VAT (付加価値税)は、タイで買い物やサービスを受けた際に課される税金です。日本でいう消費税といったところでしょう。
手続きの方法が知られていないようで、還付を受けない旅行者がほとんどのようです。ということで、今回は、知っていると便利なVATの還付の方法について、記事にしたいと思います。
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この記事の目次
VAT(付加価値税)とは?
VAT(付加価値税、Value-added tax)は、間接消費税の施工手段の一つとして、一般的なものです。ヨーロッパや日本など多くの国で導入されています。
アメリカ位以外のすべてのOECD諸国ではVATが導入されています。また、日本においては消費税がVATに分類されるものです。
該当の国で、買い物をしたり、サービスを受けた時に税金として徴収されます。国によって税率は異なり、非課税となる商品やサービスが存在する場合もあります。
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タイにおけるVAT(付加価値税)の還付!!
タイ国内で買い物をしたり、サービスを受けた場合には、税率7%のVAT(付加価値税)が課税されます。日本の消費税と同じく、最終消費者が負担する間接税です。
タイ国内で消費されることが前提とされているため、外国人旅行者は、タイ出国時にVATを還付してもらうことができます。
しかし、この還付を利用する日本人観光客はほとんどいないようです。手続きの方法があまり知られていないことが理由でしょう。
しかし、高額品を購入したり、サービスを受けた際には、意外にも還付の金額が大きい場合もあります。ぜひ申請してみるといいのではないでしょうか。
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VATの還付請求できる人は?
還付請求ができる対象者は、タイ人以外の観光客で、滞在期間が年間180日未満でなくてはいけません。また、航空会社の乗務員は対象外になります。
空港から飛行機で出国すること、バンコク、チェンマイ、プーケット、ハジャイの4つの国際空港からタイを出発する方に限定されます。
また、申請は購入日から60日以内に本人が行わなくてはなりません。この条件を満たしていれば、誰でも請求知ることができます。
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VAT還付の申請条件ついて
基本的にVAT REFUND FOR TOURISTの表示のある店で購入することが条件です。また、同日・同一店で購入した商品の総額が2,000バーツ以上である必要があります。
そして、購入日から60日以内で、総額(VAT込み)が5,000バーツ以上であれば申請することができます。
しかし、タイから持ちだしを禁止されているもの、拳銃や爆発物などの危険物、宝石の原石などはVAT還付の対象外になるので、注意が必要です。
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VAT還付の方法!! 手続きをしてみよう!!
まず第一に、2,000バーツ以上購入したお店で、購入時にパスポートを提出し、VAT還付を受けたいと伝えましょう。
VAT還付申請書に必要事項を記入します。VAT還付申請書と税金請求書(TAX Invoice)を受け取りましょう。この2つの書類が必要になります。
次は空港で出国時の手続きです。出国審査の前に出発ロビーにある税関(Custom Inspection for VAT REFUND)のカウンターで検印を受けましょう。
購入した未開封の還付対象現品と先ほどの2通の書類、更にパスポートと航空券を提示します。そこでスタンプを押してもらえます。これはチェックイン前に行うことを忘れてはいけません。
この後、出国審査を通過したら、VAT払戻しのカウンター(VAT Refund Office Revenue Dept.)で書類とパスポートを提示しましょう。
あとは係員の指示に従い、確認ができれば、同カウンターにてVATが払い戻しされます。以上が全手続きになります。
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VATの還付方法と手数料?
通常は、その場で現金で受け取るケースが多いと思いますが、還付金が30,000バーツを超える場合は、銀行小切手がクレジットカード口座への振込の2択になります。
また、払い戻しが現金の場合は100バーツの手数料がかかります。銀行小切手の場合は、100バーツの手数料の他に、小切手の作成料や郵送料など、更に約200バーツが経費として掛かります。
クレジットカード口座への振込の場合は、100バーツの手数料に加え、更に約600バーツの振込手数料が掛かるので、あまりおすすめできません。
詳しくはタイ国政府観光庁のウェブサイト内、タイからの出国に記載されているので、合わせてチェックしてみると良いでしょう。
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さいごに
VAT(付加価値税)の還付申請をしてみましょう。日本人観光客は申請する人が少ないようですが、大きな買い物の際には、ぜひ申請してみるといいのではないでしょうか。
金額次第では、7%が意外にも大きな金額になります。少しだけ手間はかかりますが、お得に旅に出かけるテクニックとして、知っていて損はないはずです。
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