めて記事にしたいと思いますが、密告制度もあります。また、警察や売人がグルになって、賄賂を受け取ろうとするケースも実際に存在します。
日本でもそうですが、タイでも軽い気持ちで薬物に手を出す日本人がいるようです。間違えても海外旅行で開放的になり、過ちを犯さないように注意が必要でしょう。
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さいごに
最近ではマッサージパーラー(MP)だけではなく、ディスコや歓楽街の飲食店での薬物検査も強化されています。
これは一説には政権が軍政に変わったことによる浄化作戦とも言われていますが、トラブルに巻き込まれないように、決して薬物には手を出してはいけないと肝に銘じておきましょう。
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