ミズオオトカゲ が優雅に泳いでいます。バンコクの国鉄ファランポーン駅の裏にある運河沿いを歩いていると、巨大な生物に遭遇しました。
タイでは名物とも言われている大型のトカゲです。ということで、今回は、バンコクでも繁殖が問題になっているミズオオトカゲについて、記事にしたいと思います。
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ミズオオトカゲ!? バンコクの運河で遭遇!! ファランポーン駅裏の下町を歩く!!
この記事の目次
タイ名物!? 巨大なミズオオトカゲの泳ぐ運河を歩く!!
バンコクの国鉄ファランポーン駅から旧市街に向かって歩いていると、旧市街を囲むように運河が流れています。この運河を渡ると一帯は漢字の看板が溢れるチャイナタウンです。
このエリアは、バンコク都内でも特に歴史が古く、私が学生時代にバックパッカーとして滞在していた思い出の深い場所で、今でも当時と変わらない光景が広がっています。
運河の周辺は以前よりも整備され、上の写真のようなキレイな橋がかかっています。これぞ下町という雰囲気とのコントラストも魅力的でしょう。
また、東洋のヴェネチア、水の都とも呼ばれ、縦横に張り巡られ運河は、自動車が普及した現代でも庶民の交通の足としても利用されているのです。
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巨大なミズオオトカゲに遭遇!!
私が運河の流れを見ながら歩いていると、側溝から何かが飛び込む音がしました。思わず下を見ると、巨大なトカゲが優雅に泳いでいます。
これが噂に聞くミズオオトカゲでした。おそらく頭から尻尾の先までは2メートル以上はあるのではないでしょうか!? しかし、その体の大きさの割には器用に運河を泳いでいます。
前にバンコク郊外の寺院の池で小型のミズオオトカゲを見たことはありましたが、このサイズは初めてです。特に爬虫類が好きという訳ではなくてもこれはテンションが上がります。
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タイでミズオオトカゲの繁殖!! 大きな問題に!?
タイの各地でミズオオトカゲの過剰な繁殖が問題になっています。実はバンコクの中心部でも同様で、個体数が急激に増えているようです。
特に野生のミズオオトカゲが普通に生活しているルンピニー公園では、増えすぎたトカゲをタイ当局が捕獲する作戦も行われています。
私も最近公園内を我がもの顔で闊歩しているオオトカゲを見た時にはさすがに驚きましたが、実は旅行者にも人気で、このトカゲを見るために公園に訪れる人もいるようです。
しかし、元々ミズオオトカゲはおとなしい性格らしく、基本的には人に危害を加える心配はありません。確かに爬虫類が苦手な人はゾッしますが、意外にもかわいい顔をしていました。
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タイの希少な野生動物の密輸が問題に!?
タイの空港や日本国内の空港でも発覚しますが、タイの希少な動物の密輸が問題になっており、つい最近も日本の女子大生がタイのドンムアン空港で逮捕されています。
タイでは安価なカワウソなどを日本に持ち込んで高額転売によって、暴利を貪っている業者がいるようで、この女子大生もバイト感覚で犯罪を犯したのではないかと思います。
しかも希少動物の赤ちゃんをスーツケースに雑に詰め込むので、日本到着時には半数以上が死んでしまうこともあるようです。
もちろんこれらは完全に犯罪です。倫理的にも許すまじき行為ですが、旅行感覚、軽い気持ちで手を染める人も少なくないようなので、絶対に手を出さないようにしましょう。
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バンコク都心の発展と共に!!
以前はこれぞ下町という雰囲気だった運河沿いにも大きなコンドミニアムやホテルが建設され、バンコク都心の開発の波が押し寄せています。
このような開発が進むにつれて、ミズオオトカゲのような野生動物や元々生息していた動植物の生息範囲も狭まっていくでしょう。
都市化が進み、便利になる事は良いことですが、同時に自然が無くなることも考えなくてはいけないのかもしれません。
しかし、バンコクにはまだまだ多くの自然が残っています。また、古き良き街並みや屋台文化など、私の学生時代と変わらない光景が残っているのも大きな魅力だと思います。
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さいごに
バンコクの運河沿いを歩いていると、時には巨大なミズオオトカゲに遭遇することもあります。これは開発が進むバンコクにもまだ自然が残っている証拠です。
そして、ファランポーン駅の周辺にはまだまだ古い街並が残っています。こういう何でもない下町を歩いてみることもタイ旅行の醍醐味なのかもしれません。
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