ワット・テープティダラーム バンコク旧市街の隠れた王室寺院を歩く!!

ワット・テープティダラーム (Wat Thepthidaram) は、バンコクの旧市街にある寺院で、タイ王室の認定を受けた格式の高い第3級王室寺院です。

ワット・ポーのような観光地化された寺院とはまた違った魅力があります。ということで、今回は、下町の名刹、ワット・テープティダラームについて、記事にしたいと思います。

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ワット・テープティダラーム (Wat Thepthidaram)バンコクの隠れた名刹!! 王室寺院を歩く!!

バンコク旧市街の名刹!! ワット・テープティダラームを歩く!!

 ワット・テープティダラーム

タイ国内には35,000以上の仏教寺院があり、国民の9割以上が仏教徒と言われています。また、老若男女に関わらず、熱心な仏教徒が多いことでも有名でしょう。

バンコクの中華街、ヤワラート通りから旧市街に向かって歩いていると、一つの寺院を発見しました。三大寺院のような観光地化された寺院ではありませんが、美しく魅力的な寺院です。

しかし、地元のタイ人の信仰の対象としては有名な寺院で、歴史のある名刹だと思われます。これだけキレイに整備されているのはある意味で参拝者が多く、寄附が集まる証拠です。

私の訪れたお昼の時間帯は意外にも閑散としていましたが、これぞ寺院本来の持つ静けさがあり、より荘厳さを感じることができました。

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王室の認定を受けた第3級王室寺院!?

 ワット・テープティダラーム

タイの寺院の中には、タイ王室の認定を受けた王室寺院が存在します。ワット・ポーワット・アルンなどは、最も格式の高い第1級王室寺院です。

ワット・テープティダラームは第3級王室寺院で、3級の意味は一般の人が王族のために建てた寺院で、建立後に王室の認定を受けた寺院になります。

ちなみにこの寺院の歴史は、1839年ラーマ3世の治世時代、彼の最愛の娘のために、タイ様式と中国の建築様式を合わせて建立されました。

中国との貿易で莫大な利益をもたらしたラーマ3世の時代は、大きく中国の影響を受けた時代です。また、この寺院が中華街に近い場所にあるのも建築様式に影響を与えた理由かもしれません。

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美しい寺院!! 隠れた名刹ワット・テープティダラームの魅力とは!?

 ワット・テープティダラーム

全体的に白を基調とした美しい寺院ですが、落ち着いた雰囲気がすばらしいと思います。また、本堂の屋根の細かい装飾が見事で、バツグンの見応えです。

バンコク都内にはこのような隠れた名刹が沢山あります。観光地化された有名な寺院も魅力的ですが、私は個人的にこういった地域に根付いた寺院が好きです。

また、一般的には旅行者が訪れない寺院をゆっくりと静かに参拝するのも趣があり、下町の雰囲気を感じながら街歩きをするもタイ旅行の醍醐味ではないかと思っています。

そして、タイは特にリピーターの多い国です。きっと一般的な観光スポットを一通り訪れた人にもおすすめの場所と言えるでしょう。

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ワット・テープティダラーム(Wat Thepthidaram)に行こう!!

住所:Soi Samran Rat, Samran Rat, Phra Nakhon, Bangkok, Thailand

参拝時間:8:00〜18:00頃!?

MRTが延伸される前はヤワラート通り(チャイナタウン)周辺から歩いて向かいましたが、現在はMRTサムヨット駅から徒歩10分ほどでしょう。

周辺はバンコクでも旧市街と呼ばれ、古い街並みが残っています。私は今回、タイのお守り、プラクルアンで有名なワット・ラチャナダラームに行く途中に立ち寄りました。

また、ジャイアントスイングで有名なワット・スタットも徒歩圏内にあります。よって、これらの名刹を一緒に観光するのも良いのではないかと思います。

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さいごに

タイには有名な観光スポットが沢山あります。特にバンコク周辺は、現在のチャクリー王朝が成立した都市なので、歴史的にも重要な場所です。

また、近年はMRTやBTSの延伸で、以前はアクセスの悪かったエリアも交通の便がよくなり、手軽に観光ができるようになったので、積極的にローカルエリアを訪れるのもおすすめだと思います。

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