非常事態宣言 2020年4月新型コロナでタイは行動制限や首都封鎖!?

非常事態宣言 を発動したタイですが、2020年4月、タイ国内の現状及び、首都バンコクはどのような状況でしょうか!?

3月末日には新型コロナウイルスの感染拡大のため、行動制限も始まりました。ということで、今回は、新型コロナによるタイの状況や現状について、記事にしたいと思います。

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非常事態宣言 2020年4月新型コロナによるタイの現状!! バンコクは行動制限や首都封鎖!?

新型コロナウイルスの感染状況は!?

非常事態宣言

3月29日現在、タイ国内の新型コロナウイルスの感染状況は、感染者1388名、死者は7名となっています。

ここ数日間、毎日の感染者数が100名以上増加している現状や感染経路が分からない感染者が増えていることから、今後は爆発的に感染者が増加する可能性もあるでしょう。

また、今までバンコクに集中していた感染者も、バンコクの行動制限によって、地方へ帰省するタイ人が増えたことで、タイの地方都市にも感染が拡大しています。

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3月26日タイ政府が非常事態宣言!! バンコクが事実上首都封鎖!?

非常事態宣言

タイ政府は3月26日、新型コロナウイルス感染拡大を抑えるため、非常事態宣言を発動、この宣言に伴う行動制限が始まりました。

ちなみにこの行動制限に先立って、3月17日、プラユット首相は、バンコク都と周辺の県に対して、以下の規制を指示しています。

この規制で、パブやパッサージパーラー、ナイトクラブ、映画館などのエンタテインメント施設と古式マッサージ店、ボクシングスタジアムが18日〜31日まで2週間閉鎖されました。

加えて、学校などの教育施設も閉鎖されています。また、バンコク都が21日に発表していた商業施設などの閉鎖も、当初の3月22日〜4月12日から4月30日まで延長されました。

そして、この閉鎖期間延長と共に、競技場や子供の遊技場、演劇場、美術館、図書館なども閉鎖となり、閉鎖箇所の範囲が拡大されています。

結果、最終的にはバンコク都の指示により、スーパーや薬局、コンビニなどを除く商業施設やエンターテインメント施設など、ほとんどの施設が閉鎖されることになりました。

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レストランも営業停止に!?

当初営業を許可されていたレストランも営業が禁止されました。しかし、これはレストランの店内でも食事は禁止されましたが、テイクアウトのみ営業が可能です。

よって、バンコクの多くのレストランがテイクアウトのみで営業を行なっています。そして、広義の意味では屋台も営業できる!? ようです。

また、病院内のレストランだけは店内での食事が許可されました。しかし、一定の間隔を開けて食べるようにと注意喚起がされています。

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ソンクラーン(タイの旧正月)が延期!!

3月17日、タイ政府は、4月13日〜15日のソンクラーン(タイの旧正月)の祝日を延期すると発表しました。

また、振替日は未定で、同期間は普通の平日となります。しかし、タイ国政府観光庁が7月に延期して実施するとの報道もあるので、今後もチェックしていきたいと思います。

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タイ入国禁止!? 事実上不可能に!!

 非常事態宣言

タイ国内でも3月26日の非常事態宣言を受け、4月30日まで行動制限が実施されることになりました。

これによりバンコクと郊外の境界付近にチェックポイントが設置され、警察官によって通過する人の体温の検温や身分証の確認などが行われています。

また、プラユット首相の権限が強化され、外出禁止や移動制限などの厳しい措置が可能になり、加えて、外国人の入国は原則禁止となってしまいました。

よって、労働許可証(ワークパーミット)を持たない一般の日本人旅行者は、事実上、陸海空、全ての経路からの入国ができません。

加えて、許可証を持つ場合でも72時間以内に発行された医療診断書「Fit to Fly Health Certificate」を持っていない場合には入国が認められないので注意が必要です。

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隣国への感染拡大が問題に!!

新型コロナウイルスの影響で失業した出稼ぎ労働者が帰国のため国境付近に殺到した結果、隣国ミャンマーやカンボジア、ラオスへの感染拡大が問題になっています。

タイにはミャンマーやカンボジア、ラオス、ベトナム出身の労働者が300万人以上いると言われ、建設現場や飲食店などで働いています。

また、実際には不法労働者も相当数いると言われているため、帰国による国をまたいだ感染拡大が現実のモノになってしまいました。

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タイ経済に大打撃!!

外国人旅行者が入国できない状況は、タイの主要な産業である観光産業に大きなダメージを与えます。これはタイ経済に相当なマイナスの影響が出ることは確実です。

実際に私の友人のタイ人経営者も悲鳴をあげています。もしこの規制が長期化すれば、かなりの倒産や廃業、失業が起こるのは間違いないようです。

また、数多くの日系企業も大打撃を受けています。タイは日本の基幹産業でもある自動車メーカーの東南アジア最大の生産国です。

工場の生産停止なども報道されていますが、ヒトやモノの移動が制限されることが経済に与える影響は、タイのような中進国では相当なマイナス要因と言えるでしょう。

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タイ旅行はいつから可能になるのか!?

確実に言えることは、4月30日までは基本的にはタイ旅行は事実上不可能です。それではいつタイ旅行に行けるようになるでしょうか!?

ここからは私の個人的な見解ですが、タイ国内では事実上の都市封鎖(ロックダウン)に近い厳しい規制を行った結果、数か月でやや鎮静化するのではないかと思います。

しかし、日本の現状は、3月29日現在クルーズ船も含めて2539人と比較的感染者が少ないように見えますが、これは明らかに統制された数字です。

欧米に比べて極端に検査をしないことで数字を抑えていますが、実際には無症状者も含めて、この100倍以上は確実に感染者がいると考えています。

よって、日本国内の感染状況や検査を受けることができない状況では、タイ入国に必要な医療診断書を手に入れることができないため、実際にはタイ入国は不可能です。

それでは、現実的にいつ旅行可能になるのかについて、専門家ではないのであくまで予想ですが、2020年中は特別な環境の人以外は、渡航は厳しい状況だと私自身も覚悟しています。

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さいごに

 非常事態宣言

しかしながら、欧米や途上国に対しても日本、特に東京の対策は甘く、後手に回っているのがかなり心配です。

ということで、しばらくは世界中で厳しい状況が続く新型コロナウイルスの影響ですが、必ず鎮静化する時が来るのを信じて、私も必死に耐えたいと思います。

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