ヤワラート通り （中華街）は、バンコクでも人気の観光スポットです。地元のタイの人々も食事やショッピングに訪れています。
実はヤワラート周辺が中華街として形成されたのはアユタヤ時代まで遡るようです。ということで、今回は、バンコクの中華街、ヤワラートについて、記事にしたいと思います。
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この記事の目次
バンコクの中華街!! ヤワラート通りの歴史とは!?
ヤワラート通り、バンコクの中華街が形成されたのは、18世紀アユタヤ王朝が壊滅、タークシン将軍が王都を移した頃に遡ります。
ワット・アルンがあるエリアにトンブリー王朝が建設された後、チャクリー将軍（ラーマ1世）によって、チャオプラヤー川の東側に新たな王都が造られました。
この王都を造るにあたり、元々定住していた華人たちが移住を余儀され、現在のヤワラート通り周辺に新しく移り住み、街を形成していくことになります。
ちなみにこの華人たちはタークシン将軍と共に移り住んだ中華系の人々でした。また、タークシン将軍も元々は潮州出身の華人です。
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ヤワラート通りの人気の観光スポット!!
ワット・トライミットと黄金仏!!
ヤワラート通り周辺で最も人気の観光スポットと言えば、ワット・トライミット（Wat Traimit）でしょう。
黄金の仏像が安置されていることから黄金仏寺院とも呼ばれています。約5メートル、5.5トンの本物の金でできた仏像は圧巻でしょう。
この黄金仏の逸話はタイ国内でも有名で、その昔敵軍からの略奪を防ぐため黒く塗られていましたが、偶然にも古い寺院の取り壊しの際に、剥がれて黄金と分かりました。
この話が語り継がれ、現在では金運アップの御利益があるとして、タイ国内外から参拝者が訪れる人気の寺院となり、観光ツアーにも組み込まれています。
最近では、イングランドのサッカー、プレミアリーグのレスターを所有するタイ人オーナーがシーズン前にチームの祈願をトライミットの僧侶にお願いしました。
すると、そのシーズンにまさかの優勝するという偉業を達成したことで、パワースポットとしても話題なり、この寺院の御守りが大人気という現象が起こっています。
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世界中のバイヤーが訪れる!? サンペーン市場も必見!!
バンコク都内でも有名な激安市場です。ヤワラート通りと平行して数百メートル以上も市場が続いています。
基本的には地元のタイの人々の日常を支える市場です。しかし、毎日かなりの賑わいを見せており、時には普通に歩けないほど混雑しています。
また、世界中からバイヤーも訪れているようです。こうした外国人を狙ったスリがいるとの噂も聞いたことがあるので、混雑時には注意が必要でしょう。
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本格的な中華料理が激安!!
やはり中華街と言えば、中華料理でしょう。歴史の古い老舗の名店の味を激安価格で楽しめます。また、屋台や市場での食べ歩きも魅力です。
私も通っているお店では、HUA SENG HONGやフカヒレで有名なScalaなど、数え切れないほどお店があるので、是非チェックしてみましょう。
日本では高級な本格中華料理も物価の安いタイならではの激安価格、とてもお得な価格で食べることができるのでおすすめです。
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ヤワラート通りと言えば金行!! 金製品（ゴールド）もおすすめ!!
ヤワラート名物と言えば、金行で金製品（ゴールド）を買うのもおすすめです。私も出張の度に金の価格をチェック、少しずつ購入しています。
タイ人は自国の通貨を信頼していない一面もあり、稼いだお金を金（ゴールド）に変える人も多いです。よって、人気の金行は毎日多くの人で賑わっています。
特に近年金の価格は世界的にも価格が上がり続けており、日本でも金投資が話題になっていますが、タイは手数料が安いので、日本よりも金製品が安く買えることも魅力です。
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中国人旅行者も懐かしむバンコクのヤワラート通り!!
その昔、ヤワラート通りの中華料理店で年配の中国人旅行者に話しかけられました。その中国人の話では、バンコクのヤワラートは古い中国の街並みそのものだそうです。
中国国内も開発ラッシュで、特に都市部の景観は激変しているようですが、そんな中で古き良き中国の雰囲気が漂っているのがバンコクの中華街なのかもしれません。
近年バンコクも再開発が進んでいます。しかし、現在のヤワラート周辺には18世紀にタイに移り住んだ華人が作った街が残っています。
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バンコクの中華街（ヤワラート通り）に行こう!!
バンコクの中華街、ヤワラート通り周辺は、バンコク中心部からタクシーで100バーツほど、日本人旅行者に人気のシーロムエリアからは70バーツ前後でしょう。
電車で向かう場合には、以前はファランポーン駅から徒歩、またはタクシーを利用していましたが、現在はMRTの延伸で便利になり、ワット・マンコン駅下車すぐです。
また、ワット・ポーやワット・プラケーオなどの三大寺院、王宮からも近いので、合わせて観光コースに入れるのもおすすめでしょう。
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さいごに
バンコクの中華街、ヤワラート通り周辺は、古き良き華人の歴史や文化が残る街です。中国からの旅行者も懐かしむ街並みがそこにはあります。
また、タイの文化ミックスされ、独特の雰囲気を感じること、絶品中華料理、物価の安い市場も魅力です。タイ旅行では、是非チェックして欲しいと思います。
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