タイ経済崩壊 2020年新型コロナ禍!! 観光収入激減で壊滅状態!?

タイ経済崩壊 の声が密かに高まってきました。タイは言わずと知れたアジアで最も国際観光収入の多い観光立国です。

新型コロナの影響は、タイの観光産業に取返しのつかない打撃を与えました。ということで、今回は、タイ経済に忍び寄る影について、記事にしたいと思います。

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タイ経済崩壊 2020年新型コロナの影響で観光収入が激減!! 観光立国に忍び寄る影!!

観光収入が激減!! アジア第1位の観光立国がピンチ!!

タイ経済崩壊

新型コロナの影響で、世界中で渡航制限、出入国が制限されています。最近では欧州を中心に一部渡航を再開した国もありますが、未だに多くの国は鎖国状態です。

こんな中、アジアで一番の観光立国タイは、特に大きな打撃を受けています。2019年にはGDPの約20%を占めていた観光収入が激減、密かに経済崩壊の声も聞こえてきました。

積極的に外国人旅行者を受け入れ、インバウンドで沸いた日本の国際観光収入がGDPの約1%というデータを見れば、このタイの数字の大きさがよく理解できるはずです。

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タイが新型コロナの封じ込めに成功!?

タイ経済崩壊

2020年7月の段階で、タイ国内の新規感染者は0名を30日以上更新、海外からの帰国者以外では感染者はほぼいないという状態になりました。

これは厳しい入国制限、国内の行動規制の結果ですが、タイ国内では完全に新型コロナウイルスを封じ込めたと言っても良いのではないでしょうか。

よって、タイは世界でも最も感染対策に成功した国かもしれません。しかし、この封じ込めの代償は大きいという声が日増しに大きくなっているのも現実と言えるでしょう。

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失業者1,000万人!? 大量失業の懸念!!

タイ経済崩壊

バンコク・ポストの報道では、4月13日、新型コロナウイルスにより既に700万人が職を失い、今後はこれが1000万人に拡大する恐れがあると報じています。

これは人口6,900万人の約10%に相当、実際の労働人口約3,800万人ということを考えると、この深刻な状況がよく分かります。

7月10日現在、規制緩和第5フェーズで基本的には全ての業種で営業再開の許可が下りましたが、未だに閉店しているお店が多いのも事実でしょう。

また、国際観光収入に頼っていた産業は、現在もストップしたままで、再開の目処も全く立っていないのです。

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観光産業に大打撃!! タイ経済に忍び寄る崩壊の影!!

タイ経済崩壊

厳しい規制の結果、タイ国内ではウイルスの封じ込めに成功したタイですが、年間約4,000万人近い外国人旅行者と6兆円以上の観光収入が激減しています。

2030年にはGDPの約30%を目標に力を入れていた産業が大打撃を食らった形です。しかもこれは現在も継続中、厳しい入国制限が続く限り収入も無い状態が続きます。

もちろんGDPの20%が完全に無くなる訳ではありませんが、いつまで続くのか!? これが分からない状況での鎖国がタイ経済の体力を少しづつ削って行くことは間違いないでしょう。

また、コロナの封じ込めに成功していたと言われたオーストラリアなどでロックダウンの解除後に、感染拡大、再度一部の都市でロックダウンが実施されています。

一部のデータではロックダウンの効果は限定的という声も出始めているので、入国制限解除後に感染が拡大すれば、経済に後遺症を残しただけという最悪のシナリオもあり得るのです。

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タイの観光資源は無くならない!!

個人的にはタイが国際観光収入にかなりの割合で依存している状況から、厳しい入国制限だけではなく、バランスが重要だと思います。

特に観光産業に従事している人には相当な向かい風です。実際に私のタイ人の友人にも失業者が増え、以前よりも治安が悪くなっていると感じる声も聞こえてきました。

しかし、タイ国内にある観光資源が無くなる訳ではありません。よって、時間はかかりますが、必ず復活することは間違いないでしょう。

そういう意味でも新型コロナ収束後、経済の後遺症を少なくするために、タイ政府にはタイ観光産業とのバランスを重視した政策を期待したいと思います。

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さいごに

タイ経済崩壊

1997年にはアメリカのヘッジファンドによって、タイを中心にアジア通貨危機が起こりました。もちろん今回はそのような状況にはならないでしょう。

しかし、観光産業の依存度が高い国の鎖国政策が、今後どれだけの後遺症を残すのか!? やはりタイ政府にはバランスを考えた政策を実行して欲しいと思います。

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