メッカ巡礼 (ハッジ)は、イスラム教徒にとって一年を通して最大の行事で、2018年、今年は8月13日頃!? の予定のようです。
そして、メッカ巡礼のため、東南アジア各地の空港も混雑する可能性があります。ということで、今回は、イスラム教徒の巡礼について、記事にしたいと思います。
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メッカ巡礼 2018年ハッジは8月13日頃!? 東南アジア各地の空港でも混雑が予想される!?
この記事の目次
イスラム教徒最大の行事とは!?
ハッジは、イスラム教徒が行うべき5つの行為(五行)信仰告白、礼拝、断食、喜捨、大巡礼の一つです。世界中から聖地メッカへ巡礼に向かいます。
1400年前から続く伝統的な行いで、毎年この時期に300万人以上のムスリムがサウジアラビアにあるメッカを訪れる、イスラム最大の行事です。
しかし、この大巡礼には体力とそれなりの財力が必要になります。そして、ムスリムにとっては一生に一度、果たすべき義務とも言われています。
ちなみに毎年イスラム暦(ヒジュラ暦)の12月8日〜12日にかけて行われ、2018年、今年は8月13日頃の予定です。
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実は東南アジアにも多いイスラム教徒!?
タイをはじめ東南アジアにも多くのムスリム(イスラム教徒)を見かけます。基本的には国民の90%が仏教徒と言われているタイでも意外に多いようです。
イスラム教徒と聞くと、私たち日本人は中東を想像するかもしれませんが、実は世界中のムスリムの半数以上がアジア地域に居住しています。
特に東南アジアのインドネシアやマレーシアなどは国民の大半がムスリムで、世界で一番ムスリムの多い国はインドネシアです。
よって、このハッジの期間にはインドネシアを中心とした東南アジア各地からも聖地メッカに多くの人が旅立ちます。
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東南アジア各地の空港も混雑が予想される!?
この時期は、東南アジア各地の空港でも混雑が予想されます。特にインドネシアからは80万人以上の人々が出国する年もあるようです。
そして、この期間は航空会社もメッカ巡礼のために特別便(ハッジ・フライト)を運行しています。よって、インドネシアやマレーシアの国際空港は通常よりも混雑するでしょう。
タイ国内では南部のハジャイ空港を中心に、中東へのハブ空港でもあるスワンナプーム国際空港も同様です。
また、ハッジは14日ほどの工程になるので、8月下旬も帰国ラッシュのタイミングと重なる可能性があり、同じく注意が必要です。
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本当は温厚なイスラム教徒!!
日本のテレビで報道されるイスラム教徒のイメージは、イスラム過激派やIS(イスラム国)など、テロリストとしての一面が切り取られることが多いでしょう。
しかし、実際のムスリムは優しく温厚で、平和を愛する人々です。ちなみに私の周りにもムスリムがいますが、明るくフレンドリーな人しかいません。
実は世界各地で起こっているテロで一番迷惑を被っているのは、彼らのような本来温厚なイスラム教徒たちなのです。
また、日本のメディアの偏向報道のせいで、イスラム教徒はテロリストというような勘違いが起きないようして欲しいと思っています。
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東南アジアにも危険な地域がある!?
一般的にはムスリムは温厚な人たちばかりですが、場所によってはテロが頻発している危険な地域があることも覚えておきましょう。
東南アジアでもタイ南部やフィリピンのミンダナオなどでは、現在でも政府軍とテロリストの戦闘や小競り合いが続いています。
これらの危険なエリアは、外務省の海外安全ホームページ<国・地域別の安全情報>でチェックできるので、危険レベルの高い国や地域には絶対に近づかないようにしましょう。
特に日本人は世界中でお金を持っていると思われています。治安の悪い国では日本の常識は全く通じません。そういう意味でも狙われる可能性が高いという自覚が必要です。
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さいごに
ムスリムにとって年に一度の最大行事、メッカ巡礼(ハッジ)期間の前後は、アジア各国の空港で混雑が予想されます。
また、2018年は日本の夏休み(お盆)の時期とも重なるので、東南アジアを中心にアジア各国へ出かける人は、少しだけ時間に余裕を持って行動すると良いかもしれません。
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