ヤック (夜叉)は、タイでは良く見かける鬼の像です。バンコクのスワンナプーム国際空港にも巨大なヤック像が展示されています。
空港4F出発フロアにある赤と緑の見事なモニュメントは必見です。ということで、今回は、タイで見かける鬼神、ヤックについて、記事にしたいと思います。
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ヤック (夜叉)バンコクのスワンナプーム国際空港で発見!! 12体の守り神!! 巨大な鬼の像とは!?
この記事の目次
ヤック(夜叉)とは!?
ヤックは、古代インドの神話に登場する鬼神で、薬叉(やくしゃ)とも称されています。後に仏教に取り入れられ護法善神の一尊となりました。
ちなみに男はヤクシャ、女はヤクシニーと呼ばれ、鬼と神の性格を併せ持ちつつ、人間に恩恵をもたらす存在として祀られています。
タイでは、一般的に赤色と緑色の対になった像が寺院の門などに配置され、中でもワット・プラケーオ(エメラルド寺院)のヤックは特に有名でしょう。
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スワンナプーム国際空港に12体のヤック像!?
スワンナプーム国際空港の4階出発フロアに、赤と緑の巨大なヤック像を発見しました。航空会社のカウンターの周辺にあるので、見たことがある人も多いでしょう。
ちなみに、この赤と緑の2体のヤックは、空港の守神として、ワット・プラケーオの像を模して作られたようです。
確かにタイの玄関口スワンナプームの邪気を払ってくれそうな迫力を感じます。また、実はこのヤック像が空港内に12体もあるという噂を聞きました。
青、白などの色違いのヤック像が同じくチェックインカウンター周辺に点在しているので、チェックインのタイミングで探してみるのも楽しいと思います。
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プラクルアンにもヤック像!!
タイのプラクルアン(御守り)でも人気のモチーフです。ブッダや高僧の小さな像がモチーフになることが一般ですが、中にはヤックも見かけます。
上の写真は、以前タイの寺院を参拝中に見かけてお借り(チャオ)した御守りですが、ブロンズ製の渋いヤック像です。
また、お土産品としても販売されています。時にはデフォルメされたかわいいヤック像などもあり、旅行者に人気のMBKなどでも購入が可能です。
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タイの鮮やかな像や寺院に注目!!
このように色鮮やかな像や寺院もタイの大きな魅力の一つでしょう。日本にも日光東照宮のように鮮やかな寺院はありますが、タイはほとんどの寺院が煌びやかです。
また、仏教寺院だけではなく、ヒンズー教の寺院などもあり、観光スポットとしても人気となっています。
ちなみにタイの寺院が鮮やかで派手な理由は、参拝者の寄付によって、定期的に改修されるからです。よって、この派手さが寄付金の多さ、つまり人気も表しています。
人気の寺院にはより多く寄附金が集まるので、新しい建物を建設したり、仏像を鋳造するなど、より派手さが増していくことになるのです。
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過去には寺院がテロの標的に!?
2015年にはバンコクの中心地、BTSチットロム駅にある人気のパワースポット、エラワン廟で爆弾テロが発生、20名の死者と125名の負傷者を出しました。
このように、人気の観光スポットや目立つモニュメントが、時には卑劣なテロの標的になる場合があります。
また、タイは首都バンコクを中心に比較的安全な国です。しかし、タイの南部にはテロが頻発しているエリアもあるので、旅行の際には、念のため気をつけるようにしましょう。
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さいごに
スワンナプーム空港を訪れた際には、12体のヤック像をチェックしてみましょう。こうした鮮やかな仏像や寺院を参拝するのもタイ旅行の醍醐味の一つです。
私は寺院参拝が趣味ですが、タイ国内の各地には数多くの名刹やモニュメントがあるので、ゆっくりと時間をかけて旅をするのも最高の贅沢だと思います。
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