パタヤビーチ は、タイでは海に入れないビーチリゾートとしても有名ですが、実は日本人旅行者には、この事実はあまり知られていないでしょう。
確かにビーチロードを歩いていても海で泳いでいる人の姿は見かけません。ということで、今回は、パタヤビーチの真実について、記事にしたいと思います。
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この記事の目次
バンコクから最も近いビーチリゾート!! パタヤビーチとは!?
パタヤは、私たち外国人にはバンコクから最も近いビーチリゾートとして有名ですが、実は一番近いビーチにバンセンという場所があります。
しかし、基本的には外国人旅行者の姿はほとんど見かけません。よって、外国人の認識では、パタヤビーチが最も近いビーチリゾートと言っても良いでしょう。
そして、タイ国内で一番の人気と豊富なアクティビティという観点からもバンコク旅行とセットで訪れる価値も高いと思います。
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パタヤビーチの開発と歴史とは!?
パタヤの街が発展したきっかけは、約50年ほど前のベトナム戦争でアメリカ軍がラヨーン県の空軍基地を使用していたことから、保養地として開発が始まったからです。
前線から一時休養に訪れるアメリカ兵のために宿泊施設や商店、飲食店が集まってきます。そして、娯楽地としても急ピッチで発展することになりました。
また、バンコクから近いことも理由で、タイ国内からも旅行者が訪れるようになり、結果的には当時タイ最大だったホアヒンを抜いて、一大リゾート地へ変貌します。
一時は不景気に見舞われた時期もありましたが、近年では中国を中心にアジアからの旅行者が大挙したことで、賑やかなリゾートとして復活を果たしました。
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パタヤビーチで海に入る人はいない!?
パタヤと言えば、ビーチリゾートです。海をイメージする人も多いでしょう。しかし、実際にはパタヤビーチで遊泳している姿はほとんど見かけません。
時々欧米の旅行者や地元のタイの人々が海に入っている姿を見かけますが、日本人旅行者で入る人はほとんどいないと思います。
実際にビーチの砂浜から海を見ると、お世辞にもキレイとは言えません。完全にパラソルの下でビールを飲みながらまったり過ごす場所になっています。
よって、海で泳ぐよりもホテルやコンドミニアムのプールの方がキレイで清潔なので、個人的には日中に海に行くことはありません。
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パタヤビーチはなぜ海に入れないリゾートになったのか!?
それでは、パタヤビーチはなぜ海に入れないリゾートになったのでしょうか!? この理由は、20年ほど前まで下水や生活排水を海に垂れ流していたからです。
現在は下水処理施設で浄化してから排水するようになりました。しかし、一度汚れた海はすぐにはキレイになりません。また、全て処理されているのかも疑問です。
加えて、タイ湾の海流がタイ南部のサムイやホアヒン、バンコクを周回してパタヤ湾に流れ込んできます。
よって、バンコクのチャオプラヤー川の河口やレムチャバンといった港を通ってくる間にどうしてもゴミや不純物を巻き込み、水が汚れてしまうという理由もあるのです。
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パタヤでキレイな海を求めるならラン島へ!!
このようにパタヤビーチは、遊泳する海では無くなってしまいましたが、バナナボートやパラセイリング、高速ボートなどのマリンスポーツは楽しむことができます。
また、パタヤでキレイな海を求めるならば、フェリーで30分で行くことができる人気の観光スポット、ラン島がおすすめです。
ウォーキングストリートの先にあるバリハイ桟橋から90分に一本のペースで船が出ているので、手軽に島まで行きことができます。
せっかくビーいリゾートに来たのに海を見てガッカリした人も少しだけ足を伸ばせば、想像通りの南国リゾートを味わうことができるでしょう。
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パタヤビーチのビーチロードで大規模な工事!!
2019年現在、パタヤビーチのビーチロード沿いで大規模な工事が行われていました。どうやら洪水対策のための排水管工事のようです。
ちなみに工事の範囲は、ビーチロード北部のDusit Thaniホテル周辺からビーチロード南部のウォーキングストリートまでの広範囲で行われています。
また、2020年の2月頃までに完了する予定ですが、それまでは通行止めや交通制限にも注意が必要かもしれません。
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新型コロナの影響で旅行者激減!! パタヤビーチがキレイに!!
2020年新型コロナの感染拡大による旅行者の激減によって、壊滅状態のパタヤの街ですが、その反面ビーチがかなりキレイになったとの噂です。
どうやらカセサート大学のトン・タムロンナワサワット教授も過去15〜20年間見てきたパタヤビーチの姿の中で、現在が最も美しいと自身のFacebookに記しています。
やはり自然の浄化能力は凄いものです。教授の話では水は澄んでいる、ビーチにゴミもなく、遊歩道も美しく、これまでの汚れたビーチが嘘のようだとも話しているようです。
よって、現在パタヤを訪れる機会のある旅行者は、ここ数年間で最もキレイなパタヤビーチを見えることができるチャンスということになります。
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さいごに
タイ最大のビーチリゾートは、実は海に入ることができないという事実を覚えておくと良いでしょう。正確には入ることは可能ですが、イメージするようなリゾートではありません。
特に日本人にはキレイには感じないでしょう。しかし、パタヤにはそれを上回る豊富なアクティビティがあります。これが魅惑の街パタヤの一番人気の理由なのです。
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