ワット・アルン (暁の寺)は、タイを代表する寺院です。ワット・ポーやワット・プラケーオと合わせて三大寺院とも呼ばれています。
タイ旅行の際には必ず訪れたい観光スポットの一つです。ということで、今回は、ワット・アルンの歴史や行き方、参拝の際の注意点について、記事にしたいと思います。
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この記事の目次
タイを代表する寺院!! ワット・アルンを歩く!!
タイを訪れる旅行者が必ず訪れると言っても過言ではない観光スポットでしょう。ちなみにタイ国内からも多くの参拝者が訪れる名刹です。
日本では三島由紀夫の小説「暁の寺」に描かれたことで一躍有名になりました。タイの近代史を語る上でも重要な場所で、歴代の王とも深い関わりがあります。
正式な名称は、ワット・アルン ラーチャワラーラーム(Wat Arun Ratchavararam)、英語名ではTemple of Dawnと呼ばれています。
タイ国内でも最も格式の高い第1級王室仏教寺院です。また、10バーツ硬貨の裏側にも刻印されているので、意外に馴染み深い寺院かもしれません。
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ワット・アルンの歴史と成立!!
元々はアユタヤ王朝時代(1351年〜1767年)に建立された歴史の古い名刹で、当時はワット・マコークという小さな寺院でした。
1779年タークシン王がこの地にトンブリー王朝を開いた時に第1級王室寺院に指定され、ワット・チェーン(夜明けの寺)という名前に改名されました。
ちなみに、この時代にはタークシン王がラオスとの戦いに勝利し、戦利品として持ち帰ったエメラルド仏が安置されていました。
その後、現在のチャクリー王朝に変わる際に対岸のワット・プラケーオにエメラルド仏に移されました時に、ワット・アルンに改名し、現在に至ります。
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ワット・アルンの美しい仏塔は必見!!
ワット・アルンと言えば、一番有名な場所はこの仏塔ではないでしょうか!? 参拝者は必ずこの仏塔に上ると思います。
一番大きな仏塔は高さ80メートルと超巨大です。古代インドの世界観の中心をイメージしたもので塔の先端には三つの頭を持つエラワン象が鎮座しているようです。
美しいモザイク模様や装飾に目を奪われます。また、色々な場所にヤック(鬼神)やモック(猿神)、タイの神話に出てくるキンナリーやキンリー、ガルーダなどの姿もありました。
表面にはカラフルな陶製タイルと磁器が無数に埋め込まれ、色とりどりのカラフルな華の模様は何時間見ていても飽きることはありません。
所々に中国様式の像が立っています。現在のバンコク都心から見たこのチャオプラヤー川対岸はその昔タークシン王と共に多くの華人が移り住んだ場所なので、今でも名残があります。
ちなみに私は10年以上振りに訪れましたが、数年前に大規模な修復工事が完了したので、その白さは以前とは全く異なり、本当にキレイになったと感じました。
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美しい本堂と仏像が魅力的!!
巨大な仏塔があまりにも有名ですが、実は本堂と本堂に安置されている仏像がすばらしいです。内部の壁画とのコントラストも絶妙でしょう。
この本堂にはラーマ2世に寄って手厚く保護され、この本堂もその時代に建立されました。また、ラーマ2世の菩提寺としても有名です。
現在でも本尊の台座の下にはラーマ2世の遺骨が納められています。本堂をはじめ仏堂も本当に美しいと思います。
さすがタイを象徴するような寺院です。これだけ大きな寺院ですが、個人的に今まで見てきた中でも一番!? 美しい寺院かもしれません。
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ワット・アルンの入場料金は50バーツ!!
入場料金は50バーツです。入口付近にチケットの販売所があります。川沿いのボート側と陸地の反対側の二カ所です。
上の写真が実際のチケットですが、50バーツのゼロの部分が10バーツコインのデザインになっています。これで当日は出入り自由になります。
また、タイでは両替の際に1,000バーツ札を貰うことが多いですが、小さい金額のお札の方が便利なので、事前にホテルなどで両替を済ませておきましょう。
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ワット・アルン参拝時の注意点!!
まず第一に一番気をつけるべきは服装でしょう。過度な露出はしないように配慮が必要です。女性のミニスカートやショートパンツ、肩が出るようような衣服は避けましょう。
また、男性も同様ですが、ショートパンツは基本的にはNGです。特に女性の場合は上からストートを巻くなど、肌が隠れるようにすべきです。
時々寺院を参拝していると、露出の激しい日本人旅行者を見かけます。基本的なマナーやルールを知らないこと、守らないことは恥ずかしいと自覚を持つべきでしょう。
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ワット・アルンに行こう!! 行き方や参拝時間!!
住所:158 Thanon Wang Doem, Wat Arun, Bangkok Yai, Bangkok, Thailand
参拝時間:7:30~17:30
ワット・アルンへの行き方は、一般的にはワット・ポーの先にあるターチャン船着場からチャオプラヤー川を渡る方法でしょう。三大寺院を一緒に見て回るにはこの方法が一番です。
また、都心から直接アクセスする場合にはタクシーで普通に行くことができます。団体での移動の場合は宿泊先から直接行くのも良いでしょう。
しかし、私の一番のおすすめは、最近延伸したMRTイッサラパープ駅から徒歩で向かう方法です。運賃も安く、時間にも正確なので、現在では一番ベストな行き方だと思います。
また、周辺には、ワット・カンラヤーナミットなどの素敵な寺院もあるので、三大寺院だけではなく、このエリアの名刹を参拝するのもおすすめです。
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さいごに
タイ国内でも最も格式の高い寺院です。ワット・ポーやワット・プラケーオを合わせて半日あれば観光することができます。
また、暁の寺の名前通り、夕暮れ時の姿がとても美しく、チャオプラヤー川から眺める姿も最高です。タイ旅行では必ず訪れるべき観光スポットだと思います。
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