バイク事故 に注意が必要です。タイ旅行ではバイクをレンタルして観光地を回る旅行者も多いのではないでしょうか!?
しかし、タイは世界でも最もバイク事故が多く危険な国です。ということで、今回は、タイのバイク死亡事故について、記事にしたいと思います。
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2018年タイのバイク死亡事故が世界1位!! 旅行者も多発するバイク事故に注意!!
この記事の目次
2018年タイのバイク死亡事故が世界1位!!
なんとも不名誉な世界1位ですが、タイ運輸局は、2018年タイ国内で発生したバイクの死亡事故が2万2,000件を上回り、世界最多だったと発表しました。
これを受けて、年末年始にはタイ警察も交通事故の取り締まりを強化していますが、強化の甲斐もなく事故が多発、また、8割はバイクの事故だった模様です。
もともと交通事故が多く、自動車を含めた交通事故では、人口10万人あたりに占める事故の割合がアフリカのリビアに次ぐ2位と、こちらも不名誉な結果を残しています。
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タイはなぜ交通事故が多いのか!?
タイで交通事故が多い理由は、そもそもの車両の整備不良が問題です。また、交通違反者に対する罰則がとても軽いことも問題の本質と言えるでしょう。
そして、タイはバイクの利用者がとても多く、国内の登録台数は2,000万台以上と言われています。これはタイ国民の約3人に1人がバイクを運転している計算です。
加えて、タイ都心部よりも地方の方が事故が多いのは、道路の状況が悪いからでしょう。確かに観光で訪れたバンコク都心でさえ道路状況の悪さを実感してしまいます。
もちろんタイ人の運転マナーが相当荒く、バイクの交通ルールも日本とは比較にならないほど緩いことも根本的な理由でしょう。
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飲酒運転に注意!!
タイは飲酒運転をしているドライバーがとても多いです。時にはバンコクのスクンビットでもバイクタクシーのドライバーが路上で酒盛りをしている姿を目撃します。
仕事終わりにお酒を飲んでいるのかと思いきや、夜間の酒盛りの最中に普通にお客を乗せて仕事をしているタイ人もいます。
また、お酒を飲み終わると普通にバイクに乗って帰宅していく姿も飲酒運転に厳しい日本人にはにわかに信じられません。
もちろん旅行者がレンタルバイクを運転する場合には絶対に飲酒運転はいけませんが、ある意味飲酒運転が多発しているタイの雰囲気に流されないように注意が必要でしょう。
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まるで自転車!? タイのバイクの交通ルールとは!?
私もバイクタクシーを普段から利用しますが、バイクに乗車時の交通ルールがイマイチ不明で、自動車が赤信号で止まっていても平気で通過して行きます。
右折や左折のルールも日本のバイクとは大きく異なり、まるで日本で言うところの自転車のような感じでしょうか!?
また、地方ではヘルメットすら被っていない運転手も多く、中には2人乗りはもちろん3人乗りや4人乗り、それ以上で普通に走っているバイクを目撃することも日常の姿です。
旅行者がバイクをレンタルする時にもスポートを提示すれば普通に借りれます。本来ならば国際免許やタイ国内のバイク免許が必要なはずです。
しかし、実際にはレンタルショップで免許の提示を求めるお店はほとんどありません。1日100〜200バーツの料金とデポジットで借りることができるでしょう。
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タイでバイク事故を防ぐために!!
このバイク死亡事故世界一を受けて、タイ政府は2020年よりバイクメーカーに対し、アンチロックブレーキシステム(ABS)の搭載を義務化する方針を固めました。
このABSの通常搭載が普及すれば、5年後には年間の死亡件数が6,000〜9,000件減らすことができると予測されています。
しかし、実際には運転する人のモラルやマナー、国内の道路状況が大きく改善しないことには、大幅な減少は難しいのも事実でしょう。
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注意喚起!! ソンクラーンは交通事故が多発!!
毎年4月のソンクラーンの時期には交通事故、飲酒運転による死亡事故の多発がタイの社会問題になっています。
タイのソンクラーン(水かけ祭り)は、世界的にも有名なので、毎年世界中から観光客が訪れ、必ず観光客が巻き込まれる事故も発生しているのです。
加えて、タイの若者同士の抗争やケンカも問題になっています。国中がお祭りモードで浮き足立っているので、このように様々なトラブルにも注意が必要でしょう。
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さいごに
タイのバイク死亡事故の件数が世界1位になってしまいましたが、確かに交通事故が多く、とても危険な運転をするドライバーが多い国です。
バイク事故ではないですが、2017年には日本人旅行者が巻き込まれる死亡事故も発生しています。よって、タイ旅行では特に交通事故に注意するようにしましょう。
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