パッポン通り (Pat Pong)が賑わっている!? そんな噂をよく耳にします。パッポンはバンコクの歓楽街の中でも特に閑古鳥が鳴いている時期がありました。
しかし、最近勢いを取り戻しつつあるようです。ということで、今回は、バンコクでも歴史のある老舗の歓楽街、パッポン通りの現状について、記事にしたいと思います。
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パッポン通り (Pat Pong)バンコクの老舗歓楽街に勢いが戻った!! ゴーゴーバーのボッタクリは!?
この記事の目次
バンコクの老舗歓楽街!! パッポン通りの歴史!!
パッポン通りは、バンコクでも歴史のある歓楽街で、第二次世界大戦の後にパッポン氏が街を基礎を作ったことがはじまりです。
また、ベトナム戦争の時代にベトナムに赴いた米兵の遊び場として、初めてゴーゴーバーが作られたことで、世界的にも有名なナイトライフの中心地となりました。
現在タイ国内最大のリゾート地であるパタヤも同じくベトナム戦争の保養地として開発が進んだ街として有名でしょう。
加えて、このパッポン通りは、当時この街を作ったパッポン一族が所有している私有地というのも驚くべき事実だと思います。
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毎晩開かれる観光名所!! パッポンナイトバザール!!
パッポン通りの名物と言えば、毎晩必ず開催され、観光スポットとしても人気のパッポンナイトバザール(ナイトマーケット)でしょう。
区切られた区画には、タイ特産の土産物を中心にTシャツやキャップ、民芸品など色々な商品が販売されており、中には数多くの偽ブランド品や怪しいグッズまであります。
外国人旅行者を中心に賑わいを見せ、旅行者と夜市の店主との間で繰り広げられる値段交渉や駆け引きは、まさに風物詩です。
そして、このナイトバザールが毎日夕方頃に鉄骨の骨組みを組み、お店が終わる0時頃には全て片付けてまっさらな状態に戻す姿は、本当に驚きべき光景と言って良いでしょう。
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パッポン通りとゴーゴーバー!!
パッポン通りの最盛期とゴーゴーバー!!
パッポン通りには、現在でも数多くのゴーゴーバーがありますが、1980年代日本のバブル景気と共にタイに進出した日本企業の駐在員を中心にかなりの賑わいを見せました。
その後、90年代に最盛期を迎えますが、日本のバブル崩壊と通貨危機の影響で、急激に勢いを失速させます。
私が初めてパッポン通りを訪れたのは90年代でしたが、深夜にも関わらず普通に歩けないほどの人で賑わっていたのを鮮明に覚えています。
また、この時期に外国人、特に日本人相手にボッタクリが横行し、客離れが進んだことも衰退の大きな理由と言って良いでしょう。
ナナプラザとソイカウボーイの台頭!!
まさにパッポン通りの衰退を一因となったのは、新しい歓楽街ナナプラザやソイカウボーイの台頭です。
ボッタクリに嫌気を感じた旅行者が見事にこれらの歓楽街に流れました。注文していないドリンクが伝票に追加されているという話を何度聞いたことか分かりません。
また、泥酔したお客に高額の請求するなど、バンコクのゴーゴーバーはボッタクられるというイメージを作ったのもパッポン通りの黒歴史と言って良いでしょう。
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パッポン通りが復活!? 勢いを取り戻しつつある!?
2018年パッポン通りに勢いが戻ってきた!!
2017年頃、久々にパッポン通りを訪れた時には、老舗のバーのスタッフも外国人旅行者が増えていると話していました。特に欧米人の旅行者が増加傾向のようです。
確かに最近パッポン通りに勢いが戻ってきたという噂をよく耳にするようになりました。一時は廃れてしまったゴーゴーバーも数多くのお客でに賑わっているようです。
以前は日本駐在員らしき姿を良く見かけましたが、こうして欧米人の旅行者に入れ替わる形で復活しているのかもしれません。
人気のゴーゴーバー!! キングキャッスルは健在!!
どうやらパッポン通りで最も人気のあるキングキャッスルは健在でした。当時から一番人気と言って良いほどの有名店です。
ちなみに、現在リニューアル工事のため仮店舗で営業しているようで、日本のゴールデンウィークの頃に新しくなってオープンするとのことです。
逆にキングキャッスルとそのグループ以外のお店は少し元気が無い印象でした。やはりバンコクで最も賑わっている歓楽街は、ソイカウボーイで間違いないのかもしれません。
日本人に最も人気の歓楽街はソイカウボーイ!!
やはりそういう意味では、現在日本人に最も人気の歓楽街はソイカウボーイで間違いないでしょう。特にスクンビットという立地も便利です。
そして、中でも超人気のゴーゴーバー、Bacarra(バカラ)の存在も大きいと思います。まるで日本と勘違いするほど、日本人客の多さに驚くでしょう。
しかし、個人的には歴史があり、少しだけ擦れた雰囲気のあるパッポンに魅力を感じます。よって、パッポン通りが昔のように賑わうことに期待していきましょう。
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パッポン通りの横行するボッタクリに注意!!
一般的には健全なお店が大部分を占めていると思いますが、中にはボッタクリが横行しているお店があります。そして、日本人はカモにだと思われているので注意しましょう。
また、「パッポンは二階のお店にボッタクリ店が多い」と有名です。特に通りの入口付近の客引きに案内されるお店にはついて行かない方が良いと思います。
中でもボッタクリで有名なお店は、セブンイレブンの隣の二階です。実際に何人もの日本人から騙された話を聞いているので、絶対に近寄らないようしましょう。
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パッポン通り(Pat Pong)に行こう!!
BTSサラデーン駅から徒歩3分ほど、バンコク都内でも有名な通りなので、タクシーでもパッポンの一言で通じると思います。
バンコク屈指の老舗歓楽街です。通りの両サイドにはゴーゴーバーやバー、飲食店、土産物店、マッサージ店などがズラリと並んでいます。
また、夕方頃には通りの中央に人気の観光スポット、ナイトバザール(夜市)が毎日出店することでも有名でしょう。また、隣の通り、パッポン2にもお店が沢山あります。
*追記 2019年5月頃、バンコクのゴーイズタウン、ソイトワイライトが閉鎖、パッポンにお店が移転してきており、今後は新しいジャンルのお客も増えるかもしれません。
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さいごに
パッポン通りは、バンコクでも歴史の古い歓楽街です。どうやらナイトバザールを中心に人気と客足を戻しつつあると言って良いでしょう。
私も次回の出張では、息を吹き返したパッポン通りのゴーゴーバーに行ってみたいと思います。素敵な出会いはあるかもしれません。
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