バーンラック (Bang Rak)は、シーロム通りとジャルンクルン通りの交わる地域一帯で、周辺にはBTSサパーンタクシン駅があります。
また、カップルがバレンタインデーに集まる場所としても有名です。ということで、今回は、バーンラックの歴史とバレンタインの繋がりについて、記事にしたいと思います。
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バーンラック バンコクのカップルがバレンタインデーに集まる街!! 理由や歴史とは!?
この記事の目次
バーンラック(Bang Rak)とは!?
バーンラック区は、BTSサパーンタクシン駅周辺のエリアで、チャオプラヤー川に面したバンコク行政区の1つです。
リバーサイドと呼ばれるこの川沿いには、近年高級ホテルや高層コンドミニアムが建設され、バンコク都内でも人気のエリアの一つとなっています。
チャオプラヤーエクスプレスからは、川沿いに並ぶ多くの古い洋館を眺めることもでき、比較的古い街が今でも残っているエリアです。
また、その昔アメリカやイギリス、フランスなどの欧米諸国の領事館が立ち並ぶロマンチックなエリアだったことでも有名でしょう。
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バーンラックの歴史と名前の由来!!
バーンラックの意味は、タイ語のバーン「村」とラック「カロトロピスという木の名前」を合わせた言葉です。
ちなみに、この名前の由来自体は、昔この辺りの運河にラックの丸太が浮かんでいたからと言われています。
そして、かつては実際にバーンラック運河というものが存在し、シーロム運河と合流してチャオプラヤー川に流れ込んでいました。
また、古くはこの地に病院があり、「治療する村」ラックサー村という意味でバーンラックという名前がついたとも言われています。
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なぜカップルがバレンタインデーに集まるのか!?
バーンラックは、タイ語の解釈で愛の街(village of love)という意味を持ち、バレンタインデーにカップルが婚姻届を出す街としても有名です。
なぜならこのラックという言葉は、タイ語で愛するという意味を持っています。よって、これがバーンラックが愛の街と言われ、カップルが愛という言葉の下に集まる理由です。
近年では、バレンタインデー(愛の日)に、バーンラック区役所に婚姻届を出すカップルが増えているとニュースでも報じられました。
また、バーンラックにはタイの中枢を支える中央郵便局があり、この中央郵便局が大規模に修繕され、パーティーや結婚式を行う会場として利用されるようになっています。
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ディープスポット!? バーンラック市場に行こう!!
バーンラック(愛の街)には、バーンラック市場という地元の人々で賑わう市場があります。有名なクローントゥーイ市場よりはかなり小さいですが、貴重なローカル市場です。
周辺の屋台や飲食店の仕入先で、タイの台所を支える重要な役割も果たしています。特に忙しい時間帯は朝でしょう。
観光地化されたマーケットとは異なり、かなりディープなスポットです。しかし、タイのローカルな雰囲気を感じることができます。
また、周辺のジャルンクルン通りは古い街並みと共に老舗の名店が沢山あり、古くに移り住んだ華僑系タイ人が経営する中国にルーツを持つ食べ物も大きな魅力でしょう。
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バーンラックの5つ星ホテルがおすすめ!!
バーンラック周辺のリバーサイドには、数多くの高級ホテルがあります。中でもルブアアットステートタワーは特におすすめのホテルです。
映画ハングオーバーの舞台になったことで一躍有名になり、バンコクのルーフトップバーブームの火付け役となったシロッコは、人気の観光スポットとしても有名でしょう。
バンコク都心では老舗の5つ星ホテルと言われていますが、サービスとホスピタリティが高いにも関わらず、リーズナブルな価格も魅力だと思います。
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さいごに
バーンラックのように、こういうケースで話題になることもあります。古くは丸太の流れる運河の街、現在はカップルが集まるロマンチックな愛の街へ変貌を遂げました。
また、古い街並みが残っている風情のあるエリアです。一般的な観光スポットではありませんが、時にはこういう街を歩いてみるのも趣があると思います。
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